大学受験の証明写真はこう撮れば映える!正しい撮り方や服装を徹底解説
オープンキャンパスや模試などの日程が決まってきて、皆さんは受験スケジュールの全体像がそろそろ見えてきた頃合いでしょうか。今回は入試を受ける準備として、願書に必要な証明写真のあれこれをご紹介していこうと思います!
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なぜ大学受験に、ちゃんとした写真がいるの?
大学受験の願書に写真を載せる必要があるのには、いくつか理由があります。まず、受験当日、本人確認を正しく行うためです。何千人という受験者がいる中で、1人1人が志願する学部や受験科目などが寸分違うことなく公正に試験を行うためには写真との照合が非常に有効です。そのため、願書に添付する写真は、受験時に近い髪型や髪色をしていて当日認識されうるものであることが重要です。
また、大学に正式に提出する以上、大学に入学させるに相応しい人物であるかも最低限見られていると考えるべきでしょう。さらに、大学に無事入学した後、学生証の発行にあったての証明写真としても利用されることがあります。これらの理由から、大学受験の写真には、体裁を整えたフォーマルな印象を与える写真が求められます。
大学受験の写真の正しい撮り方
どこで写真を撮ればいいの?
どこで撮影するかについては、特に規定がなければご自身で決めていただいて構いません。方法としては、撮影スタジオなどでプロの方に撮っていただく方法やスピード証明撮影ボックスやカメラを用いて自分自身で撮影する方法があります。プロの方に撮っていただく場合、質のよさが担保された写真を願書に添付することができ、自信にも繋がることに加えて、データを保存しておいてもらうことで後々フォーマルな証明写真が必要となった際、焼き増ししてもらうことができます。
その一方で、コストがそれなりにかかる上に、事前に予約して時間を確保しなければいけないので勉強や模試のスケジュールを加味する必要があります。自分自身で撮影する場合は、安価で撮影でき、事前のスケジュール調整も不要なので簡便である一方、自分自身の裁量に任せて映りの良し悪しを判断しなければいけないので、不安要素は多少残ってしまいます。以上のように、それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、それらを踏まえて決断しましょう。なお、プリクラ機などフォーマルな写真撮影に相応しくない撮影方法は控えましょう。
写真はいつ撮ればいいの?
先述の通り、添付する写真は受験当日の本人確認の役割を兼ねているため、何年も前の写真を利用するのは望ましくないでしょう。目安としては、受験の3ヶ月以内です。大学によっては、撮影時期についてより明確な指示のあることがありますので、願書提出期限より余裕をもって事前に必ず要項を確認しておきましょう。
写真撮影の際の正しい身だしなみ
撮影時期の次は、撮影時の身だしなみについて話を移していきましょう。最初に述べた通り、本人確認や学生証などの反映を目的とされているため、それを踏まえた上でのポイントをいくつか挙げていきます。
服装は、なるべくスーツで
学生証に反映されることを踏まえると、大学生としてどういった身だしなみがよいか考える必要があります。現役生の場合、フォーマルな服装としては真っ先に高校の制服が挙げられるかと思います。しかし、高校の制服が大学入学後の証明書に反映されるのは何かと食い違いが生じてしまいます。そのことから考えると、高校の制服を着用することは不自然であり避けるべきでしょう。また、パーカーや柄シャツなどカジュアルな服装もあまり適切とは言えません。
以上のことから、大学入学後も使用する機会は必ず出てきますので、可能であればスーツを準備し、写真撮影当日もスーツを着用するのがベストです。スーツを準備できない場合においても、カジュアルな服装は避け、落ち着いた色合いのシャツやブラウスなどフォーマルな印象を与える服装で撮影しましょう。
ヘアメイクはどうすれば?
まず大切なことは、本人確認を的確に行うため、顔が隠れてしまうようなヘアメイクは避けましょう。前髪や髪を結ぶかどうか等、大学からの指定がある場合もありますのでその点も注意が必要です。また推薦入試や医学部受験をする場合は、入試科目に面接が含まれることがほとんどなので、可能であれば黒髪での撮影が望ましいでしょう。
メイクは?
女性の場合、メイクをするべきかどうかは悩む要素として挙げられるかと思います。就職活動など社会に出ていく場面においては、大人の女性としてメイクをして撮影することが良いとされていますが、大学受験においてはそれほどのフォーマルさが求められることはありません。ただし、過度なメイクは避けるべきでしょう。メイクをする場合においても、ナチュラルメイクで留めておくことがベターです。
写真データについて
写真は、プリントかデータのどっちがいい?
以前は紙媒体の願書がほとんどであったため、写真をプリントして貼り付けるのが当たり前でした。しかし、ここ最近はネット出願が増加してきている観点から、写真をデータとして保存しておく必要性も出てきています。以上の観点から考えると、プリントした状態のものとデータのままの状態のものの両方を持っておくことが無難でしょう。データさえあれば枚数を気にすることなく管理ができるので、どちらかだけという場合ではデータで保管しておくのがよいです。
写真サイズは?
一般的に、証明写真のサイズは縦4cm×横3cmであるとされていますが、大学によってはサイズの指定があることがありますので、そのサイズを確認しておく必要があります。写真をデータとして管理している場合では、簡単にサイズを変更することが可能です。
必ず事前に要項の確認を
いかがだったでしょうか、大学受験のためには様々な準備が必要です。せっかくこれまで努力を重ねて勉強してきたことが水の泡とならないようにするためにも、準備は漏れなくきっちり行いましょう。そして大学によって願書記載に際の注意事項が変わってくるため、必ず写真撮影の前に余裕をもって、要項の確認をしておきましょう。後々、修正不可能となってしまった場合、手遅れに陥ってしまいかねません。以上の点を踏まえて、自信をもって受験に臨みましょう!
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