コスパ最高?! 秋田大学医学部の全貌を明らかに!

医学部入試情報

「医学部を目指しているが、学力に自信がない…」「医学部は学費が高くて経済的に難しい…」「都会の喧騒から離れて、のんびり過ごしてみたい」

そんなあなたにおすすめしたいのが、秋田大学医学部です!

在学中の医学生が、受験情報やおすすめポイントをご紹介します。

キャンパス正面にある、基礎研究が行われている建物。

秋田大学医学部はこんなところ!

アクセス

JR秋田駅東口から車で約8分のところに、秋田大学本道キャンパス(医学部キャンパス、附属病院に隣接)があります。

1年生時に一般教養科目の授業を受ける手形キャンパスは、秋田駅東口から車で約4分です。

どちらのキャンパスも目の前にバス停があるため、お越しの際は秋田駅からバスに乗ると便利です。

キャンパスの様子は、ドローン撮影によるオンラインオープンキャンパスをご覧ください。

 

生活に便利な周辺環境

キャンパスの周辺は住宅街となっており、多くの学生が徒歩5分圏内のアパートに住んでいます。

すぐ近くには24時間営業の大型スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、本屋などがあり、生活にとても便利な環境です。

隣接する附属病院を含めると、キャンパス内に食堂が2つ、生協とコンビニが1つずつあります。昼食には困りませんが、長いお昼休みには近隣の飲食店に出かけることもあります。また、附属病院内にはスターバックスが入っています。

春には桜、秋にはイチョウがキャンパスを彩ります。

 

都会と違い、友達がすぐそばにいる環境

最も大きな違いは交通網でしょう。数分おきに電車が来る都会とは異なり、地方は車社会です。サークルでの移動や週末の遠出をより快適に楽しむため、大半の学生が在学中にマイカーを持ちます。

また、ほとんどの学生がキャンパス周辺に住んでいるので、終電や終バスを気にせず、友人達と気軽に会うことができます。

 

秋田大学医学部の学費事情

進学にあたり、学費も大きなポイントですよね。

秋田大学は国立大学ですので、学費を抑えられることも魅力の一つです。

入学金:282,000円

学費:年間535,800円(前期/後期に半額ずつ納付)

この学費は医学部と他学部で同様です。経済状況によって、一部または全額を免除する制度もあります。

このほか、大きな額ではありませんが、ワクチン接種やCBT受験などにかかる雑費が発生します。

私立大学と異なり、たとえ追試にかかってもお金はかかりませんよ!

奨学金制度

①日本学生支援機構

学業成績及び人物ともに優れた学生で、経済的理由により修学が困難な場合に貸与される奨学金です。

無利子の第一種と、有利子の第二種があります。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

②医学生修学資金【元気枠】

医学科2~4年生で、熱意・成績・経済的な観点から大学の推薦を受けた学生が対象となります。

月額200,000円が支給されます。

③秋田県の地域枠

秋田県地域枠および全国地域枠で入学した学生に対し給付される奨学金です。

月額150,000円(実家から通学する学生は100,000円)が給付されます。1年次はそれに加え、入学金に相当する282,000円が給付されます。返済義務がない代わりに、卒業後は在学年数×1.5年間(ストレートで卒業した場合9年間)秋田県内の医療機関で勤めることになります。

私自身も地域枠で入学しており、毎月奨学金を受けています。

④出身地・その他の奨学金

都道府県にもよりますが、卒業後にその地域で一定期間勤務する条件で奨学金を貸与している場合があります。

⑤研修病院の奨学金

医学生は医師免許取得後、2年間の初期研修に進みます。病院によっては、初期研修を行うことを約束した学生に対し、奨学金を貸与している場合があります。看護学生ではよく聞きますが、医学生ではさほど一般的ではない印象です。

詳しくはこちらのリンクから「全国の奨学金情報 一覧」をご覧ください。

⑥国際交流基金

秋田大学医学部医学科では、5~6年次に提携する海外の大学に学生を派遣しています(希望者・選考あり)。

その際の奨学金は上限50万円ですが、派遣先や期間によって金額が異なります。

講義室のイメージ 1~4年生の座学では、学年全員が一緒に授業を受けます。

秋田大学のおすすめポイント

①高い国試合格率

医学部6年間のゴールは、医師国家試験の合格です。全体の合格率は約90%とされていますが、近年の秋田大学は96~97%! 全国でもトップレベルです。

また、大学によっては国試合格率を高く維持するために厳しい留年判定が設けられている場合がありますが、秋田大学ではそのようなことはありません。

 

②入試難易度が高くない

秋田大学医学部は、全国的に見て最も入りやすい医学部の一つと言えます。

推薦入試では個別の学力試験が課されず、共通テストの得点が学力の判断基準になります。

また、前期試験の特徴として、個別試験で理科がない代わりに、共通テストの理科の比重が大きくなることが挙げられます。2次試験の理科対策に苦戦している受験生は要チェックです。

 

③進級判定が厳しくない

「一つでも単位を落としたら即留年」…医学部では全科目が必修なので、こんな怖い言葉をよく聞きます。

しかし秋田大学は、一科目ごとの単位制ではありません。前期末・後期末にまとめて行われるマークシート式試験で、6割以上得点すれば進級できます。

半年間に勉強した全科目の試験が1〜2日で行われるので緊張感はありますが、苦手な科目があっても他でカバーして全体で6割正答すれば良いので安心感があります。

また、長期間テストが続くわけではないので、勉強に力をいれる期間と余暇を楽しむ期間のメリハリを付けられることもメリットの一つです。

 

④臨床実習のスタートが早い

どの医学部でも、4,5年生になると病院での臨床実習が始まります。白衣を着て、グループごとに分かれて各診療科を1~2週間ずつ勉強させてもらうのです。

秋田大学では臨床実習が4年生の9月から始まり、全国的に見ると開始が早い部類のようです。

早く現場に出られることには大きなメリットがあります。私自身、実習で多くの患者さんと関わったことで疾患についてより深く学ぶことができましたし、将来の方向性を具体的にイメージすることもできました。そのような経験を早くからすることで、確実にその後の勉強の励みにもなります。

 

臨床実習が始まるタイミングでマイ聴診器を持ちます。ドラマや映画の登場人物とお揃いにする人も!

【まとめ】秋田大学医学部の良さ4選

ここまでご覧いただいたとおり、秋田大学医学部は、

☑︎入学しやすく、

☑︎進級しやすく、

☑︎国試合格率も高く、

☑︎学費も抑えられる

というコスパ最高の医学部です!

医学部を目指している皆さんの選択肢の一つになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

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