【受験生におすすめ】日記をつけてストレスに対処
何かイライラする。
勉強が進まなくて焦ってしまう。
本当に合格できるか不安になってきた。
そんな受験生こそ日記をつけてみませんか。
今回は、受験生に向けてメンタルを安定させるための日記術を紹介したいと思います。
Contents
1.日記で気持ちが落ち着く?
受験生として必死に勉強すればするほど、気持ちが追い込まれていく人もいるのではないでしょうか。そんな受験生に日記をおすすめしたいと思います。日記には書くことで気持ちが落ち着くという効果があるようです。
学生に対して、振り返り日記を書いてもらった結果、不快感や緊張が改善されたという調査があります。振り返り日記には、その日の出来事や、そのときの感情、感覚などを書いてもらいます。学生は、30日のあいだ毎日日記を書き、その日記を送りました。
その調査によると、日記を書く前と後で、緊張や不快感が緩和されたり、疲労や怒りが減ったりしたそうです。
多くの受験生はストレスを抱えています。日記を書いて、気持ちを落ち着かせませんか。
『振り返り日記が精神的健康に及ぼす効果の検討』について詳しく知りたい方は、下記のリンクをご参照ください。
2.日記をつけるメリット
ここから、日記をつけるメリットについて書いていきたいと思います。
① 自分の感情を振り返ることができる
振り返り日記を書いた学生の精神的健康が良くなったという調査を紹介しました。そのなかで、日記を書いた学生が、日記を書いて良かった点として、普段見逃している自分の感情に気づいたということをあげていました。自分の感情はわかっているようで、意外とわからないものです。感情を振り返ることによって、自分は実は怒っていたんだと気づくこともあります。
② 調子の波がわかる
急に勉強のやる気を失ったり、集中できなくなることはありませんか。そのときに、日記をつけていれば、原因をさぐることができます。例えば、いつも雨が降っているときや気圧が下がっているときに、調子を崩していることが判明するかもしれません。特に、生理との関係を見直すとよいかもしれません。私は、生理の前は、とてもイライラするタイプです。思い返すといつもそうなので、イライラしたときも、生理だなぁと受け流すことができるようになってきました。自分の調子の波を把握するためにも、日記を活用してみませんか。
③ 書くことで冷静になれる
感情や出来事を書くことで冷静になれます。頭のなかで、嫌な出来事について考えると、イライラした感情を持て余すことになります。書くことで、一旦感情や出来事を外に取り出すことができ、客観的に考えられるようになると思います。私も、嫌な出来事があると、ノートにそのことについて書いてみることがあります。書く前は、とてもイライラしていたのが、書いた後はすっきりします。書き出すことによって、冷静になれるので、ぜひ試してみてください。
3.日記を続けるためには
ここまで、受験生に日記をおすすめする理由を書いてきました。しかし、いざ日記をつけようとすると、続かないという人も多いのではないでしょうか。私も、何回も3日坊主で終わりました。そんな人に向けて、日記を続けるために、何をしたらよいのかお伝えします。
① やることをシンプルにする
非常に重要です。よし、日記を書こうと決めて、絵も書こう、その日の天気も書こう、6行以上書こうとどんどんやることを追加する方はいませんか。私もこれで一回失敗しました。今まで、習慣にないことをやり始めるのは大変です。まずは、毎日書く、1行書くなどハードルは下げに下げて、ルールを設定しましょう。私は毎日書く以外のルールを撤廃した結果、日記が続くようになりました。ともかく、ルールはシンプルに。
② 日記を書く時間を設定する
日記を書く時間を決めるとよいかもしれません。ある調査によると、日記を辞めた理由の第一位は、「忙しくて暇がなくなったから」だそうです。夜寝る前、風呂に入る前、夕食を食べた後、など具体的に時間を設定するとよいでしょう。きちんと、書く時間を確保することで続けるようになると思います。
参考にして調査、「日記行動が持つ青年期的意義と心理的効果についての探索的研究」について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。
③ 書きやすい環境を準備する
日記を書きやすい環境を用意しましょう。自分にとって楽な方法で、日記を書いていきましょう。例えば、日記を書く手帳は手に取りやすいところに置くとよいと思います。また、自分がよく使うものを利用するとよいかもしれません。私は、パソコンで日記を書くようにして、日記が続くようになりました。スマホやパソコンを開いたついでになど、何かのついでに書けるようにするとよいかもしれません。
4.日記帳の種類を紹介。
手書きの日記帳には、自由日記、連用日記、目的別日記と分かれているようです。受験生におすすめな日記帳を、3種類に分けて紹介したいと思います。
自由日記
自由日記は、罫線が引かれているだけの、シンプルなノートのものです。勉強用のノートを使ってもよいかもしれません。日付が書いていないので、毎日書けなくても、つなげて書き続けることができます。
連用日記
連用日記は、その日のページに、1年目、2年目、3年目、、、と数行ずつ書いていく日記です。例えば、7月1日のページだったら2022年、2023年、2024年の分を同じページに書いていきます。こうすることで、去年の自分がその日付に何をしていたかわかるようになります。受験勉強を始めたときの、自分の気持ちがわかるかもしれませんね。
目的別日記
目的別日記は、何かの目的のために書く日記です。勉強日記もこれにあたるかもしれません。目標を書き込めるようになっているものもあります。
まとめ
今回は、受験生におすすめな日記について書きました。大学受験を頑張れば頑張るほど、ストレスも増すもの。日記を使って上手く、ストレスと付き合ってみましょう。
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