医学部受験生の受験シーズンは超多忙!受験2週間前から当日に実践したい5つのこと
医学部合格を目指す受験生の中には、
「併願校が多いから毎日試験でバタバタしそう…」
「受験シーズンの忙しいスケジュールを乗り越えられるか不安」
といった悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
医学部受験が他学部の受験と大きく異なる点はいろいろあります。
その中でも特に特徴的なのは基本的にどの大学でも一次・二次試験(筆記試験と面接試験)があり、2回受験する必要があるということですね。
しかも、共通テストが終わって本格的な受験シーズンが始まると、ほぼ毎日どこかの大学で一次試験か二次試験が行われるような状態。
併願校が多い方はかなり過密なスケジュールになるのではないでしょうか。
明日の筆記試験のために机に向かってはいるものの、その翌日にある他大学の面接対策も完璧じゃないから集中できない…なんてことも。
しかも大学が家から離れている場合は、移動時間のことも考えなくてはいけないので、頭がパンクしそうになりますよね。
本記事では、そんな受験生のための受験シーズンの過ごし方のアドバイスを紹介していきます。
Contents
1. スキマ時間に「面接対策ノート」
医学部受験で必須とも言える面接。
学校ごとに志望理由を考えなければいけなかったり、勉強との両立をしなくてはいけなかったり、かなり負担に感じる方も多いかと思います。
おすすめの面接対策は、「面接対策ノート」を作ることです。
面接で聞かれそうな質問はノートにメモしておき、思いついた時や少しの時間ができた時に自分なりの回答を埋めていきましょう。
面接対策で考えておきたい質問についてはこちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
できるだけ負担を小さくするために、面接対策するぞ!と決まった時間を設けるよりは、トイレの中や移動時間、ご飯を食べている時間などに考えついたものをノートに書き溜めていけるとベストです。
ふとした瞬間にこそ良いアイデアが浮かんできたりするものです。忙しいスケジュールの中で勉強時間を少しでも確保するためにも、スキマ時間を有効活用しましょう。
2. 筆記試験の後はその日の試験の復習をする
これは本当に肝心だと思います。
試験が終わった日に必ずその日の試験でつまづいた問題の復習をしましょう。
解けなかった問題と向き合うのは辛い気持ちも生まれるでしょう。しかし、これは次の試験で同じ分野の問題・似たような問題が出てきた時に解けるようにするために重要なことです。
また、なぜ解けなかったのか、どうしたら解けたのかを分析して明らかにすることで、解けなかった問題に対する気持ちを整理することができます。
悔しい気持ちと向き合うことにもなるでしょう。医学部合格を勝ち取るために、グッと堪えて冷静に、やるべきことをやっていきましょう。
3. 持ち物の準備は必ず前日までに済ます
当たり前のことだと、みなさん思いますよね?
そうなんです。当たり前のことなんです。でも同じような試験が何個も何個も続いて慣れてしまうと、前の日からカバンの中身を何にも変えないまま次の日の試験に臨む、なんてことが起こりかねないので要注意。
医学部の入試では、一次試験で筆記試験のみのところもあれば、同日に小論文まで行う大学もあります。面接まで全てその日で済ませてしまうところも。
特に、受験票、筆記用具(シャープペンの芯などの補充も含め)
何校か受験して慣れてくると、「今日の試験で疲れたし、小論文や面接の用意をちょっと足せばいいだけだからまぁ明日で大丈夫かな〜」となってきてしまうものです。
4. イメージトレーニングを細かく行う
試験会場に向かう時に、何時の電車に乗って何時に何駅で乗り換えて何口に出るか、試験前日に確認しておきましょう。
試験会場までのルートやかかる時間も把握できればベストです。
このイメージトレーニングをしているかどうかで心のゆとりが全く変わってきます。また、時間ロスをする可能性、した時にロスする時間の程度も変わってきます。
特に反対方向の電車に乗ってしまうことには注意です。普段乗り慣れてない電車だと反対向きの電車に乗ってもなかなか気がつけませんよね。「何駅行き」の電車に乗るのか確認しておきましょう。また、当日は不安だったら恥ずかしがらずに駅員さんに確認してくださいね。
5. 1日の中でリラックスできる時間を20分は確保する
あれこれ言ってきましたが、しっかり「offの時間」を作る、これが一番大切かもしれません。
ぼーっとするだけでも、好きなマンガ・本読むのでもひたすら音楽聴くのでも好きなお笑い芸人のYoutube観るのでもなんでもいいです。
思い切り自分のためだけに使える時間を確保しましょう。
目が覚めてから寝るまでの間に緊張の糸が緩まず、入試で思い通りの結果が目に見えて現れてこないと、ある日突然「なんかもうどうでもいい」となる瞬間が現れることがあります。
これは良い意味ではなく悪い意味の開き直りです。
そうなってしまうと、後の入試に全力で臨めなくなります。とても怖いことですし、後から後悔してしまうことでしょう。
「大丈夫」と思っていても、自分が思っている以上に心は疲れていると思いますので、しっかり心の休息を与えてくださいね。
最後まで力を出し切るために
受験直前の時期にこの記事を読んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。みなさんはたくさん頑張ってきましたよね。
朝から晩まで英単語や知識を詰め込んで公式を覚えて、模試を受けてその結果に喜んだり奮い立たされたり…身体的にも精神的にも大変な1年だったかと思います。
ですので、最後の試験が終わる日まであとほんのちょっとだけ踏ん張って、全力を出せるコンディションで筆記試験にも面接試験にも臨んでください!
神奈川生まれ、東京育ちで、東京医科歯科大学医学部に在学中のライター。
バックパッカーとして世界を旅したいという夢を持つ。
服の好みが数ヶ月単位で変わることが悩み。
受験生時代の得意科目は古文と生物。普段は優柔不断だが、物理から生物に鞍替えすることは1日で決断した。
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