Please enable JavaScript
メール配信サービス by Benchmark

大学生の奨学金の種類とは?制度や仕組みを徹底解説します

Campus Life
PR

大学に進学すると、学校に納めるお金だけでも毎年数十万円から数百万円以上と、高額なお金が必要になります。

特に、私立大学の医学部では6年間で学費が2000万円をこえるところもあります。せっかく大学に合格しても、お金がないから通えないとなれば、受けた意味がありません。

そのため、学費をカバーする奨学金を借りている大学生も多く、なかには学費はすべて奨学金でまかない、学生生活で必要なお金はバイトで調達している先輩たちもいます。奨学金を上手に利用すれば、進学をあきらめる必要はなく、保護者に大きな負担をさせなくても、希望の学校に進めるのです。

この記事では、大学生が利用している奨学金について紹介します。

経済的な理由で、自分が行きたい大学にいけないという人にこそ、ぜひこの記事を読んでほしいと思います!

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

まずは、奨学金を受けている学生の約8割が利用している日本学生支援機構の奨学金について、その制度と申し込み方法を確認しておきましょう。実は全国の学生の3人に1人が借りているのが、JASSOの貸与型の奨学金です。

日本学生支援機構(以下JASSO)の奨学金には、給付型と貸与型の大きく2種類があります。

給付型は原則として返す必要がない奨学金ですが、貸与型は借りたら卒業後に働きながら返していく奨学金です。

貸与型には利息がない「第一種奨学金」と、利息を付けて返す「第二種奨学金」があります。一定の条件を満たせば、「第一種奨学金」と「第二種奨学金」は併用できます。いずれも高校3年生の時に申し込む予約採用と進学後に申し込む在学採用があります。

奨学金を受けるための基準は、(1)学力基準、(2)家計基準、(3)資産基準、そして、(4)進学先の学校が給付奨学金の対象校となっていることの4点です。

進学先が給付対象校となっているかどうかは、文部科学省のホームページから確認できます。
文部科学省:支援の対象となる大学・短大・高専・専門学校一覧

給付型、第一種、第二種でそれぞれ学力や家計、資産状況の基準が決まっており、一定の基準を満たせば奨学金をもらうもしくは借りることができます。

給付型が一番基準が厳しく、次に第一種、どちらの条件も満たせないという人が第二種になります。

第二種の基準は比較的ゆるいので、給付対象校であれば条件を満たすことはできると思います。

しかし、在学中に留年をしてしまったり成績が悪かったりすると、途中で奨学金が打ち切られてしまうこともあるので、注意が必要です。

地方公共団体の奨学金

都道府県や市区町村が窓口となる奨学金もあります。保護者の居住地か大学の所在地かで受けられる場合が多いようです。

各自治体の奨学金は貸与型が多いようですが、中には卒業後にその自治体で就職した奨学生に対し、奨学金の返還を支援する制度※もあります。例えば、医学部であれば6年間借りたら一定期間(9年間のことが多い)はその地域で働くことで返還が免除される、地域枠なども存在します。

※都道府県(基金設置団体)
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/chihoshien/sosei/seido/sousei_ken.html

成績や家計の基準は、日本学生支援機構の基準に準じているところと、独自に設定しているところがあります。家庭の所得制限が厳しい場合や、日本学生支援機構の奨学金と併用できない場合もある点に注意が必要です。

医師不足の地域では月に20~25万円ほど貰える地域もあり、親に頼ることはできないけど医師になりたいという人にはおすすめです。

参考例 茨城県地域医療医師修学金貸与制度 特設ページ

PR

民間育英団体の奨学金

民間団体(企業や学生を支援する団体)が運営する奨学金もたくさんあり、給付型のものと貸与型のものがあります。

給付型の場合、学業成績だけでなく、品行方正など人物評価も対象となり、募集枠も少ないことが多いです。

高校時代に指定された高校の推薦者から予約選考を行うものや、大学入学後に申し込むタイプでも対象となる地域や大学・学部が指定されている場合があり、情報を集める力が必要になってきます。

大学によっては、そういった奨学金をまとめているページを作っているところもあり、そういったところを細かくチェックしましょう。

参考例 筑波大学 奨学金・就学支援 民間奨学団体

貸与型は成績良好で、学費の支払いが困難な人向けのものが多いです。金額は給付型、貸与型ともに月20,000~60,000円くらい。期間は1年~数年までさまざまなものがあります。

筆者である私はこのタイプの奨学金をもらっていますが、大学教授の推薦を頂いたり、教務の方と密に連携したりと手間はかなりかかりました。それでも、その奨学金があることで学生生活を過ごすことができているので、可能性のあるものは狙ってみましょう。

大学独自の奨学金

大学独自の奨学金の中には、地方の高校出身者に限定する制度や被災地(災害救助法適用地域)の入学者に対する入学金返還や給付金・奨学金の制度、卒業生や篤志家の寄付による奨学金など、バラエティに富んだ制度が数多くあります。

進学を希望する大学の奨学金制度の基準をよく調べ、申し込み時期を逃さず受けられるようにしましょう。

JASSOの給付型奨学金の条件となったこともあり、現在私立大学でも約9割は給付型奨学金の制度を設けています。

このタイプの奨学金は、成績がかなり優秀(学科の中で1番を争うぐらい)だとか、本当に家計が苦しい場合にのみ、貰えることがほとんどです。

ご利用は計画的に。

ここまで、様々な奨学金を紹介してきましたが、忘れてはならないことがあります。

それは、貸与型の奨学金は借金であるということです。実際、借りた奨学金を返すことができず、自己破産したという事例もあります。

それなら、給付型の奨学金をゲットできれば良いと、考えると思いますが、実際はそんな甘いものではありません。

当たり前のことですが、簡単にはただでお金はもらえないのです。

特に今、議論の的になっている、医学部の地域枠では、入学してから将来の選択肢が狭まっていることに気づき、後悔する人も少なくありません。

募集要項をよく読んで、自分の将来までよく考えてみる。そして家族ともよく相談しましょう。

奨学金は正しく使えば、自分の可能性を広げてくれるものです。この記事で紹介したような奨学金を用いることが、夢を叶えることにつながれば幸いです。

PR

LINEで友達追加する

Takada

768 views

筑波大学に通う、横浜出身の医大生。趣味は映画鑑賞やカフェ巡り。休日はゴルフやチェスしてます。 典型的な理系で、英語やセンター試験の国語がとても苦手だったので...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

LINEで友達追加する