医学部面接で落ちないための要点と6つの面接の基本を紹介

医学部入試情報

医学部受験で避けて通れない「面接」

ほとんどの人が緊張しますよね。私も毎回緊張しました。しかし、緊張のせいであなたの良さが見せられないのは勿体無いです!!

今回は、面接前に気をつけておくべきことについてお話ししたいと思います。

紹介するポイントに注意して、面接に挑みましょう!

面接官は、学習意欲・コミュ力・人間性を見ている

入試においては、面接官に対して「自分がどんな人間なのか、どんな魅力を持っているのか」さらには「医師になりたい熱意」を表現する場と言えます。

また、面接官からすると「この受験者が本学に相応しい人間なのか、将来在校生・卒業生となってもいい人物か」「医師に適切かどうか」を確認する場です。

つまり、「完璧な受け答え」ができることよりも、「誠実に自分の考えを伝えられるか」が重要です。

面接の準備として、自己分析をしてみよう

医学部面接では、「あなたはどんな人物ですか?」という質問を、さまざまな形で聞かれます。

自己PRだけでなく、志望理由や医師志望理由、学生時代に頑張ったことなど、多くの質問は最終的に「あなたがどんな人なのか」を知るためのものです。

しかし、いざ「自分はどんな人ですか?」と聞かれると、言葉に詰まってしまう人も少なくありません。

だからこそ、面接対策を始める前に一度、自分自身を振り返ってみましょう。

まずは人生を振り返ってみる

まずは、これまでの経験を思い出してみましょう。

・小学校の時に熱中していたことは?
・中学校/高校の時の部活は?
・習い事はどんなことをしているか?
・学校生活で印象に残っていることは?
・大切にしている価値観や習慣は?
・困難を乗り越えた経験は?

具体例を挙げるときのポイントは、勉強以外のエピソードも織り交ぜることです。医学部だからといって勉強のエピソードだけではインパクトがありません。

医学部では、「勉強を頑張るのは当たり前」という考え方が普通です。また、医師になってから必要なのは、コミュニケーション能力や協調性、困難にもめげずに取り組む姿勢など、勉強からは学べないことが多いです。

部活やスポーツ、課外活動など、勉強以外でも積極的に活動していたことがアピールできると最高です。

エピソードを整理して共通点をさがす

オススメは、付箋などを使ってエピソードやキーワードとなる言葉を書いていき、似た付箋同士をグループにして紙に貼っていきます。すると、紙の上に自然とグループごとの島ができていき自分を表すようなエピソードがまとまっていくと思います。

次にそのグループごとに、付箋同士で共通点を見つけ出し、一言で表せる言葉を書いていきましょう。

例えば

『小学校・中学校・高校で皆勤賞だった』

『部活の練習では毎朝7時に学校に行って練習していた』

『いつもテストの2週間前からは1日の勉強時間が8時間以上になるように時間の確保をしていた』

この3つのエピソードは、時間や日々の生活にまつわる誇れるエピソードで、「計画的に物事を継続できる」という共通点があります。

このように、一つひとつの具体的な経験をまとめていくと、「継続力」「計画性」「責任感」「探究心」「協調性」といった、自分を表す言葉が見えてきます。

あなたにしかない「強み」や長所は遠慮せずアピール

その医学部を志願する受験生全員が面接をすることになります。そのため、似通った内容だと面接官への印象は薄らぎ、自然と評価の幅が狭まってしまいます。その観点から、他の受験生と差別化できるポイントを、些細なことでもよいので遠慮せずにアピールすることを意識しましょう。もちろん作り話は、のちのちのボロにつながるためNGですが、具体的なエピソードなどを加えて内容を膨らませるのは、むしろ評価されるポイントになるので盛り込んでみましょう。

どれだけ先を見据えてこの医学部を選んだのか

受験生の頃から、自分が医師としてどのように社会に貢献していくのかを明確に思い描けている人は少ないと思います。しかし、全国82校もある医学部の中から、なぜその大学の医学部を志願したのかははっきりと伝えなければなりません。根拠を明確にし、一貫性を持たせるために、その時点でどれだけ将来へのプランに見通しが立っているかは、大切な評価ポイントとなります。そのため、入学後に進路が変わる可能性があったとしても、その時点での将来プランはある程度明確にしておいて、いつでも答えられるようにしておきましょう。

さらに地方の医学部であれば特に言える事なのですが、地域医療に人手を欲している大学が多く、地域枠なども設けられています。そのため、卒業後の就職先をどうするのかも踏み込んで聞かれることも否定できません。10年後20年後のキャリアをしっかり持っておくとまでは言いませんが、地方に残るのかどうかの進路だけでも考えておくことをお勧めします。

医学部面接でおさえたいポイント6選

1、時間に余裕を持って会場に着く

これは何事にも言えることですが、とにかくゆとりを持って会場にいきましょう!!

