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【私立・国立】大学の学費はどれくらいかかる?【文系・理系】

Campus Life
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大学に通うにあたって、「学費が心配」というご家庭や生徒は多いもの。
行きたい大学や学部に合格しても、学費が理由で通えない、途中で辞めざるを得ない……という状況は避けたいですよね。

 

今回の記事では、大学の学費がおおむねどれくらいかかるのかの目安と、仕送りなしでも大学に通えるかどうかについて解説します。

 

いくら大学生活に必要なのかを知り、進学前に学生生活のマネープランについても考えておくようにしましょう。

 

大学の学費は私文で約95万円

 

大学の学費は、「国立か私立か」「文系か理系か」によって大きく異なります。
授業料の年額、卒業までの合計額の平均を比較してみると以下のようになります。

 

授業料(年額) 施設設備費 入学金 卒業までの合計額

(医歯系は6年間、それ以外は4年で計算)

国公立大学

(標準額※)

535,800 (学校によって必要な場合もある) 282,000 2,425,200
私立大学(文系) 815,069 148,272 225,651 4,079,015
私立大学(理系) 1,136,074 179,159 251,029 5,511,961
私立大学(医歯系) 2,882,894 931,367 1,076,278 23,961,844
私立大学(その他) 969,074 235,702 254,836 5,073,940

(単位:円)

(国立大学は「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」、私立大学は「令和3年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金」を参照。
卒業までの合計額は「(授業料+施設設備費)×4(医歯系は×6)+入学金」で計算)

※国立大学の学費は「標準額」が定められており、最大でこの120%を上限とした額を学費とすることができます。また、公立大学の授業料は国立大学と同程度ですが、入学金についてだけは地域内か地域外かで額が異なります。

 

授業料だけで国立大学は年約54万、私立文系だと年約80万円、私立理系なら約115万円が必要です。
特に理系・医歯系の場合は国立大学に行くかどうかで最終的な学費が倍以上違ってくることになります。
私立志望の場合は、大学の学費がいくら掛かるかを出願前からしっかりと確認しておくといいでしょう。

 

ちなみにこれはあくまで授業料と学校納付金のみの額であり、実際には通学費やテキスト代、実習代などで年間平均で+5万円程度が追加でかかってくる点に注意が必要です。

 

上の表では「文系」「理系」「医歯系」でまとめてしまっていますが、実際は文系・理系の中でも学費の差は存在します。
例えば文系は宗教科や福祉科の、理系は数学科や情報科の学費が比較的安く、「その他」の中では芸術系の学費が高めになっています。
学部や学科別の平均額が気になる方は、こちらを参照してみてください
旺文社 教育情報センター2021年度 大学の学費平均額
文部科学省 令和3年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について

 

大学の学費は年2回払いが基本

大学に支払う学費は、初年度が「入学金+授業料+施設設備費」、2年目以降が「授業料+施設設備費」になり、入学金の分だけ1年目に支払う額が多くなります。

 

この学費は、前期(4月頃)と後期(10月頃)の半期ごとに分けて支払うのが一般的です。
つまり、国立大学に進んだなら、入学時に「約55万円」、それ以降半期ごとに「約27万円」、私立文系なら入学時に「約70万円」それ以降半期ごとに「約50万円」を納付することになります。
(入学時納付金を「(授業料+施設設備費)÷2+入学金」、それ以外の納付金を「(授業料+施設設備費)÷2」で計算しています)

 

大まかな目安ですが、大体の支払いイメージを持てるのではないでしょうか。

 

入学時の支払いタイミングは「奨学金支給の前」

大学入学にあたり、「まとまったお金が用意できない」などの理由で奨学金を申請している人も多いでしょう。
その場合は、「初年度納付金」に気をつける必要があります。

 

というのも、大学生向け奨学金の給付は「入学後」に行われるため、その分の奨学金を借りているとしてもとりあえずは「入学金+半期分の授業料」を手元に準備しなくてはならないからです。
特に入学金は合格発表後1〜2週間以内に納めなくてはならず、合格してからあまり余裕がないことがほとんど。

 

状況によっては教育ローンなどを活用する必要がありますが、ローンは審査がおりてお金を借りられるまでに少し時間がかかります。
合格してから慌てなくていいよう、あらかじめ入学金と半期分の学費をどう準備するか保護者の方と話し合っておきましょう。

 

奨学金+バイトで大学に通える?

