受験勉強の効率が大幅UP!おすすめの手帳5選と使い方
手帳は自分の時間ややるべきことを管理するのに便利で、さまざまな種類のものが売られています。
受験勉強をしている方の中には、手帳を買って役立てたいけれど、どんな手帳がいいのか分からない、どのように手帳を活用したらいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、受験生にはどんな手帳がおすすめなのか、手帳を使う目的もふまえた上で紹介します。
Contents
受験生が手帳を選ぶときのポイントは?
ウィークリータイプがおすすめ
受験生が勉強に使うための手帳を選ぶときは、「ウィークリータイプ」がおすすめです。
これは、ウィークリータイプは、1日ごとの内容をある程度細かく書き込むことができ、さらに1週間を見渡すことができるためです。
手帳には、主に、マンスリータイプ、ウィークリータイプ、デイリータイプの3種類があります。それぞれの代表的な機能は、以下のようになっています。
- マンスリータイプ:月間カレンダー+ノートとして使えるページ
- ウィークリータイプ:月間カレンダー+1週間の予定を見開きで管理できるページ
- デイリータイプ:月間カレンダー+1日1ページ
ウィークリータイプは、マンスリータイプより1日ごとの記入スペースが多く、さらに1週間分を見開き1ページで管理できるようになっています。
起きている時間すべてを管理できるタイプを選ぼう
ウィークリータイプの中にも、いくつか種類がありますが、受験生の手帳選びでポイントになるのは、細かく時間管理がしやすく、かつ起きている時間は全て管理できるものを選ぶことです。
そのためにおすすめのタイプは2つあります。
1つ目は「バーチカルタイプ」です。
このタイプは、縦に時間軸がついていて、1時間を1行ずつで管理できるようになっています。
主にビジネスで使われているタイプので時間の管理がしやすい一方で、8:00~22:00の時間軸が一般的です。
受験生は起きている時間を全て見渡すことが重要なので、24時間の時間が書いてあるもの、もしくは早朝から深夜までの時間が書いてあるものを選びましょう。
2つ目は「週間レフトタイプ」です。
このタイプは、右ページがノートページになっていて、左ページで1日ごとのスケジュールが管理できるようになっています。
1時間ごとの時間軸が入っているものといないものの両方があります。時間軸ありのものを選ぶ場合、こちらも、時間軸が起きている時間をカバーしている手帳にしましょう。
フリースペースが多いタイプが使いやすい
次のポイントは、余白が多いタイプを選ぶ、ということです。
先ほど紹介したバーチカルタイプの中には、各日にちのバーチカルの欄以外、書き込むスペースがないタイプがあります。
受験生が手帳を使う上では、単なる時間管理ではなく、1週間まとめてのToDoリストを作ったり、1週間の勉強の振り返りをしたりすることにも使うでしょう。
時間管理以外の用途で使うことができるスペースがある手帳を選ぶことをおすすめします。
勉強時間の可視化には方眼が便利
さらに、勉強時間の管理を細かく行うためには、方眼のタイプを選ぶと使いやすいです。
これは、方眼のマス目を活用することで勉強時間を「見える化」できるからです。
例えば、手帳の方眼を1マス1時間として、教科ごとに色の違うマーカーで勉強した時間を塗りつぶせば、見るだけで教科ごとの勉強の時間配分が分かります。また、勉強時間の長さにこだわりすぎるのは良くないものの、自分がどれくらい勉強したのか分かるので、モチベーションのアップにもつながります。
持っていて気分が上がるものを使おう
最後のポイントは、持っていて嬉しくなる手帳を選ぶことです。手帳は毎日持ち歩いて何度も開くので、だんだん相棒のようになってきます。
だからこそ、色やデザインが好みなものを選ぶことは、少しでも楽しんで受験勉強をするためにも大切なのではないでしょうか。
ぜひ自分がワクワクできる手帳を選んでください。
手帳を使う目的は?
どのような手帳が使いやすいのかと同じくらい、もしくはそれ以上に大切なのは、何のために手帳を使うのかという目的を持って手帳を使うことです。手帳をどのように受験勉強に役立てるのか、主な5つを紹介します。
勉強の計画を立てる
1つ目は、勉強の計画を立てることです。
月単位、週単位、日単位で見通しを立てるようにしましょう。
まずは月単位で、行事や模試などの日程を把握して、月間カレンダーのページに書き入れましょう。それらの予定を踏まえ、どのくらい勉強時間をとれるか把握したら、入試の日から逆算し、教科ごとの目標を書いておきます。
少なくとも2, 3ヶ月先までは見通しを立てておき、必要に応じて修正をしていくことが、計画性と柔軟性両方のために大切です。
月の初めになったら、その月の目標をふまえ、各週に何をするか、参考書の章の数のレベルでできるだけ詳細に予定を立てます。このとき、少し余裕のある計画を立てることが大切です。
もしかしたら、勉強するうちに思わぬ苦手分野が見つかったり、急に学校の予定が入ったりするかもしれません。
予定より多く勉強することは全く問題ないので、少しすくないかな、と感じるくらいで予定を立てていきましょう。これはウィークリーのページの時間軸の欄以外に書き込むと良いと思います。
次に、日曜日などに、次の週の1日ごとの計画を立てます。
まず、ウィークリーの時間軸の欄を使い、勉強に使える時間を明確にします。これは、勉強に使えるはずの時間を無駄にしないために大切です。
そして、週単位での計画をもとに、1日何ページ何を進めるのか、など、各日にやることを決めていきましょう。1日ごとのやるべきことは、ウィークリーページの余白などに書き込むようにします。
勉強の記録をする
手帳を使う2つ目の目的は、実際に行った勉強を記録することです。
記録をするときは、ウィークリーページの時間軸の欄に、教科と時間の長さが見てわかるように記録します。記録を行うことで、どのくらい勉強しているのか、そして教科ごとにどれくらい勉強しているのか、把握できます。
また、解き直す問題を書き留めておいたり、見直すべき範囲のメモなど、勉強の内容の振り返りも、適宜書き込むようにしましょう。
勉強の時間配分を調整する
3つ目のポイントは、勉強の時間配分を調整することです。
先ほど、勉強時間の管理の方法として、方眼の1マスを1時間と見て、教科ごとに色の違うマーカーで勉強した時間を塗りつぶすという方法を紹介しました。
これを見れば、教科ごとに自分がどれくらい勉強しているのか把握できるので、教科間の時間配分を調整するのに役立てられます。
好きな科目は何時間でも勉強できるし体感時間も短いのに、苦手な科目は少ししか勉強しなくてもとても長い時間に感じる、というのは受験生によくあるでしょう。改めて自分の教科ごとの時間配分を見ることで、苦手な科目の勉強時間が少ないことに気付くかもしれません。
自分が合格するために必要なだけ、各教科の学力を伸ばすために手帳を活用してください!