ただでさえ緊張するのに、遅刻してしまったら余計に焦ってしまいますよね。

時間にゆとりを持って到着できるようにしましょう。

大事な日に限って交通機関の乱れはあるものですよね。交通機関の乱れも想定して、遅くとも30分前には試験会場につく予定で時間を組みましょう。道に迷う可能性もあるので試験会場の下見をしておくのもいいでしょう。それでも遅刻しそうな場合は、慌てずわかった時点ですぐに連絡をいれましょう。

2、清潔感のある身だしなみを意識する

第一印象は面接全体の印象に大きく影響してきます。

医学部の面接という場面では、髪型や服装は「相手に安心感を与える身だしなみ」と考えることが大切です。

よく面接指導ではこんなこと言われますよね。

前髪は顔の前に垂れないように
シャツは折れが無いように
スカートは膝丈で…

って。なんでこんなこと言われるかというと、相手が「ぜひうちの大学に入れたい」と思ってもらうためです。

別に前髪長くたってスカートが膝上25cmだって普段の学校生活でそんな格好してもいいんですよ。

でも、たかだか15分くらいの面接で、相手に自分のことを理解してもらわなくてはいけません。

基本的なことを意識するだけで十分ですので、面接前に確認しましょう。

3、定番質問の答えは必ず準備しておく

どんな質問が来るかな〜答えられるかな〜と心配されている方もいると思います。

医学部面接では、毎回聞かれる鉄板の質問があります。

そこで、事前にやっておいた方が良い質問についてここでまとめておきます。

貴学志望理由
医師志望理由
最近読んだ本
気になる医療系&非医療系ニュース
自己PR

です。上の2つは当然だと思いますが、残りの3つは答えられますか?

事前に準備していかなくてもどうにかしようと思えばどうにかなります。ですが、これに答えられない受験生は評価としてプラスになることはありません。むしろここで上手い返答ができれば好印象を持ってもらえます。

以下のサイトでは、医学部面接でよく聞かれる定番の質問とその解答例を紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

万が一、予期していない質問をされても焦ることはありません。

面接官は「答え」を知りたいのではなく、「どう考える人なのか」を見ています。

少し時間がかかっても、自分の考えを誠実に伝えることを意識しましょう。

4、控え室も面接の延長であることを意識する

面接は控室に入った瞬間から始まっていると考えましょう。

  • スマホの電源は切る。

振動音は意外と響きます。マナーモードではなく電源を切っていしまうことをおすすめします。

  • 他の受験者と大声でしゃべる。

知り合いがいるとつい喋ってしまいがちですが大きな声でしゃべるのは周りの受験者の迷惑になるので控えましょう。

控室での様子もチェックされている場合があります。控室に入った瞬間から面接は始まっているという意識を持ち、姿勢よく本番が来るのを静かに待ちましょう。

5、入退室のマナーは要確認!

ドアをノックし、中にいる面接官に「どうぞ」と言われてからドアをあける

ドアのノックの回数にはプロトコールマナーと呼ばれる国際標準マナーがあり、回数が正式に定められています。2回はトイレ用のノックになってしまうので3、4回のノックが望ましいです。

扉を閉めてから、面接官に「失礼します」と声をかけてから椅子に向かう

扉を閉める際に面接官にお尻を向けないように注意しましょう。第一印象が大切です。大きくはっきり発声することを意識しましょう。

椅子の隣に立ち、名前などを言い、指示が出てから座る

椅子の隣に立ち、面接官に受験番号と学校名、名前を伝え、「本日はよろしくお願いいたします」とあいさつをします。伝えるべき内容は面接室までの誘導員に指示される場合もあります。

面接官に「お座りください」と言われてから、「失礼します」とひと言言って座るようにしましょう。

座る際の姿勢も気を付けましょう。背筋を伸ばし、椅子には浅めに腰を掛けるのが基本です。男子は両足を肩幅程度に開き、女子は両ひざをくっつけて座っていると印象がいいです。

最後の挨拶を忘れずに

最後に、「ありがとうございました」とお礼を言って、退室しましょう。面接が終わった安心感で気が抜けてしまって、最後の挨拶を忘れないようにしましょう。

6、面接官とのコミュニケーションを楽しむ

  • 面接官の方を見る。

緊張してキョロキョロしたり、下を向いたりはせずに、視線を面接官に向けましょう。面接官が複数いる場合は、質問をしてきた面接官だけでなくほかの面接官にも目を配るよう意識しましょう。

  • 面接中は笑顔で。明るい表情で受け答えをしましょう。

面接試験中の印象は大切です。

  • 聞かれていることに答える。

自分の話したいことを話すのではなく、聞かれたことに答えましょう。

  • 髪や顔を必要以上に触らない。

普段癖がある人は面接中は触らないように気をつけましょう。

  • 貧乏ゆすりはしない。

上と同じように普段癖がある人は気をつけましょう。

面接は失敗を恐れずに堂々と

筆記試験を乗り越えた先に待ち構えているのが面接です。

細かくマナーについて書きましたが、多少のミスはあってもそのせいで結果が変わることはほとんどありません。

面接試験は誰もが緊張します。失敗してしまったな、と思っても気持ちを切り替えてしっかり最後まで受け答えをしましょう。

また、面接試験の評価方法は大学によって様々です。点数を公開する大学もあればしない大学もあります。

点数非公開の大学の中でも明確に点数をつけている大学もあれば、A評価、B評価など段階的に評価している大学も存在します。

面接試験を重要視している大学なのか、それとも面接試験は参考程度で筆記試験の結果で合否が決まるのかなどの違いもあります。

大学の募集要項は必ずチェックしておきましょう。

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