 

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家庭の教育方針や経済状況によっては、大学に通う際に仕送りがなく、進学できるかどうか不安……という人もいると思います。

 

結論から言えば、初年度納付金と最初の引っ越しなどにかかるお金がクリアできれば、奨学金とバイト代のみで大学に通うことは可能です。
実際に、「令和2年度学生生活調査結果 大学昼間部(速報値)」によると、国立大学の5.6%、私立大学の5.8%は「家庭からの給付なし」で生活しています。

 

奨学金として最もメジャーなのは日本学生支援機構(JASSO)ですが、それ以外にも地方自治体や民間の財団(あしなが育英会や育英会、ニトリやダイソーなど)、各大学の校友会の奨学金などが存在します。
返還不要のものや他の奨学金と併用可能なものもありますので、自分の家の経済状況に合わせていくら、どこから借りられるかを考えて受験先を検討しましょう。

 

自宅外の場合生活費が110万円以上かかる

大学生活には、学費だけでなく生活費もかかります。
奨学金を借りるときは、生活費まで考え

 

生活費は自宅の場合は年間35〜40万円、一人でアパートなどを借りる場合は年間110万円ほど。
自宅外から通う場合、特に1年目は最初に家具購入費、アパートの敷金などで平均61万円の費用が更に必要になります。(参照:私立大学新入生の家計負担調査 2020年度

 

「一人暮らしに憧れる!」という人も多いかもしれませんが、自宅通学か一人暮らしかではかなりの費用差があるのが分かるでしょう。
大学に通うための費用を抑えたいのであれば、可能な限り自宅から通う、あるいは大学付属の寮や学生会館に住むことを検討することも大切です。

 

いくら借りればいいかはこう計算しよう

学費と生活費すべてを奨学金で賄おうとすると返済額が大きくなってしまいますので、できるだけアルバイトすることも必要です。

 

学生アルバイトの場合、親に税金がかかってしまう、給与に所得税がかかってしまうなどの理由でかえって収支がマイナスになることが多いため、バイトで得られる金額は年間103万円以内にするのがオーソドックス。

 

ですから、計算上は月額で(学費+生活費−バイト代【103万】)÷12 以上の額の奨学金を借りられれば、奨学金とバイト代のみで大学に通えることになります。

 

ただし、103万というのはあくまでも「自分と親に税金がかからない額の上限ギリギリ」。
実際にバイト代で103万を稼ぐには、時給1000円だとすると週に21時間、週4日×5時間以上働く計算になり、大学との両立はかなり大変になります。

 

実際に奨学金を借りる額を計算するときは、上記の計算よりバイト代を減らして考えることをおすすめします。
例えば、バイトで年間70万円稼ぐ計算にすれば、時給1000円の所で週4日×3.5時間程度バイトすれば良いことになるため、だいぶハードルが低くなります。

 

バイト代が年間70万円・一人暮らし・私立文系に通うと考えると、
(【授業料】815,069円+【施設設備費】148,272円+【生活費】1,100,000円−【バイト代】700,000円)÷12 =113611.75円
なので、大雑把に考えて月額12万円の奨学金を借りられればよい計算になります。
(家から仕送りをしてもらえるなら、その分の金額を引いて計算すればOK)

 

大学の忙しさは入ってからでないと分からない部分も大きい(一見授業がなく楽なように見えても、実はものすごく予習や復習が大変なこともあります)ため、余裕を持ったプランを考えるようにしましょう。

 

お金の心配を極力なくして進学しよう!

大学は私立か国立か、私立なら文系か理系かで必要な学費が大きく変わってきますし、遠方の大学に進学する場合は一人暮らしになるためその費用もかかります。
ですから、進学先を決める際には行きたい大学かどうかだけでなく、「費用面で通える大学かどうか」についても考えなくてはなりません。

 

これは単純に筆者の体験なのですが、お金がないと常に「光熱費払えてないけどまだ大丈夫かな」「今月あと2000円しかないんだけど、バイト代入るまでどうしよう」などと脳内にちらついてしまい、勉強にいまいち集中できません。
飲み会に行った、買い物したと笑う友人を妬ましく思ってしまい心も荒みます。

 

お金について安心できる状況である、というのは落ち着いて勉強するためにも大切です。
進学する前に、「奨学金でいくら借りられるのか」「家庭にいくらぐらい仕送りをお願いできるのか」「自分はバイトでどれくらい稼げばいいのか」などを話し合って明確にしておくことをおすすめします!

 

 

 

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二木原 恭子

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九州大学大学院修士課程修了(哲学専攻)、千葉県出身。大学は上智大学文学部哲学科。 勉強する時はリプトンの紅茶を常にお供にしていた。 受験時は特に世界史に苦労...

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