医学部のオープンキャンパスに参加するメリットは?時期や予約の注意点をご紹介!

医学部志望でオープンキャンパスに行くか迷っているはいませんか。絶対に行きましょう。
オープンキャンパスに参加することで学校の雰囲気が分かり、勉強のモチベーションも上がります。
今回は、医学部のオープンキャンパスについて時期、予約の仕方、注意点まで丸ごと解説します。
Contents
1. オープンキャンパスに行くべき理由
受験勉強で忙しいなか、オープンキャンパスに行く暇がないと感じる受験生もいるかもしれません。オープンキャンパスに行くべき理由を3つ紹介します。
①立地、通学経路の確認
実際にキャンパスに行って、大学の立地や通学経路を確認しましょう。キャンパスの所在地によって土地柄はかなり変わります。駅からの便が悪く、周りには何もないという大学もあれば、大学の門を出たら繁華街が目の前にあるという大学もあります。交通の便が悪いと、遊びに行く場所がないので勉強に集中する学生が多いという利点がありますが、周りの大学との交流がないため、閉鎖的な雰囲気にもなったり気分転換もなかなかできません。
また、通学経路も必ず確認しましょう。大学によっては、朝の通勤ラッシュに満員列車で毎日通うこともあります。医学部の場合、6年間通うことになります。毎日、自分がこの経路で通うことになっても大丈夫なのか、しっかり確認しましょう。また、寮に住む、一人暮らしをする予定の学生は、自分が住む予定の土地をよく見ておきましょう。
②体験授業で教授や学生の雰囲気を確認しよう!
教授や学生の雰囲気を確認しましょう。学校によっては、普段授業を行っている教授の体験授業を受けることができたり、個別相談コーナーで学生と直接会話できます。大学ごとに学生や教授の雰囲気は大分違います。オープンキャンパスで出会う教授や学生は一部だけですが、ぜひ雰囲気を確認してみてください。私は、受験生の頃に5校ほどオープンキャンパスに参加しましたが、学生の雰囲気はどの学校も違いました。このなかで、6年間やっていけるか考えてみてください。
③実際に行くことでモチベーションアップ
実際に行くことでモチベーションをアップさせることができます。ぼんやりと医学部に行くぞと勉強するよりは、具体的にあの場所で、あのような学生になりたいと想像しながら勉強すると、モチベーションも上がると思います。具体的なイメージを得るために、実際にキャンパスを訪れてみましょう。
④志望理由にできる
2次試験の面接の際に、学校の志望理由を聞かれることがあります。私も実際に聞かれたのですが、オープンキャンパスに参加して、学校や生徒の雰囲気が良かったことを理由の1つに挙げました。このようにオープンキャンパスに参加したということは大きな強みになうと思います。
2. 医学部のオープンキャンパスに行くためには?
