偏差値50からの東海大学医学部合格体験記

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今回は僕の受験生活を高2~浪人期と時系列順にご紹介します。

その前に皆さんは勉強の方法を教わったことはあるでしょうか?

僕は今でも勉強が大嫌いで苦手なのですが、大きな原因として、大学受験に挑むまでその方法をよく知らず、考えても分からなかった要因があります。僕は成績が伸びず困り始めた高2の後半から、自分が今書いてる「誰々の合格体験記」とか「東大生の勉強方法〜」やら散々ネットで調べたり本を読みましたが、どれも自分のものに出来ませんでした。

結局お世話になった塾に入って初めて、参考書を「やる」とか、問題を「解く」とか、公式や知識を「覚える」ことに関しての方法や考え方を知ることができました。

自分がしてきた方法が最短だとは全く思いませんが、勉強には基本的なやり方があります。成績が伸びずに困っている受験生はぜひ僕の失敗談や勉強方法を参考にしてみてください。

漠然と医学部を志望していた高2

高校は自称進学校ということもあり、受験への意識はそれなりに高い方でした。しかし高校の先輩方の合格実績を見ていても、医学部レベルの合格を残している人の数は多くなく、成績順に分けられた真ん中のクラスにいた自分は周りと同じようにやっていては受からないことは自覚していました。

高2では英数が大事とは聞いていましたが、なんとなく参考書を解いてみても全然進まないし、少し時間が経てば忘れてしまっていて「なんで覚えられないんだ」と困っていました。

それでも周りが勉強していないからか、高2での模試の成績はゆっくり上昇傾向で「このままやっていれば医学部合格圏には入れるかも」と、どこかで勘違いしていたところもありました。

自己流のやり方に限界を感じた高3

高2で抱えていた問題も解決することなく、ずるずる引きずりながら高3になりました。それなりに時間を確保して勉強していたつもりでしたが成績も伸びないので(夏の河合の全統記述模試で偏差値総合50)、このままだと医学部どころか自分の行きたい大学へはどこにも受からないなと考えていました。

今考えると当時の「勉強」は時間はまだしも、方法に関して全く知識や考えがなく、効果の薄い勉強ばかりしていたなと思います。

具体的には例えば参考書の使い方に関して、問題を解き進めることだけにフォーカスしてしまっていました。出来なかった問題に対してどうしたら解けるようになるか、なぜできないのか、覚えられない原因の分析と、改善策をよく考えられていなかったです。

受験勉強の目的はテスト本番で、短い時間とヒントが少ない状況で正確に回答できる問題を増やす、その質を高めることですから普段の勉強からこれらを考えられていなかったのは、そもそもよく目的を認識できていなかったです。

ただ、当時気づけて良かった点としては「授業を受けることに時間を使うのは無駄がとても多い」ということです。

それまで小学生の時から当たり前に行われてきた「授業」ですが、受験勉強では先に述べた目的があります。さらに当たり前ですが、最終的には全て自力でできるようにする必要があります。

授業を聞くことで、もしかしたら自分の知らない知識を得る可能性はありますが、自力で分かっている問題を人に解説してもらう意味は薄いです。また、僕の場合は分からない問題について、人の話を一回聞いた程度では自分で説明できるくらいの理解と暗記はできませんでした。

一対一で分からないポイントだけ説明を受けられるのなら少し話は違いますが、自分のペースでもなく自分の理解のレベルにもマッチしていない集団授業を受ける意味はないと考えていました。ですので学校の授業中は内職していましたし、お金を払って予備校に授業を聞きに行く考えもありませんでした。

勉強法や習慣を改めた浪人期

高3の秋に、「このままのやり方でどれだけ時間をかけても、現役どころか何年やっても合格できない」と考えました。学校の授業で内職、放課後もほとんど勉強時間に費やしているのに、模試の成績はほとんど変わらずで、何の科目をいつまで優先すればいいか分からない、そもそもやったことをすぐ忘れてしまう等で困っていたからです。

そこで浪人も見据えて自習がメインで勉強ペースと内容を管理してくれる医学部専門予備校に入ることにしました。結果的にはこの時期(早め)にこういう選択が取れたことは良かったなと思っています。どれだけ自己流でやっても先が見えない、悶々とした不安な時間が続くよりかは、一つの決まったやり方で進み始められたのは成績アップに大きく意味があったと考えています。

その塾で勉強のやり方や暗記の基本的な方法を現役の医大生たちから(めっちゃ賢かったです)教えてもらいました。以下で簡単に説明します。

勉強の目標

勉強の目標は解ける問題を増やすこと、テスト本番でミスを減らして実力を発揮する練習をすることです。

問題集の使い方としては、「解けるようにすること」は一つの段階にすぎず、素早く正確にミスが少ない方法で解けるようにすることを最終目的とします。そのためには、様々な知識の暗記は必須ですし、数学であれば計算のスピードを上げる訓練も必要で、何よりもよく理解して自分で説明できるようにしながら取り組む必要があります。

また自分が今、習得するべき問題なのか優先順位を考えることはとても重要でした。(今の自分には難しすぎないか、わからないことが多すぎて習得に時間がかからないか、もっと他に優先して習得すべき基本問題があるのでは等です)

暗記の方法

医学部入学後にも一定レベルのスキルが必要となる暗記ですが、暗記は「何も見ずに説明したり、白紙から書き出せたりすること」を目標に行います。テスト本番ではヒントがない状況から素早くアウトプットが必要ですので、普段の学習でもこれらを目標にして行います。暗記の具体的なやり方や記憶の仕方は人それぞれですが、注意点と僕のやり方を紹介します。

