現役医学生が後輩に伝えたい試験の心得⑥
~入試会場での過ごし方~
みなさん、こんにちは。ペンを握る手も冷たくなるような寒い日が続きますね。
前回はメンタルのキープ法についてお話しました。
今回は、入試会場での有意義な過ごし方についてお話します。
誰とも話さない
みなさん、トイレ休憩やお昼休みに周りに高校や塾の友達を見つけて盛り上がっていませんか?
数多くの受験会場で、合間に廊下で盛り上がる受験生たちを見たことがあるかと思います。
絶対に仲間入りしないでくださいね。
理由は、2つあります。
1つ目は、答え合わせが始まったりマウントの取り合いが始まることがあるからです。
友人A「大問2の1問目、答え何になった!?」
自分以外「あ〜あれ2だよね!!」
自分「(え? 8じゃないの…?? どうしよう。解けてない…。。)」
ってなる可能性があります。でもこれ、結局誰も答えわかってないですよね?
「8」と解答した自分が合ってることだって大いにあり得ます。
不毛な会話によって自分のメンタルを消費するのはやめましょう(笑)
2つ目は、端的に言って時間のムダだからです。
一人ぼっちで会場内で緊張していたら、そこで会った友人が救世主のように感じるかもしれないし、自分の不安を離したくなる気持ちもわからないでもありません。
でも、別に友人と話したからって点数が上がるわけじゃありません。
むしろ、その時間に他のライバルたちはノートを見返して点数を上げようと必死になっています。
今すぐ席に戻りましょう。
試験会場の行き帰りの要注意
試験会場の行き帰り、友達と待ち合わせてないですか?
本当にやめましょう。行くときに相手が遅刻して自分も共倒れなんてこともあります。
帰りに答え合わせをして、自信のあった問題にまで不安を抱くことに繋がりますし、最悪明日の点数にも響いていきます。
どんなに仲良くても、受験に関してはただのライバルです。
あっちが合格して自分が合格しないなんてことあり得ますし、その逆も然り。
気をつけましょう。
そして、帰りに大手医学部受験予備校のスタッフが解答速報を試験会場の外で配っていることがあります。
もらわずとっとと帰りましょう。
もらってその場で不安なところを解消しようとしたり、家に帰って自己採点するのなんてただの時間のムダです。
その答えが合ってる保証なんてどこにもありません。ただし、問題を持ち帰れなかったり、宅浪の人が復習に使うのにはアリだと思っています。でも、私は一切持って帰りませんでした。メンタル弱いので(笑)
結局信じられるのは自分だけ
試験会場で周りがどんなに頭良さそうに見えても、自分の解答に自信がなくても、
結局信じられるのは自分だけなのです。
私はどの大学の入試でも全科目に自信を持って答えられたところはなかったし、
ましてや「これは受かった!」と思った入試なんて1つもありません。
でも受験した大学全て合格しました。
それは、プレッシャーを跳ね除けて、目の前のことに集中したから。
みなさんも心を強く持って、合格を勝ち取りましょう。
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