医学部の受験勉強はいつから始めればいい?

医学部の受験勉強はいつから始めればいい?
受験勉強をいつから始めるかについては、人間なら一度は真剣に考えなければならない事柄でしょう。
よく聞くのは、「中学受験は、小5から始めると遅い」とか、「高校受験の準備を中3から始めると、高偏差値の高校は難しい」などの風説ですが、医学部受験の場合は、どうなのでしょうか。
医学部を考えている人なら、必ず気になると思う問題を、分かりやすくまとめてみました。
医学部を目指し始める時期
医学部を目指し始める時期は、「小学生の時、家庭環境の影響で」という人と、「高校生の時、実際の医療に触れる機会があって」という人の2パターンが多いようです。(参考:医学部受験ガイド)
高校1年から始める人の割合
本格的に受験勉強を始めた時期としては、「高校卒業後」が29%、「高校3年生」が40%、「高校2年生」が23%、「高校1年生」と「中学」がそれぞれ4%となっています(「医学部受験ガイド」より)。
高校1年生から本格的に受験勉強を始めた人は、全体の4%に満たないものの、現役で受かった人の18%を占めます。
やはり人間というのは、「やろうと思っていても、なかなか始められないもの」です。国公立大医学部を少しでも考えているならば、少なくとも気持ちとしては、高校1年生から受験勉強を始めたいものですね。
逆に、高校3年生から本格的に受験勉強を始めた人は、浪人して医学部に受かった人の58%を占めます。
医学部を目指すならば、「どんなに遅くとも高校2年生から受験勉強を本格化してほしい」というのが、教える側からの本音というところでしょうか。
もし高校3年生から本格的に受験勉強に着手するならば、医学部受験の場合、浪人を覚悟して進めなければならない、というところでしょう。
でも、もしあなたが既に高校3年生や高卒生だったとしても、決してあきらめないでくださいね。
「急がば回れ」「善は急げ」というように、今日から受験勉強に着手できれば、浪人して医学部に入ったとしても、輝かしい将来が待っています。
どんな勉強をしていた?
以下に、医大生へのインタビューがありますので、参考にしてみてください。
高3になってから勉強を始めた人と、高1のうちからコツコツ勉強していた人がいますが、順調に受かった人は高1のうちからコツコツ勉強していたことが、インタビューからもわかると思います。

・出身校
東京大学大学院
・出身地
東京都世田谷区
・経歴
英会話スクールで講師とバックオフィスを担当。現在は医学部受験塾ASIRにて英語、地歴公民、国語を担当、Medichenの編集長を兼任。
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大のドイツ通で、クラシック音楽が趣味。大学院修了後、ドイツに留学。ドイツ語だけではなく英語、フランス語、ラテン語、古代ギリシャ語、韓国語、イタリア語、スペイン語など多言語と触れ合うことも趣味のひとつ。高校時代の親友数名が国立大医学部に進学しており医学部受験に対するアプローチにも精通。江戸文化の名残や、欧州の建物と自然が融合した雰囲気などを日々探している。

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