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医学部の【二次面接】でよくある質問と回答例7選!NG解答例もご紹介

Exam Information
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医学部の試験では学力はもちろん、人間性や「本当に医師になりたいのか」などの点も面接で評価されます。

学校によって二次試験でどの程度ふるいにかけられるかは異なってきますが、一般試験の場合では一次試験合格者の1/2〜1/5程度が正規合格者となるのが一般的。
(1/2の例:慶応大学医学部合格者情報・1/5の例:女子医科大学
後期試験やセンター利用などになるとその倍率は更に高くなります。

つまり、医学部に受かりたいなら「面接対策は必須」!

 

今回の記事では、二次試験で合格する上で必要な「面接で頻出の質問と答え方」をご紹介します。

・面接の回答を考える上での基本
・よくある質問とNG回答例
・面接における注意点

面接でどう答えたら良いかわからない!という人は、今回の記事を参考にして自分なりの回答を考えてみてくださいね。

 

医学部面接の回答を考える上での基本

面接の回答を考える上では、以下の2点がポイントとなります。

・学校研究・自己分析を最初に徹底的に行う
・常に『学校の目線』で回答をチェック

 

面接は、学力だけではわからない、受験者の人間性などを測る目的で導入されています。

・医師への適性のある生徒(コミュニケーション力がある、知的好奇心があるなど)
・医師になることについて熱意のある生徒(志望理由や将来像がはっきりしている)
・自校への入学意欲が高い生徒(学校研究をしっかりしている)

これらの特徴を持った受験生が、「大学側が欲している生徒」、つまり面接で選びたい生徒になります。
面接では、この3点に合致した人物像であることを示す必要があるでしょう。

 

そのためには、面接の答え方を練習したり、回答をただ考えるだけでは不十分。
学校案内を隅々まで読み込んで、大学側が求めている学生像や学校の特徴を理解する必要があります。
可能な限りオープンキャンパスにも参加し、HPや学校案内だけではわからない情報も入手しておけば、より説得力のある話ができるでしょう。

 

その上で、「自分が面接官の立場だったら、どう思うか?」を常に念頭に置いて自分の回答を組み立てていくのがポイント。

この2つの基本を押さえれば、以下に紹介する質問以外でも、「何を」「どのように」答えれば良いのかが自ずと明らかになってくるでしょう。

 

医学部面接でよくある質問と回答例7つ

以下では、実際に医学部面接でよくある質問とその回答OK例、NG例をご紹介します。
回答例を参考にして、自分の言葉で質問に答えられるようにしましょう。

 

①医学部志望理由

《NG例》
・父が医者だから
・お金が欲しいから / 社会的地位の高い職業だから
・小さい頃に入院して、その時に医者に憧れを持った

 

「なぜ医師になりたいか」を聞く質問です。
ここでのポイントは「きっかけ」だけでなく「将来の目標」も示すこと。

 

医者は日常的に接することが多い職業。
そのため、「自分や家族の病気体験」だけでは弱いと思われてしまいがち。

 

「体験の結果、どんなことを思い、将来どうなりたいと思ったか」まではっきりと示すことではじめて説得力が生まれます。
「自宅での看取りを叶えたいから総合診療医になり、在宅医として活躍したい」のような、自分がどんな専攻に進みたいか、どう医師として活躍したいのかまで具体的に考えましょう。

 

「実家が病院を経営しているから」というだけ、という受動的な理由や、「お金が欲しいから」などの理由は(たとえ思っていたとしても)当然ダメです。

 

②大学の志望理由

《NG例》
・親や学校の先生に勧められたから
・学費が安いから
・自分が受かりそうな偏差値だったから
・医師になりたいから

 

学校の設備やカリキュラムを理由にあげるなら、具体的にどの部分が魅力的なのかを話せるようオープンキャンパスに行ったり学校案内・HPを読み込みましょう。

 

「学校の設備・カリキュラムが魅力的だった(具体例を示す)」
「オープンキャンパスの時に〇〇教授の授業を受けて感動した」
「(地方の場合)この県の医師として活躍したいから」
といった内容が適切。

 

その際には他大もチェックすることを忘れずに。
「海外で実習を受けられる点を魅力に思ったから」などと言ってしまうと「うん、それは他の大学でもできるよね」と言われかねません。

 

その大学にしかない魅力や特徴を見つけるようにしましょう。

 

実際に医学部に合格した先輩からのアドバイスはこちら!

