現役医学生が語る、リアルな医学部事情
~他大学交流編~

現役医大生の実情

みなさん、こんにちは。

前回は医学部の部活動についてお話しました。

今回は他大学の医学部との交流についてお話したいと思います。

沢山のサークル?学生団体?

みなさんの中には、医学部に入ったら何の部活に入ろうかなー?って考えている人も沢山いると思います。

でも、医学生が沢山所属する学生団体があるって知っていましたか?それを通じて他学部の医学生同士で沢山交流できるんです!

一番有名なのがIFMSAという団体です。 https://ifmsa.jp/

この団体の理念は

「すべての医学生がグローバルヘルスのために団結し、将来の医療において地域、そして世界で活躍できるリーダーを育成する」

というもので、性教育に力を入れていたり平和学習の機会を設けたり、世界中の医学生と繋がって交換留学を実現したりとその活動は多岐に渡ります。

これ以外にも医療系の学生団体は数多く存在し、救急のサークルや特定の科の勉強会などもあります。

臨床推論といって、「腹痛」「胸痛」など特定の症状から患者さんの情報を聞き出していき病名を突き止めるという診断法を勉強する団体もあります。

医学部生が所属する勉強会はこのようにありとあらゆる種類がありますので、みなさん楽しみにしていてくださいね☆

部活のつながりも全国に仲間を作れる

そのほか、全国の医学部生と繋がれる機会を作れるのは部活動ですね。

東医体(とういたい)、西医体(にしいたい)といった部活の大会をご存知ですか?

全国の医学部を地域ごとに東西で分けて行われる部活の大会です。ここで上位に残ると全医体(ぜんいたい)という全国大会に行くことができます。

普段は自分の大学内、または近隣県の医学部とだけ部活をしている大学も多いですが、この大会にかける思いはどの大学も強く、またそこで戦ったライバル達はみんな仲良くなります。

この繋がりは卒業するまで続きますし、卒業してから全国にある研修先に散らばった時に、大会で出会った仲間と偶然再会したりなんかもします。

大学で一生懸命打ち込んだからこそできる財産ですよね。

仲間は一生の宝

学生団体、サークルの魅力は伝わりましたでしょうか?

私自身、学生団体に所属したことで北は北海道から南は沖縄まで全国に素敵な仲間ができました。この仲間となら、いつか日本の医療をより良いものにしていけるかもしれない!なんて思うくらいです。

みなさんも医学部に入ったら沢山の仲間を作ってくださいね^^

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