東京慈恵会医科大学医学科の合格体験記

医学部別の合格体験記

高校3年生の夏休みの過ごし方について悩んだことはありませんか?

学校のイベントも終わりに差しかかり、大学受験に向けていざ勉強に取り掛かろうとしても、何の教科をどれくらいやればいいのか迷ったり、本当にこのままで受験本番に間に合うのかと不安になったりするかもしれません。

この記事では、高校3年生の勉強の進め方や勉強時間など合格までの軌跡を、私自身の体験を基にわかりやすく解説していきます。

夏休みまでに英語と数学は基礎を固める

夏休み前までは、全教科の土台ともなる英語と数学をまずは固めましょう。

それ以外の理科系科目は夏休み以降でも伸びます。

英語は長文読解を通して総合力を高めました

英語は長文読解をしつつ、その過程で出てきた単語や文法を確認するようにしていました。

特に、医学部の英語では、物語よりも学問的な内容の文章の読解が多いように思います。そこでしか目にしないような単語も多く出てくるため、様々なジャンルの文章と触れ合うことで、初見で出てくる単語や内容にも臆せずに対応できる力もつけられるでしょう。

また、文法に関しても1文1文丁寧に確認し、わからない内容を逐一確認するように読んでいました。そうすることで、文章の誤った理解も減らすことに繋げることができます。

数学はⅠA・ⅡBを中心に問題演習

数学は数Ⅰ・A、Ⅱ・Bを夏休みまでに重点的に演習を積みました。数Ⅲは夏休み時点ではまだ、一通り教わって問題も1周目が終わったところだったので、理解を深めたり、問題数をたくさんこなすことはできませんでした。

その反面、数Ⅰ・A、Ⅱ・Bは大体の範囲を高校2年生までに学習済みで、問題を解いているうちに、自然と自分の中で苦手分野を洗い出せていました。そのため、そこに力を入れて苦手意識をなくすようにしました。

私の場合は、特に数2の複素数、数Bの平面・空間ベクトルや数列を避けてしまっていたので、基本的な内容からおさらいし直して、穴がないようにしました。

夏休みは最後の基礎固め期間

夏休みは学校もなく、時間もたくさんあります。ここでの勉強方法と時間の使い方次第で、学力は大きく伸ばすことができます。

夏休みが終わった時に、自分自身の成長を実感し、目標の大学合格に近づかせるべく、計画的に過ごしましょう。

規則正しい生活を続ける

夏休みの計画を立てて、毎日少しずつ達成していく中で、1番大切なことは規則正しく生活することです。計画通りに勉強が進まなかったり、少し遊んで夜更かししてしまうこともあるでしょう。

その時に、できなかった分を無理に取り返そうとして睡眠時間を削ったり、休憩の時間を削りすぎてしまったりすると、かえって体調を崩したり能率を落としてしまうことに繋がりかねません。

2ヶ月弱の夏休み全体を安定して過ごすためにも、規則正しく睡眠や食事を取りつつ、勉強する時にはしっかり集中できるようにしましょう。

私の場合、夏休みごろから0時に寝て、6時に起きる習慣をつけ始め、1日13時間くらい安定して勉強するようにしていました。自分の勉強時間を管理するためにStudy Plus というスマホアプリを用いていました。勉強時間だけでなく、教科ごとのバランスも目で見てわかりやすいグラフにしてくれるのでオススメです。参考にしてみてください。

全教科をバランスよく

苦手教科に対する焦りや得意教科の楽さから、偏った教科ばかり勉強してしまってはいませんか?確かにまとまった時間が取れて重点的に勉強できるので、苦手または得意教科ばかりやりたくなってしまうかもしれません。

しかし、受験で重視されるのは総合得点力です。いくら得意な教科で点数を取っても限りがあります。長い時間がまとまって取れるからこそ、時間ごとに区切って全教科バランスよく手をつけるのが良いでしょう。同じ教科ばかりやって飽きて集中力が落ちてしまうのを防ぐためにも、毎日少しずつでも勉強するようにすると良いでしょう。

理科系教科は基礎を夏休み中に完璧にする

物理や化学などの理科系科目は、夏休みで手をつけるのをおろそかにしてしまうと、周りと差ができてしまいます。発展的な問題までこの時期に解けるようになる必要はありませんが、各分野の基礎はしっかりと押さえるようにしましょう。

特に、おすすめの方法は定義や法則の導出を自分でもできるようにしておくことです。暗記ばかりに頼っていると、受験問題にありがちなひっかけに惑わされたり、ど忘れした時に点数を大きく落としてしまいかねません。夏休みは基礎から丁寧に確認することができる最後のチャンスですので、よく復習するようにすると良いです。

直前期は演習量を増やす

ここまでは夏休みを含めて問題を解きつつも、基礎を固めたり、知識をインプットすることを主にしてきたと思います。ここからはアウトプットを積極的にして、知識を使える形にしていきましょう。そして、何よりも大切なのは体調を整えることです。本番に向けて十分戦えるだけの環境を自分自身で作り出していきましょう。

英語、数学は最後の追い込み!

英語、数学は過去問を中心に問題を解き進めていきましょう。大学によってかなり傾向や癖があることがわかってくると思います。医学部の英語では、単発の単語力を問われることもあり得点しづらくなっている問題が多いです。

また数学では、特に計算量が多くなったり煩雑な計算が多く、ケアレスミスをしないようにする必要があります。時間配分や解き進め方についても、演習を重ねていく中で身につけていきましょう。

理科科目はとにかく演習量を増やす

夏休み前後で基礎を固めたら、その後はひたすら演習を積み重ねるのみです。私は物理、化学を選択しましたが、生物も同様だと思います。物理、化学に関しては、通っていいた予備校のテキストの問題以外にも、自分で市販の問題集を買って解いていました。

物理でオススメなのは 「名門の森」です。問題数も多過ぎず、また難易度もそこそこ高いものまで含まれています。問題を少し見て自分には難易度が高そうだと感じたら、「良問の風」でも良いでしょう。参考書は何冊も買うよりも、一冊を何周もして解き方を完全に理解するようにしましょう。私もこの問題集は3周くらいやりこんで、最後の方にはほとんど覚えてしまっていました。

夏休みから受験期までは意外とあっという間

いかがでしたか?今回は高校3年生の勉強の進め方について、私の経験をもとにまとめてみました。夏休みから受験本番までの半年強は体感だと特に早く、目的意識と計画性を持って望まないとあっという間に過ぎてしまいます。

この記事を読んで少しでも改善点や参考にできる点を見つけられたら、すぐにでも行動に移してみてください。きっとみなさんの助けとなるでしょう。受験生の成功と悔いのない時間の活用を心から応援しています。頑張ってください!

 

ピックアップ記事

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

【2024年版】 現役医大生が選ぶ医学部予備校おすすめTOP5