 

③理想の医師像

《NG例》
・父のような医者になりたい
・患者さんに寄り添った医師になりたい

 

将来どんな医師になりたいか、を問う質問。
「将来進みたい研究科」「臨床か研究か」「そのために大学ではどんな努力をしたいか」を答えましょう。

 

「まだ治療法がない〇〇病の治療法を開発するため、大学では特に循環器内科についての知識を深め、将来的に研究の道に進みたい」などですね。

 

ありがちなのが「患者さんの目線を忘れない医師」。
それだけだとふわふわした印象を与えてしまいますので、「具体的にどんな部分に注意したいのか」を語りましょう。

 

以下の2人のインタビューも参考にしてみてください。
「将来なりたい自分の像」がはっきりしています。

 

④医療ニュース

《NG例》
・知ったかぶり
・私益のみを考えた態度
・倫理観に欠ける返答

 

医療ニュースについては、「あなた自身がどう考えるか」が問題となってきます。
そのため、どう答えたら正解というのは存在しません。

自分の意見に対し、論理的に、根拠を示しながら話すようにしましょう。

 

・コロナ関連
・出生前診断
・ガン告知

などが最近のトピック。
これ以外にも、通常の時事問題についても聞かれることがありますので、大きなニュースは確認しておくこと。

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もちろん聞かれたトピックについて知っているのが一番いいのですが、知らない場合は「申し訳ありません、不勉強で〇〇については知りません」と正直に答えるように。
知ったかぶりはバレるので絶対にやめましょう。

 

実際に医学部に合格した先輩からのアドバイスはこちら!

 

⑤併願校について

《NG例》
・併願校はありません
・貴学は第4志望です

 

本当は違っていたとしても、併願にはそれよりも偏差値的に下の学校を挙げ「貴学が第一志望です!」と答えるのがセオリー
それが難しいなら、「この県で働きたい」といった志望理由やカリキュラム面を理由として「偏差値的には併願のほうが上かもしれないけれども、私はこの学校に入りたい!」とアピールしましょう。

 

本当に国立1本で受験している、などでない限り「併願校はありません」というのもあまりに怪しすぎるもの。

 

カリキュラムがどうとかそういうのは建前で、本当は偏差値的に受かりそうな医学部を受けているだけだろうというのは、面接官も分かっています。
もっと上の偏差値の学校に受かったら、そちらに行くだろうということも。

正直に本音を言う必要はありません。
堂々と「第一志望です!」と答えましょう。

 

⑥結婚・出産と仕事の両立

《NG例》
・両立は難しいので、結婚したら医師をやめたいと思っている

 

女子学生なら考えておきたいのがこの質問。
「産休・育休の後に復帰したい」あるいは「一生を医療に捧げる。結婚や出産もするつもりはない」など、「医療者として働き続ける」選択肢を回答しましょう。

ただ「頑張る」だけでは精神論になってしまうので、より具体的に答えられるよう育児休業等についても調べておくと良いかもしれません。

 

「なんで女子だけそんなことを聞かれなくちゃならないんだ」と抵抗感を感じる人もいるかもしれませんが、現在の日本では結婚や出産に伴う負担は女性に偏りがち。
そしてそんな女性が仕事をセーブしたり、退職したりすることを良く思わない人はかなり多いのです。

 

大学側としても、せっかく育てた人材がすぐに離職してしまうのは避けたいもの。
ライフイベントがあっても働き続ける意志を示しましょう。

 

⑦浪人した理由 / 再受験する理由

《NG例》
・合格しなかったから

 

多浪の場合や再受験生は、その理由を聞かれることは覚悟しておきましょう。
「合格しなかったから浪人なんだよ!」と思うかもしれませんが、聞かれているのは「なぜ合格しなかったか」。

 

