現役医学生が後輩に伝えたい試験の心得⑤
~メンタル激弱の人向け~
みなさんこんにちは。早いもので2月に入りましたね。
前回は受験会場に持っていって欲しいものについて書きました。
今回はメンタルがテーマです。
もうすでに医学部受験では一次試験も続々と終わり、二次試験に進んでいる人もいると思います。
そんな中で、一次試験がまだどこも受からない、どうしよう、と焦っている人もいると思います。
また、一次試験は合格したものの、二次試験を受けるとどこも合格をもらえない、良くても補欠合格、という人もいるかと思います。
また、極度の心配性、緊張してしまう性格のために本番で力を出しきれない人もいますよね。
そんな人たち向けに、メンタルキープ法をご紹介していきたいと思います。
まずは外から整えてみよう
メンタルをやられると、身の回りのことに手が回らなくなります。
例えば、
・洋服に無頓着になって何日間か同じ洋服を来ていた
・食事を抜かしがちになっている
・好きだった趣味のことを一切忘れてしまっている
こうなっていると、メンタルがかなりやられている可能性があります。
一度、自分の状況を冷静に見つめ直しましょう。
たとえ受験シーズンが始まったからといって日々の生活を疎かにすると、その分心の疲労が溜まっていきます。
毎日3食ご飯を食べ、お風呂に入り、リラックス時間を少しでもいいから持つ。
私のオススメは、好きな香りのアロマを使うことです。
メンタルがやられて涙が止まらなくなった時、私はベルガモットの香りのアロマオイルをアロマランプに垂らして寝ていました。心が落ち着いて、翌朝スッキリと目覚めることができるようになりました。
よければお試しください^^
心を整える
受験でうまく結果が出ないと
「こんなに頑張ったのに1年が無駄になる」「周りがこんなにサポートしてくれたのに申し訳ない」
といった気持ちになる人もいると思います。
たしかにそうなんですよね。一次試験でも二次試験でも、不合格の三文字を見ると自分の全てを否定された気持ちになります。
でもここで心に留めておいて欲しいのは、決して
「あなたの人間性ややってきたことを全て否定しているわけではない」ということです。
そして、「医学部に合格することが全てじゃない」という気持ちを必ず持っていてください。
医学部に合格しないと死ぬっていう人は多分いません。家族からのプレッシャー、自分自身へのプレッシャーで押しつぶされそうになる人は沢山いると思います。
杏林大学の受験の時も書きましたが、医学部受験は数十倍の狭き門ですし、開き直りが肝心です(笑)
受験者の中で、合格しない人たちの方が圧倒的多数なんです。その人たちは多くが医師になるという道を諦めて違う道に行くと思います。
みなさんの人生は医学部に合格しなかったからといって終わるわけじゃありません。
その先も長く続いていきます。諦める心が必要と言っているわけではなく、
「医学部に合格することが全て」という感情を取っ払って受験に望んで欲しいんです。
焦って感情的になって受ける試験では、試験問題を読む目が上ずってミスの数が増えると思います。
前を向いてポジティブな気持ちで挑めれば、面接にも有利に働きます。
一人じゃないから大丈夫
この時期に、うまくいかないと自分を責めることも周りに当たることも増えます。
でも、一人じゃないから大丈夫です。医学部に合格した先輩たちはみんなその道を通ってきました。
辛い経験を超えた先に、成長と幸せが待っています。
みなさんに春が早く訪れますように。
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