医学部受験当日の会場でのおすすめの過ごし方4選

医学部受験のメンタル対策

 

1年の集大成の日でもある受験の日は、とても緊張しますよね。
少し工夫してみることで意外にも緊張がほぐれて、自分の力を最大限に発揮できるようになります。
今回の記事では受験会場でのポイントをご紹介しますので参考にして、受験を乗り切りましょう!

甘いものを食べて糖分補給

普段の勉強の合間にチョコレートやラムネなどを食べている方も多いと思いますが、受験当日もぜひ持って行ってください!

受験1科目終えると、本当にお腹が空きます。たとえ昼休憩ではなくても毎回が昼休憩みたいにお腹が空きますし、受験は遅いと18時頃までかかる時もあるのでたくさんお菓子を持っていきましょう。

私は、受験の時はクッキーやラムネ、飴、羊羹など様々な甘いものを持って行って休憩ごとに食べていました。

とにかく、周りが誰も知らない環境で今までの力を思いっきり出し切らなければならない時に、自分の好きな甘いものがあると本当に心強いですよね。

温かい飲み物を飲んでリラックス

もう一つは、温かい飲み物の入った水筒です。温かい飲み物を飲むと落ち着きますよね。

でも、「コンビニであったかい飲み物買って受験会場持っていけばいいや〜」

と思ってませんか?午後には結局冷えてしまいます。

保温性の高い水筒を持って行って、温かい飲み物をキープできるようにしておきましょう!

使い慣れた物や好きな物から元気を貰おう

各科目でわからないことやメモしておきたいことをまとめたノートなどは作っていますか?もし作っていれば必ず持っていきましょう。

試験前に自分が苦手とするところを確認できると安心感にも繋がります。トイレの列はとても長くなるので並んでいる間に見ている人もいます。

もしノートを作っていない人は、自分がまだ覚えられていない数学の公式や化学の無機の知識など、まとまっているサイトのスクショを撮っておくなどして、受験会場で見直しましょう。

あとは長く使ってきたシャーペンや消しゴムですね。前日にペンケースの中に入っているか確認しましょう。今までこれで勉強してきたんだ!という励みになります。

もしあまりこだわりがない方は、逆にどんな筆記用具でも心を落ち着かせることができるという強みがあると思います。一長一短ですね!自分の今までの使い方に応じて準備を進めてください。

ここまで挙げてきたものたちは、とてもオーソドックスなものばかりだと思います。ペットがいる人は、そのペットの写真を持っていくのもいいし、好きなアーティストやお笑い芸人、アイドルがいる方はその人たちのグッズを持っていくのもいいと思います。

受験会場はとてつもない緊張感があり、普段の日常生活とはかけ離れた雰囲気を持っています。

 

だからこそ、少しでもいつも通りの自分を保てるように身の回りを固めて出陣して参りましょう!!

一人で行動する

みなさん、トイレ休憩やお昼休みに周りに高校や塾の友達を見つけて盛り上がっていませんか?

数多くの受験会場で、合間に廊下で盛り上がる受験生たちを見たことがあるかと思います。

絶対に仲間入りしないでくださいね。

理由は、2つあります。

1つ目は、答え合わせが始まって不安になることがあるからです。

友人A「大問2の1問目、答え何になった!?」
自分以外「あ〜あれ2だよね!!」
自分「(え? 8じゃないの…?? どうしよう。解けてない…。。)」

このようにな会話になる可能性があり、話をしている人全員が不安になるため誰も得をしません。

2つ目は、端的に言って時間のムダだからです。

一人ぼっちで会場内で緊張していたら、そこで会った友人が救世主のように感じるかもしれないし、自分の不安を離したくなる気持ちもわからないでもありません。

でも、別に友人と話したからって点数が上がるわけじゃありません。

むしろ、その時間に他のライバルたちはノートを見返して点数を上げようと必死になっています。

自分の苦手な所の最終確認を行いましょう。

また、試験会場の行き帰りに友達と待ち合わせてないですか?

本当にやめましょう。行くときに相手が遅刻して自分も共倒れなんてこともあります。

帰りに答え合わせをして、自信のあった問題にまで不安を抱くことに繋がりますし、最悪明日の点数にも響いていきます。

どんなに仲良くても、受験に関してはただのライバルです。

友達が合格して自分が合格しないこともあり得ますし、その逆もあり得ます。

そして、帰りに医学部受験予備校のスタッフが解答速報を試験会場の外で配っていることがあります。

特に今日あまり解けなかったなと感じた人やメンタルが弱い人は貰わないことをオススメします。

もらってその場で不安なところを解消しようとしたり、自己採点してもメンタルが落ちるだけで、無駄になることもあります。

しかし上記のように友達と話さず一人でいても、受験会場には必ずといっていいほど大声で答え合わせを始める人がいます。

私は、人の会話を耳に入れるのが嫌だったのでノイズキャンセリングのついたイヤホンを休み時間が始まった瞬間につけていました。

自分の好きな音楽を聴くとリラックスできますし、自分だけに空間を作ることができるのでオススメです。

信じられるのは自分だけ

受験でうまく結果が出ないと

「こんなに頑張ったのに1年が無駄になる」「周りがこんなにサポートしてくれたのに申し訳ない」

といった気持ちになる人もいると思います。

一次試験でも二次試験でも、不合格の三文字を見ると自分の全てを否定された気持ちになります。

でもここで心に留めておいて欲しいのは、決して

「あなたの人間性ややってきたことを全て否定しているわけではない」ということです。

そして、「医学部に合格することが全てじゃない」という気持ちを必ず持っていてください。

医学部に合格しないと死ぬっていう人は多分いません。家族からのプレッシャー、自分自身へのプレッシャーで押しつぶされそうになる人は沢山いると思います。

受験者の中で、合格しない人たちの方が圧倒的多数なんです。

不合格を何個ももらったとしても、受験した学校のうちで1校合格すればいいのです。

焦って感情的になって受ける試験では、試験問題を読む目が上ずってミスの数も増えてしまいます。

すでに推薦入試が始まっている学校もありますが、約2ヶ月後は共通テストを皮切りに入試がいよいよ始まります。

試験会場で周りがどんなに頭良さそうに見えても、自分の解答に自信がなくても、結局信じられるのは自分だけなのです。

本記事のポイントの中で自分に合うものがあれば、受験当日までに模試なども数少ないですが残っているかと思いますので本番で使う前に使って見てください。自分がテストを受験する際に持っていくもの、休憩時間の過ごし方といったルーティンを確立出来ればいつもと同じように入試本番にも挑めるはずです。

今まで努力してきたことを悔いなく、当日発揮できるように頑張っていきましょう!

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