自分は英語が苦手で点数が上がらなかったが、それは国語力が原因だった。意識して読書をするようになり、英語力だけでなく自分で考える力も身につけられた(杏林大Yさん)」など、「原因」と「それをどのように克服したか」を話しましょう。
浪人経験によって人間的な成長や得るものがあったんだ、と伝えることが目的です。

また、前年度に受けなかった大学に出願した場合は、「なぜ去年はうちを受けなかったの?」と聞かれる場合もあります。

再受験生の場合は、以前の専攻を医者になった時にどう活かしたいか、なぜ現役でなく「今」再受験しているのかも伝えましょう。

 

その他、頻出の質問

・長所と短所
・(地方大学において)卒業後、大学のある地方に残るか
・部活は何をしていたか / 高校時代の経験

 

・長所と短所
「医師になるうえで役立つ長所」を答えるのが鉄則。
ただ「集中力があることです」と答えるだけでなく、「ボトルシップづくりを5時間以上続けられます」と具体例まで示すとよりよく伝わります。

短所については「集中しすぎて時間を忘れてしまう」など、「捉えようによっては長所にもなりうるもの」を挙げましょう。
本当の意味での短所(暴力癖・喧嘩っ早い)などはNG。

 

・(地方大学において)卒業後、大学のある地方・県に残るか
自分のルーツがある土地ならいいですが、そうではない場合が問題になります。
縁もゆかりもない地域に「残る」とはいいづらいものですが、「地元に帰ります」と正直に答えたら心象は悪くなるもの。

できれば自分の志望理由と絡めて、「この県にはこんな先進的な取り組みがあるから」などと答えられるといいでしょう。
その場合は県の保健医療計画や医療・保健施策を調べておくと、志望理由や回答の手がかりになるはずです。

 

・部活は何をしていたか / 高校時代の経験
運動部が好印象になりますが、文化部はダメということはありません。
帰宅部だった場合は、代わりにどんなことをしていたかを答えましょう。

部活や委員会の経験を通じて成長したことや、体力面で問題がないことを答えましょう。

 

その他、よくある質問やその答え方についてこちらのシリーズ記事でも紹介しています!

 

やってはいけない! 面接での注意点

いくら良い志望動機を答えていたとしても、それ以外の部分で面接官の心象を悪くしてしまうと二次試験の合格は望めません。
そうならないように、面接を受ける際には以下の点に注意しましょう。

・倫理的にNGな発言
・泣く、フリーズする
・回答の丸暗記
・フランクすぎる言葉遣い

 

気をつければ避けられるのが「安楽死の容認」や「自分勝手な行動」などの倫理的にダメな発言。
ゆっくり考えれば間違えませんので、教授の意地悪な質問や誘導に焦って引っかからないよう落ち着いて面接に臨みましょう。

 

また、泣いたりフリーズしたりしてしまうと、そもそも採点ができなくなってしまいます。
臨機応変な対応力にも欠けると思われてしまうので、特に緊張しがちな人は面接練習を繰り返して雰囲気に慣れておきましょう。

 

回答を丸暗記してしまうと、「自分の言葉で語っている雰囲気」がなくなってしまいますし、回答を覚えるのもかなり大変になります。
回答のキーワードだけ整理しておいて、自分の言葉で組み立てて話せるようにしておくと楽になりますよ。

 

厳格にマナーを見られるわけではありませんが、あまりに常識が欠けた行動もNG。
パンクファッションなど突飛な服装で行ったり、馴れ馴れしく話しかけるなどもやめましょう。

 

医学部の面接にはリラックスして臨もう!

今回は、医学部面接でよくある7つの質問とその答え方について説明しました。
NG例や答えの組み立て方などを個別に説明してきましたが、要約するとポイントは最初に挙げた2点に集約されます。

 

・学校研究・自己分析を最初に徹底的に行う
・常に『学校の目線』で回答をチェック

 

学校について研究すれば、どんな生徒を相手が欲しているかが分かります。
それさえ分かれば、どうやって答えたらいいのかも決まります。

 

本番ではリラックスして、教授に自分の思いをぶつけてきましょう。
あなたの熱意が伝われば、きっと合格できますよ。

 

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