共通テストで8割で合格できる大学は?体験談から8割取れる方法も伝授!!
共通テストで8割取ることを目標にしている。そんな受験生もいると思います。
共通テストで8割取れると、どんな大学に合格できるのでしょうか。
今回は、共通テストで8割取れるとどんな大学に合格できるのか。共通テスト8割とその難易度について解説します。
Contents
1. 共通テスト8割で合格できる国公立を紹介
共通テスト8割で合格できる国公立を紹介していきます。河合塾が発表している入試難易予想ランキング表を参考にしました。共通テストの得点率のボーダーが、8割前後の国公立大学を紹介します。
大学 | 前期/後期 | 学部 | 学科 | 得点率 |
筑波大学 | 前期 | 医学部 | 医学科 | 82% |
筑波大学 | 前期 | 人間学部 | 心理学科 | 76% |
群馬大学 | 前期 | 医学部(一般枠) | 76% | |
お茶の水女子大学 | 後期 | 文教育学部 | 人文科学 | 80% |
東京大学 | 前期 | 文科一類 | 82% | |
東京外国語大学 | 前期 | 国際社会学部 | 中央ヨーロッパ | 76% |
東京医科歯科大学 | 前期 | 歯学部 | 72% | |
東京工業大学 | 前期 | 情報理工学部 | 77% | |
一橋大学 | 前期 | 経済学部 | 経済学科 | 77% |
(河合塾「2023年度入試難易予想一覧表」より)
国公立大学のなかで難しい大学でも、共通テストで8割を取れれば合格できる可能性がでてきそうですね。
今回、参考にした数字はあくまでボーダーなので、実際に合格できるかはわかりません。しかし、共通テストで8割を取れると、国公立大学を受験する際に、だいぶ余裕をもって受験できると思います。
国公立大学のボーダー得点率を詳しく見たい方は、以下のリンクをご参照ください。
2. 共通テスト8割で合格できる私大を紹介
私立大学を受験する場合、個別試験のみで評価する方式と、共通テストのスコアを利用する方式を、どちらも取っている大学があります。今回は、共通テストの点数を利用する場合に、共通テストで8割を取ると、合格できる私立大学を紹介します。
大学 | 学部 | 学科 | 方式 | 得点率 |
青山学院大学 | 文学部 | 英米文学科 | 75% | |
北里大学 | 獣医学部 | 獣医学科 | 前期3教科 | 70% |
学習院大学 | 文学部 | 英語英米文化 | 3教科型 | 76% |
杏林大学 | 医学部 | 共テ利用 | 78% | |
芝浦工業大学 | 工学部 | 情報工学科 | テ前 | 77% |
順天堂大学 | スポーツ学部 | スポーツ健 | テD | 80% |
上智大学 | 理工学部 | 物質生命理工 | テ併 | 76% |
明治大学 | 文学部 | 哲学科 | テ前5 | 80% |
立教大学 | 法学部 | 法学科 | テ6 | 75% |
(河合塾「2023年度入試難易予想一覧表」より)
受験方式にもよりますが、共通テストで8割をとると、MARCHのような難関大学でも共通テスト利用入試で突破できる可能性がでてきますね。私立大学の共通テスト利用入試ではどのように利用するかで、必要とされる共通テストの得点率がまったく変わってきます。
例えば、立教大学現代心理学部心理学科でも、3科目型と6科目型で、ボーダー得点率が、85%と76%と、10%近い差が出ています。どのような、科目を選択するかでも、変わりますので、ぜひ自分が一番得意な形で受験しましょう。
3. 共通テスト8割なら全国上位16%
今まで見てきたように、共通テスト8割で合格できる大学の難易度は高いです。共通テストで8割を取れると、偏差値は60前後と言われています。偏差値60前後となると、受験生の上位16%となります。この得点率では、MARCHと呼ばれる難関大学にも、個別試験を受けずに、共通テスト利用入試のみで合格できる可能性がでてきます。また、医学部を志望する受験生にとっては、まず共通テスト8割取ることを目指したほうがよいでしょう。
共通テスト8割を目指して頑張っていきましょう。
4. 私が共通テスト6割から8割取れるようになるまで
私のセンター試験(現・共通テスト)の得点率は、85%でした。共通テストのほうが、難化しているので、共通テストで考えると、大体8割程度の得点率だと思います。共通テストで8割取れた私が、どのような形で得点率を伸ばして言ったか、書いていきたいと思います。
受験1年前
私の高校は進学校だったので、授業のカリキュラムも受験を想定しており、基本的に学校の授業に沿う形で勉強をしていました。
高校2年生の春のときの模試で、全教科合わせて6割取れていた記憶があります。私の場合、英語、国語はこのときから、8割は取れていました。世界史、数学、地学基礎・生物基礎が足を引っ張っており、それぞれ5割程度だったと思います。
高校3年生11月
世界史は進度が進み、得点が取れるようになりましたが、65%ほどだったと思います。また、数学は地道に勉強していたのもあって、数IAと数ⅡBを合わせると、安定して6割程度取れるようになってきました。センター試験の英語の発音・アクセントの問題が不得意で、この頃ようやく苦手克服に乗り出しました。
本番直前まで
地学基礎、生物基礎の知識は、本番1週間前からはじめ、中学のときの蓄積もあってか、なんとか頭に入れることができました。数学が苦手だったので、何度も過去問をとき、センター試験の形式になれていきました。その甲斐あってか、本番大きくこけることはなかったです。英語の発音・アクセント問題と古文の活用形などを復習したところ、国語と英語は9割取れるようになっていました。世界史が一番大変だったのですが、12月になってからようやく、年号を覚えて、選択肢でミスをする確率を下げられるようになりました。
私は国語・英語が得意で、何もしなくても高得点を取れていたので、苦手な科目にともかく時間を使いました。数学→世界史→地学基礎・生物基礎の順番で、本番直前まで取り組んでいきました。
5. 形式慣れして最後まで諦めなければ8割得点に近づく
模試で点数が悪くても、諦めることはありません。私も最初は6割でしたが、結果的に本番では8割とることができました。共通テストで8割とるための戦略を3つ紹介します。
①全体で8割取れるように戦略を考える
全体で8割取れればよいのです。受験する科目数にもよりますが、全ての科目8割を目指さなくても大丈夫な場合もあります。私の場合、国語と英語でほぼ満点をとれたので、数学は本番でも7割程度でした。また、共通テストの配点は大学ごとに違います。例えば、東京外国語大学では、英語の配点は150点で、全体の3分の1を占めます。自分が志望する大学で、配点が高い科目を優先的に勉強しましょう。
②共通テストの形式に慣れる
マークシートの方式に慣れていく必要があります。また、用紙から共通テストの形式に慣れる必要があると思います。私は、数学のときに、用紙に空白が少なく、計算式を書くスペースがないことに困りました。本番のような問題集や、過去問を解いて、形式に慣れていきましょう。
③最後まで諦めない
私は地学基礎・生物基礎の勉強を、本番1週間前からはじめて、よい点数を取ることができました。最後まで知識は詰め込めます。
最後まで諦めずに、勉強することが共通テストで8割をとるコツです
諦めずに共通テスト8割を目指そう
共通テスト8割は、難関大学に合格したいのなら目指すべきでしょう。受験生のみなさんも諦めずに頑張りましょう。
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