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医学部は2021年も人気?トレンドを徹底調査

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テレビドラマなどで医師が出てくるたびに、「医学部は、本当に人気だよなあ」と思います。

周りの人からも、医師を目指して奮闘している高校生の話や、高学歴なのに医学部を再受験するという話を、よく聞きます。

医学部人気の実情や現状、その理由はどんなところにあるのか、解説してみました。

医学部は高倍率

医学部の入試倍率は、国公立大学の前期試験で約5倍、後期試験で約18倍と、ここ数年ほぼ横ばいの数字となっています。

私立大学の医学部となると、およそ19倍が平均と言えます。

国公立大学の医学部は、前期・後期で一つずつしか受けられませんが、私立大学医学部は、国公立と併願する人が多いことに加え、現役の時には国公立を狙っていた多浪生が私立専願に回って10大学ほど併願することも珍しくないからです。

また、私立大学医学部の一般入試で、定員の少ない後期は、科目数が少なかったりすることに加え、それまで合格が決まらなかった人がいっせいに受けることもあって、倍率が50~150倍まで上がることもあります。

人気の秘密は?

「安定している」という理由で、昨今、公務員の人気が高まっていますよね。

それと同じく、医学部人気の秘密は、医師という職業の安定性や将来性が、安定志向の昨今の若者の欲求に見合っているからのようです。

エンジニアと違って、医師という職はAIに取って代わられることもありません。つまり、真剣に勤務していれば、「くいっぱぐれる」ことが無い、確実な、唯一の職と言えるのです。

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また、不況になっても給料や仕事が減るということもなく、クビになることもありませんし、勤続すればするほど安定してきて、大手企業の幹部以上の俸給を期待することもできます。

さらに、多くの他人(患者)から感謝され、社会貢献ができることで、自尊心や、広い意味での「心」が満たされるというのも、若者から社会人まで、幅広い層に人気の理由です。

薬を処方し、病気を治してあげることで、多くの高齢者たちから、心の底から感謝され、「お金儲け」や「単なる金銭面」では満たされることのない、人間的な感情や尊厳が満たされます。

また、医師は、その社会的ステータスが昔から高いことや、安定した地位に就けて、収入も安定していて高いこと、また将来性や社会性も高いことから、いわゆる「モテる」というのも実態です。

これらの「医師人気」から、医学部人気や、倍率の高さが引き起こされていることは間違いなさそうです。

予備校の講師でさえ、担当していた受験生が医学部に合格すると、非常に感謝されるくらいですから、高倍率という壁を乗り越えてでも医学部に入学したいという高校生・受験生・社会人(再受験生)の熱意は、そう簡単には冷めやらぬものがあるのでしょう。

これからも医学部人気は続く?

ここ数年で、ようやく医学部人気は落ち着いてきて、受験者数や倍率も少しずつ下がってきているとはいえ、依然として医学部人気は他の学部と比べると高く、倍率も「高止まり」しているに等しいというのが現状と言えます。

そのため、理学部や工学部を受験するような気持で医学部を受験すると、思ってもみなかった不合格の嵐に落胆するかもしれません。

とりわけ、過去の医学部入試の現実と比べて、私大医学部の偏差値が「高止まり」しており、最も偏差値の低い医学部でも早慶の理系学部と同じくらいですから、本当に医学部を受験するならば、ひと味違う準備と覚悟が必要と言えます。

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Dietrich

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東京大学大学院修了。三多摩地域の自然をこよなく愛し、よくサイクリングを楽しむ。また大のドイツ通で、クラシック音楽鑑賞が趣味。英語とドイツ語の勉強も趣味。嫌煙...

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