では、医学部のオープンキャンパスに行くためにはどうしたらよいのでしょうか?オープンキャンパスの開催時期、予約方法、種類などを解説します。
①夏がピーク
医学部のオープンキャンパスは圧倒的に夏休みである7月から8月にかけて開催する大学が多いです。他の時期だと、ゴールデンウィーク、春休みの3月、9月や10月に開催している大学もありました。しかし、やはり夏以外は数が少ないです。また、秋に開催しているのは全学部対象のオープンキャンパスで、医学部を対象としたオープンキャンパスは夏だけしか行わない大学もありました。
②予約が必須
オープンキャンパスは予約が必要なことが多いです。また、リアルで行うオープンキャンパスの場合は定員があり、定員を満たしたら申込みを締め切る大学もあります。参加が先着順の大学も抽選の大学もありました。自分の志望大学のオープンキャンパスがいつなのか、定員があるか、締め切りはいつかをきちんと確認しましょう。8月開催のオープンキャンパスでも4月から予約を受け付ける大学もありました。
また、大学によっては様々なプログラムが用意されています。私が過去に参加したことがある大学では、実際に学食が食べられるものや在校生の方が学校内を案内してくれる校内ツアー、AEDの使用体験などがありました。
この中には、オープンキャンパス参加予約と別で参加予約が必要なものがありました。各大学でオープンキャンパス特設サイトがあると思いますのでよく読んで有意義な体験ができるようにしましょう。
③オンライン開催のものも
最近はオンライン開催のオープンキャンパスも増えてきています。Zoomを用いたオンライン相談会を行う大学もあります。遠方に住んでいる場合、オンラインでの開催が便利かもしれません。ネット環境を整えて、オンラインオープンキャンパスにも参加してみましょう。
3. 医学部オープンキャンパスの日程一覧
注意!この一覧に載っているイベントは一部です。今後、情報が変更される可能性があります。最新情報はぜひ大学の公式ホームページでご確認ください。
大学 | 学部 | 日付 | 予約有無 | 開催場所もしくはオンライン | 大学のURL |
大阪大学 | 医学部医学科 | 8月ごろ | 抽選制 | 吹田キャンパス | |
大阪大学 | 歯学部 | 8月頃 | 抽選制 | 吹田キャンパス | |
国際医療福祉大学 | 医学部 | 7月頃 | 予約制 | 国際医療福祉大学 成田キャンパス | |
日本大学 | 医学部 | 8月頃 | 事前申し込み制 | 板橋キャンパス | |
聖マリアンナ医科大学 | 医学科 | 7月頃 | 事前申込制 | 聖マリアンナ医科大学教育棟 | |
東京慈恵会医科大学 | 医学科 | 7月頃 | 事前申込なし | 西新橋キャンパス | https://www.jikei.ac.jp/university/medicine/admission/opencampus/ |
杏林大学 | 医学部 | 7月頃 | 不明 | 三鷹キャンパス |
今後も、情報が公開されていくと思います。2025年度医学部のオープンキャンパスについて詳しく知りたい方は、以下のリンクを用いて検索ください。
4. オープンキャンパススタッフ経験者による注意点
私はオープンキャンパスの学生スタッフをやったことがあります。今まで、オープンキャンパスの良い点を解説してきましたが、ここからは経験者による注意点を書きたいと思います。
①学生スタッフの言葉は話半分に聞こう
いきなり何でと思うかもしれませ。入試情報や学内の制度は、あなたが受験・入学するときには変わっている可能性があります。その学生の言葉は、あくまでその学生の経験に基づいています。新しい受験制度について質問しても、学生はパンフレットに書かれていることしかわかりません。ここで、注目してほしいのは学生の雰囲気や文化です。制度やカリキュラムは変化する可能性がありますが、大学のカルチャーや雰囲気はそう大きく変わりません。ですが、学生スタッフが1年生や2年英の場合は入試制度が変わっていないことが多いので、受験について質問するのもいいかもしれません。2次試験の面接で聞かれたことを実際人に合格した人から聞ける機会は少ないのでチャンスです。
②変わらない条件に注目しよう!
学生は卒業していくので変わっていきます。オープンキャンパスではぜひ変わらない条件に注目してください。例えば、大学の場所、教授、理念などはころころ変わったりしません。変わらない条件に注目して、キャンパスの色んなところを見てください。トイレの場所や校舎の新しさなども見るとよいと思います。
③質問を事前に考えておこう
学生の個別相談会に参加する予定の方は、時間内に自分が聞きたいことを聞くために、あらかじめ質問を考えておきましょう。個別相談会は10~15分と時間が決められていることが多くかつ短時間であることが多いです。
受験時代のことを聞く場合
受験生の頃にどんな参考書を使用していたか、どれくらいの時間勉強していたか
大学のことを聞く場合
大学のテスト期間のスケジュールや普段どれくらいの時間勉強しているか、部活に入っている人はどれくらいか
このようなことを聞いてみるのがおすすめです。
5. 満枠になる前に予約しよう!
有名大学ほどオープンキャンパスの定員は早く埋まります。先着順の場合もありますので、早くからオープンキャンパスの情報をチェックしていきましょう。
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