金沢大学医学部の特徴は!?他大学との違いや入学難易度のまとめ
皆さんは金沢大学医学部をご存知ですか?
金沢の医学部といえば、私立の金沢医科大学を連想される方が多いのではないでしょうか。
でも金沢には、金沢医科大学とはまた別に国公立大学の医学部がちゃんとあるんです!
ということで今回は、その国公立大学である金沢大学の医学部について、在学生の目線から詳しく紹介していきたいと思います!
Contents
金沢大学医学部とは!?
キャンパス所在地や交通アクセス
金沢大学は、角間キャンパスと宝町・鶴間キャンパスの2つのキャンパスに大きく分かれていて、その敷地面積はなんと国公立大学の中で2番目の広さなんです!(東京ドーム約41個分)
角間キャンパスは主に、全学部の1年生が共通科目を学ぶ教育棟や文系学部の研究棟、新しく建てられたばかりの理工学部・薬学部の研究棟があり、部活やサークルで使用するテニスコートやサッカーコート、体育館もこちらにあります。
一方、医学部や保健学部の学生が主に通うのは宝町・鶴間キャンパスで、こちらは金沢駅から15分、兼六園から車で5分くらいのところにあります。
キャンパスごとの見どころを分かりやすくまとめたパンフレットがあるので、興味のある方はぜひこちらをご覧ください!
観光名所やキャンパス周辺施設
金沢は観光名所が豊富にあり、関西・関東のどちらからもアクセスしやすいことから多くの方が観光に訪れています!
有名どころで言うと、金沢駅・兼六園・ひがし茶屋街・21世紀美術館・武家屋敷あたりでしょうか。
金沢は、かなりコンパクトな街なので2日あれば十分満喫できるのですが、そんな金沢でも、訪れた際にはぜひ足を運んでほしい個人的にオススメしたい場所をいくつか取り上げたいと思います!
まず最初に紹介するのは、21世紀美術館から10分ほど歩いたところにある「新竪町商店街」です。
商店街と聞くと下町っぽい風潮があるように感じますが、この場所には本気でお勧めしたいカフェや雑貨屋、アートギャラリーが集中しているんです!中でもMONETさん、ケサランパサランさん、Pessoaさん、kikuさん、HIMITOさんは特にオススメなのでぜひ訪れてみてください。
次に紹介するのは、香林坊東急スクエアの裏路地に位置する「せせらぎ通り」です。
心地よくせせらぐ川に沿ったこの通りには、武家屋敷といった古風な建物と近現代のおしゃれな建物が混在しており、数多くの飲食店や雑貨屋が立ち並んでいます。中でもtownsfolkさんとひらみぱんさんは全国から人気を集めるお店となっています。
そして最後に紹介するのが、医学部キャンパスのある石引エリアです!
石引には医学部キャンパスだけでなく金沢美術工芸大学もあることから学生の街としても賑わっており、石川県立図書館も新たに建設されるので、今とても注目を集めている場所です。石引ベーダさんやウミネコパーラーさんといった満席が当たり前な人気店から、悠有さんやリリーさんといったリーズナブルで満足感を味わえるお店、むぎこさんやPistrina EighSkyさんといった人気パン屋さん、橘珈琲店さんやChomskyさんといったディープなカフェなど、ここでは挙げきれないほどの一推しのお店が数多く立ち並んでいます。
そんな素敵な街について紹介しているフリーマガジンが発行されているので、もしオープンキャンパスなどで訪れた際には、ぜひ手に取ってみてください!
金沢大学医学部の入試情報(一般入試)
ここまで読んでくださったあなたは、かなり金沢の魅力に染まってきているのではないでしょうか!
ここからは、そんな素敵な場所にある金沢大学医学部の入試情報について、より熱を込めて解説していきたいと思います!
金沢大学医学部の偏差値
医学部受験マニュアルにおける統計では、金沢大学医学部の偏差値は69.0で、全国の医学部82校の中で26位となっています。また国公立大学の中では22位と、北陸地方の中では最難関の大学となっています。
これは、名古屋市立大学や山梨大学と並ぶ偏差値で、防衛大学や大阪医科薬科大学より高い位置づけにあります。
金沢大学医学部の受験科目・配点
金沢大学医学部受験要項(2022年度)は以下の通りとなっています。
・共通テスト(合計450点)
国語(100)、地歴公民(50)、数学100、理科(物化生より2科目選択)(100)、外国語(100)
・2次試験(合計1050点)
数学(300)、理科(物・化のみ)(300)、外国語(300)、面接(150)
上記の内容で特に注意していただきたいのは、2次試験において生物を選択することができない点です。
そのため生物選択の受験生は、必然的に金沢大学医学部を受験することができなくなってしまいます。
またその一方で、2次試験の配点が高いのも特徴です。
共通テストで思うように点数を伸ばせなかった場合でも、巻き返しを充分図ることが出来ます!
実際、共通テスト後に志望を金沢大学に変更して合格した在学生は多々います。
金沢大学医学部の学費
国公立大学は学費が一律となっており、内訳は以下の通りです。
入学金:282,000円
年間授業料:535,800円
6年間の総額:3,496,800円
金沢大学の在校生は、半数以上が県外出身なので、キャンパス近くで一人暮らしをしています。
そのため、一人暮らしのための生活費も視野に入れておかなければなりません。
ですが、地方都市ということもあり、キャンパス周辺の家賃相場はそれほど高くないので都市部と比べるとかなり費用を抑えることができるでしょう。
金沢大学医学部の特徴
医学部とは言わない⁈
金沢大学のHPや募集要項をご覧になったことがあれば、一度は戸惑ったことのある方が多いのではないでしょうか。
実は金沢大学は、学部や学科といった表現を用いていません。
私たちが通常目にする「医学部 医学科」を、金沢大学では「医薬保健学域 医学類」と表記しています。
なぜこのような特殊な言い回しをしているかについては、日経が詳しく取り扱っていますので是非こちらをご覧ください。
編入制度がある
金沢大学医学部には、後期受験枠がありません。そのため、前期入試または推薦入試での合格を目指す必要があります。
しかし、金沢大学には後期試験において文系・理系一括という特別な入学枠があります。
他の学類生と同様に、1年間の共通基礎科目を受けた後、成績によっては自分の志望する学類へ2年生から編入できるというものです。また学士編入制度も取り入れているため、2年次からより多くの同期と共に学生生活を送っていくことになります!
大学関連病院が多い!
金沢大学医学部は、北陸において最高峰の医学部ということもあり、北陸の至る所に大学関連病院を所有しています。
そのため、4年生以降の臨床実習では、金沢に留まらず加賀や敦賀、黒部といった北陸にある数多くの病院で学ぶことが出来ます。また埼玉県の横浜栄共済病院も大学関連病院であり、希望すれば5年生のエレクティブ実習で埼玉に行くことまで出来ます!
そして何より、大学附属病院には最新設備と経験豊富な医師が揃っているため、北陸全土から数多くの症例が集まってきます。そういった観点から、医学を学ぶ上では北陸でこれ以上ない環境が揃っています!
金沢大学医学部のまとめ
いかがだったでしょうか?
金沢大学医学部について、少しでも興味を抱いていただけたでしょうか?
金沢は、美味しい海の幸と温かみのある人情で溢れていて、また最近ますます発展を遂げて新しい飲食店や商業施設が激増してきているので、学生生活を送る上ではこれ以上ない場所だと思います!
もし興味を持たれた方は、是非オーブンキャンパスや学祭にいらしてください!いつでもお待ちしています。
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