現役医学生が後輩に伝えたい試験の心得②
~過密スケジュール時の対処法あれこれ・続き~
みなさんこんにちは。受験シーズンが始まりましたが、心の準備、できていますか??
前回は医学部受験特有の過密スケジュールの中での過ごし方について説明しました。
今回はその続きをお話ししたいと思います。
準備が9割、本番が1割
前回は面接対策の準備方法と復習の重要さについてお話しました。
その続き、行きたいと思います。
3. 持ち物の準備は必ず前日までに済ます
当たり前のことだと、みなさん思いますよね?
そうなんです。当たり前のことなんです。でも同じような試験が何個も何個も続いていくと、慣れてしまって前の日からカバンの中身を何にも変えないまま次の日の試験に臨む、なんてことしていませんか?
医学部の入試では、一次試験で筆記試験のみのところもあれば、同日に小論文まで行う大学もあります。すごいところでは面接まで全てその日で済ませてしまうところも。
4, 5校受け終わった時は「今日の試験で疲れたし、小論文や面接の用意をちょっと足せばいいだけだからまぁ明日で大丈夫かな〜」なんてなってきます。気をつけてくださいね!!
4. イメトレを細かく行う
みなさん、明日の試験会場に向かう時、何時の電車に乗って何時に何駅で乗り換えて何口に出るか、もう把握していますか?
かつその口を出てから試験会場までのルート、かかる時間はわかっていますか?
このイメトレをしているかどうかで心のゆとりが全く変わってきます。また、時間ロスをする可能性、した時にロスする時間の程度も変わってきます。
普段乗り慣れてない電車だと反対向きの電車に乗っても最初に気づかないこともあります。自分が乗り降りする駅の前後の駅が何駅かなども把握しておきましょう。
緊張度のon/offをつけよう
あれこれ言ってきましたが、これが一番大切かもしれません。
5. 1日の中で必ずリラックスできる時間を20分は確保しよう
ぼーっとするだけでも、好きなマンガ・本読むのでもひたすら音楽聴くのでも好きなお笑い芸人のYoutube観るのでもなんでもいいです。
嫌なこと辛いこと忘れて思い切り自分のためだけに使える時間を確保しましょう。目が覚めてから寝るまでの間に緊張の糸が緩まず、入試で思い通りの結果が目に見えて現れてこないと、
ある日突然「なんかもうどうでもいい」となる瞬間が現れることがあります。これは良い意味ではなく悪い意味の開き直りです。
そうなってしまうと、後の入試に全力で臨めなくなります。とても怖いことですし、後から冷静に振り返って後悔が襲ってきます。休める時間に思い切り休んで心を入れ替えましょう!!
最後まで力を出し切るために
みなさんはもう十分頑張ってます。朝から晩まで英単語や知識を詰め込んで公式を覚えて模試を受け続けた1年だったかと思います。さらにコロナの影響で、思うように勉強時間が確保できなかったり身体的精神的な自由が少ない日々を過ごしたことでしょう。
だから、みなさんはもう十分よく頑張ってるんです。そんな中で一生懸命勉強し続けたんですから。嬉しい時も辛い時も机に向き合いたくない時も頑張ってきた皆さんに、もっと頑張ってとは言えません。
だから、あとほんのちょっとだけ頑張りましょう。最後の試験が終わる日まで、あなたの全力を出し続けられるように。
応援しています。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。