勉強時間を増やす
手帳を使う4つ目の目的は勉強時間を増やすことです。
自分の手帳の書き込みを見ると、勉強に使える時間がもっとあることに気が付くことも多いはずです。
例えば、食事に毎食1時間かかっているのなら、少し短縮できるでしょう。もしくは、入浴して寝るまでの支度が長いようなら、少しだけ急ぐことができるかもしれません。
自分の生活の中で勉強に使える時間を増やす工夫をするために、手帳を役立ててみてください。
自分に最適な生活リズムを見つける
5つ目は自分に最適な生活リズムを見つけることです。
勉強の記録だけでなく、「体調」や「勉強の進み具合」などを記録すると、自分が気付いていなかったパターンが見つかるかもしれません。
朝型夜型かだけでなく、学校から帰宅後仮眠をした方が勉強が捗る、朝一番に一度英語の音読をしてから数学に入った方が集中できる、など、小さなことでも工夫を積み重ねることで、勉強の効率を上げることができます。
手帳を使うことで、自己管理がよりしやすくなるのです。
おすすめの手帳5選
高橋書店 シャルム8
おすすめの手帳の1つ目は、ビジネス手帳で有名な高橋書店のシャルム8です。
バーチカルタイプで時間軸は0:00~24:00の1日24時間を管理できるようになっており、しかも1時間1行につき方眼が6つずつあるので、教科ごとの時間管理もしやすく、おすすめです。
サイズはB6サイズなので、コンパクトに持ち歩くことができます。
商品の詳細はこちらからご覧ください。
NOLTY リスティ1
2つ目におすすめする手帳は、NOLTYのリスティ1です。
この手帳をおすすめする1番の理由は余白が大きいこと。
時間軸は6:00~22:00ですが上下に余裕があるため、自分で時間を付け加えば、起きている時間全てが管理できます。
サイズはA5スリム(A4の3つ折りがちょうど収まるほどのサイズ)で、巻末のノートページも34ページとたっぷりついています。
商品の詳細はこちらからご覧ください。
Biz GRID A5方眼バーチカル
Biz GRID A5方眼バーチカルはバーチカルタイプのA5サイズ、時間軸は6:00~22:00です。A5サイズなので、ゆったりとスペースを使うことができます。
また、180度開く製本で、手で抑えずとも書き込みやすいのが特徴です。
さらに、ウィークリーページに加え、画像2枚目のように、計算練習や英単語など、毎日習慣的にする勉強の管理に特に便利なガントチャートもついています。
商品の詳細はこちらからご覧ください。
ロジカルダイヤリー
4つ目のおすすめは、ロジカルノートで有名なナカバヤシのロジカルダイヤリーです。
バーチカルタイプで、時間軸は5:00~24:00、サイズはA5、B5の2種類があり、ロジカル罫になっていることが特徴です。
B5サイズはたくさん記入できるうえ、普段の勉強に使うノートと同サイズなので管理がしやすいのも受験生には嬉しいポイントなのではないでしょうか。
さらに、価格面でもおすすめです。ビジネス手帳は2000円前後なのに対し、ロジカルダイヤリーは1000円前後の価格で手に入れることができます!
商品の詳細はこちらからご覧ください。
無印良品 マンスリーウィークリーノート
5つ目におススメするのは、無印良品のマンスリーウィークリーノートです。
この手帳は週間レフトタイプで、サイズはA6、A5、B6、B5の4種類あります。
時間軸はないので、左ページにはおよその時間帯とやったこと、右の方眼ページに教科ごとの勉強記録をつけるのがおすすめです。
サイズが4種類もあることに加え、価格が790円~1190円なのも嬉しいポイントなのではないでしょうか。
分単位の時間管理はあまり好きではない方や週間レフトタイプが好きな方にはこの手帳がおすすめです!
商品の詳細はこちらからご覧ください。
手帳を活用して自己管理しながら受験勉強に取り組もう
手帳は勉強の計画を立て、記録をすることから、自分に合った生活リズムを見つけることまで、受験生に求められる自己管理にとても役立ちます。
手帳を選ぶ際は、ウィークリータイプで余白が多いもの、起きている時間は全て管理できるものを選ぶことを意識して、相棒になる、自分にぴったりの手帳を見つけてください!
神奈川生まれ、東京育ちで、東京医科歯科大学医学部に在学中のライター。
バックパッカーとして世界を旅したいという夢を持つ。
服の好みが数ヶ月単位で変わることが悩み。
受験生時代の得意科目は古文と生物。普段は優柔不断だが、物理から生物に鞍替えすることは1日で決断した。
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