まず注意点としてはアウトプットを暗記のメインとすることです。単語帳を眺めていたり、とりあえず書き殴ってみるといった「インプット中心の勉強」も効果が全くないことはないですが、本番と同様、少ないヒントしかない状況から「思い出す」という同じ過程をたどる方が記憶の保持期間もいいですし、効果があると思います。(実際多くの医学生はアウトプット中心の勉強です、写真記憶などインプット中心で勉強できる人は多くありません)

自分の具体的なやり方としては、単語であれば①英語→日本語(最も訳しやすい日本語で)、②その逆、③他の訳し方や同じ意味のワードを確認
のような順序で行います。まずは①と②を全体通してほとんど完璧にすることを優先します。

2回ほどやって思い出せた単語は、次は飛ばして思い出せなかった単語だけ確認する方法で行っていました。

これを1、2回繰り返していくと何回やっても覚えられていない単語が出てきます。そこで考えていたのは暗記の方法を変えることです。同じ方法で何度か繰り返し見て、覚えられないものは、相当な時間をかけない限り覚えられません。

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方法としては関連するイメージをつけること、理解は充分か確認することです。

単語であればほとんど1対1の暗記なので、少し難しいですが例えば例文穴抜きで覚えてみる。分節できる単語ならそれぞれの意味を確認してみる。ハリウッドスターがそのワードを喋っているところを切り抜いて、思い出せなかったら動画で確認してみる。ゴロをつくる(作ることや思い出すことに時間かかる?)などです。コツはこれらの作業に時間をなるべくかけないことです。

化学や生物などは少し調べると画像や動画、ゴロも豊富なので、それらを挟み込みながらアウトプットする(なのでタブレット勉強はとてもおすすめです)。

数学であればなるべく言語化して自分の言葉でどこまで説明できるかやってみるなどです。

スケジュールや習慣

浪人期のスケジュールを紹介します。
朝は基本的に7時起きで、英語のCDを聴きながら単語やリスニングの練習をしながら、近所の図書館が開くのを待っていました。集中して取り組みたい課題は朝にやるのが良いと聞いたことがあったので、午前中の図書館ではよく数学の勉強に当てていました。

毎日同じリズムで過ごしていると、昼食後はどう足掻いても眠くなるのが分かったので、図書館から帰宅して昼食後は1時間くらい昼寝していました。

そのあとは再び図書館か近くのファミレスで夜まで、英語や理科の勉強をしていました。週3で「夕方~夜」に予備校に通っていました。

国立医学部志望でしたが、英数理の習得具合が不十分なこともあり国社はそれぞれ最大で各1時間ずつと決めて取り組んでいました。夕食後はiPadに取り込んだ暗記アプリで、英文法や理科の知識暗記をしていました。

僕はかなり暑がりで、暑い環境だとすぐ眠くなったり、イライラして集中できなくなるので温度環境には注意して勉強場所を考えていました。

1日の勉強時間は最低13時間、週目標100時間を目指して計画していました。

そもそも勉強が大嫌いなので長時間勉強は非常に苦痛でしたが、圧倒的に実力不足であり、それは目標に対して今までの自分が考えなしにサボってボケっとしていたからだと考えて整理していました。

また毎週その週を振り返り、「反省点はどこか」、「その改善策は何か」を文字にしてまとめて予備校の医学生講師の方に報告してアドバイスをもらっていました。

自分の習慣や目標を人と共有して考えられるので、モチベーションの面でも助けられることが多かったですし、何よりも「こういう人達が医学部に入れるのか」と学べたことがとても貴重でした。

浪人して初回の全統記述模試で総合偏差値64くらい出まして、高3の秋から一貫した方法で取り組めた結果が少しは出たように思います。

※医学生の教える勉強スケジュールの記事です↓

使っていた問題集

主に使っていた参考書を紹介します。最初から最後まで一気にやるようなことはせず、優先順位を考えつつ取り組んでいました。

英語

・DUO3.0(単語帳)

・next stage

・基礎英文問題精講

・速読英単語(必修編)

・全解説頻出英文法・語法問題1000

・リンガメタリカ

 

数学

・基礎問題精講

・標準問題精講

・合格る計算

 

理科

・宇宙一わかりやすい化学

・Excel化学

・Excel生物

過度な緊張を避ける受験本番での心構え

受験本番では自分の実力を100パーセント答案用紙に発揮するのが目的で、結果は後からついてくるという考えのもと挑んでいました。

ですので全く解けそうもない問題は飛ばして、なるべく短い時間で解けそうな基本問題に時間をかけていました。またどんなに「もう少しで解けそう、解き切りたい」と思えても、きっかり時間配分を守っていました。

これらは模試や事前の過去問演習で練習していたからこそ、本番で徹底できたのかなと思います。

また僕は過度に緊張するとパフォーマンスが下がるので、なるようにしかならない精神で試験本番や二次試験の面接で心構えをしていました。

 

※東海大学医学部受験については以下の記事でご紹介しています

高3で医学部個別指導塾に入って合格できた

いかがでしたでしょうか?今回は僕の東海大学合格体験記をご紹介しました。

正直言って、何年も浪人して入学した同期を見ていると、高3で塾に入れたことや、親の経済力のことなどのおかげで、たまたま合格したと思っています。

この記事を読んだ受験生の方が、少しでも何かヒントを得られたら幸いです。応援しています!

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katsuhiro

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東海大学医学部医学科に在学中のライター。東京出身です。 受験勉強は高校2年の夏からスタート。国立医学部を狙って一生懸命やっていたつもりでしたが、高3夏の河合...

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