文系でも医学部の再受験は突破できる!合格の秘訣とは?
みなさんこんにちは。
今日は医学部再受験をテーマに、その中でも文系の人が再受験する際のコツについてお話ししたいと思います。
文系が医学部再受験を目指すには?
文系の人にとって1番の関門は数学と理科の科目かと思います。その中でも数Ⅲをどう勉強しようかと悩む人が多いです。
数Ⅲを勉強せずに合格するための道を紹介します。
① 数Ⅲが出題範囲でない医学部を受験する。
国公立ではほとんどの大学で二次試験にて数学が課されており、数Ⅲも出題範囲となっています。しかし弘前大学だけは数Ⅲが出題範囲となっていません。そのため共通テストのレベルを超えた勉強をせずとも合格できるチャンスがあります。
しかし国公立であるため、そもそも共通テストで合格圏内のボーダーラインを超える点数が必要となってきます。河合塾のHPを見てみると、合格可能性80%を達成するためには、共通テストで81%の得点率が必要となってくることがわかります。数Ⅲを勉強しない代わりに、他の科目を満遍なく勉強しましょう。
では私立医学部はどうでしょうか?今のところ近畿大学と帝京大学、昭和大学が数Ⅲなしで受験できます。
特に帝京大学の場合は英語は必修であるものの、数学(数Ⅲ除く)・物理・化学・生物・国語(古文・漢文除く)の5科目のうち2科目を選択し、計3科目での受験が可能です。また昭和大学も英語、理科2科目が必須ですが、残り1科目は数学か国語(現代文のみ)を選べます。これは文系再受験生にとっては大きなチャンスとなります!詳しくは帝京大学のHP、昭和大学のHPをご覧ください。
②共通テスト利用入試を受験する。
これは私立医学部のみの話になります。一般入試の枠ではなく、共通テストを利用した入試を指しています。医学部の一般入試では、マニアックな問題を出題する大学も数多くあります。その点、共通テストを利用すれば、標準レベルの勉強をこなしていれば合格できる可能性が十分にあります。共通テスト利用入試を行なっている大学の中から、自分に合った大学を見つけてみましょう。
文系再受験生が攻略するべき試験内容
ではどう勉強を進めていけば良いでしょうか?
勉強時間の確保の仕方やスケジュールの組み方などは以前書いたこちらの記事をご覧ください。
ここでは、再受験生ならではの悩みである面接対策についてお話ししたいと思います。
文系の再受験生にとって、受験科目よりも大事なことは面接を攻略することだ、と言っても過言ではありません。
どんな理由で医学部を受験しようと思いましたか?
「親が医者だから」
「医師になる夢を諦められないから」
「自分が病気になったから」
…などなど、人によって理由はさまざまです。
理系の再受験生であれば、何かしら医学と絡めたことを面接で言いやすく、面接官も納得してくれることが多いです。
さらに面接官からしたら、理系の科目を全く勉強してこなかった受験生を合格させることは少し心配だという気持ちもあります。
今まで大学で理系科目を勉強していなかった人がそこまでしてどうして医学部に入ろうと思ったのか、その理由を道筋立てて言えるかが大きなポイントになってきます。
受験勉強が順調に進んでいたら、受験シーズンに入る直前の11~12月の間に、隙間時間で面接に向けた対策も行なっていきましょう。
文系再受験生でも医学部に合格できる
いかがでしたか?
文系出身だからと医学部を諦める必要は全くありません。むしろ畑違いのことをしていたからこそ、違う視点からの考え方を同期や患者さんに共有することができるはずです。
私の友人で、文系から帝京大学に再受験で合格した人もいますし、今の大学の同期にはセンター利用入試で合格した人もいます。
焦らず、粘って合格を勝ち取ってください!!
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