コロナでサークルに入らない大学生が激増!サークルに入らない大学生活とは?

大学生活といえばサークル活動。
ほとんどの大学生はサークルに入っていると言われていますよね。
大学生のサークルは入らなくても問題ないのでしょうか。
一方で、コロナでサークルに入らない大学生が増えたという情報もあります
今回は、大学でサークルに入らないという選択肢について、解説します。
Contents
1.コロナでサークルに入る学生が激減!
みなさん、大学生といえばサークルに入っているイメージがありますよね。
私の周りでも、1回もサークルに入ったことがない学生は少ない印象です。
しかし、コロナによって大学生のサークル所属率は大きく減りました。
コロナ前、2019年の調査では、大学1年生でサークルに所属している割合は、82.8%。
ほとんどの1年生は、サークルに所属していたことがわかります。
しかしコロナ後、2020年の調査では、大学1年生で現在サークルに所属している割合は、48.7%です。
なんと、4割近く下がっています。
コロナが流行しているなか、サークルに所属する学生は減っています。
一方で、現在は所属していないが、これからサークルに入るつもりがある1年生の割合は、36.5%です。
今は入っていなくても、サークルに興味がある学生は多いようですね。
コロナが収まれば、サークルに後から入る新入生が増えるかもしれません。
2.サークル活動に参加していない学生は意外と多い?
1年生のときに、サークルに入っている学生が多いことがわかりました。
しかし、学年が上がるにつれてサークルに所属していない人は増えていきます。
学生生活実態調査(2019年)によると、
サークルに以前所属していたが、今はやめている割合は、
1年生 | 4.7% |
2年生 | 14.4% |
3年生 | 25.7% |
4年生 | 39.4% |
高学年になるに従って、どんどん増えていきます。
1年生の段階では、サークルに入っていないと変わり者と見られるかもしれません。
しかし、3,4年生になると全体の4~5割くらいはサークルに入っていません。
また、所属していても大学生のサークルには幽霊部員も多いです。
「それ本当にサークルで活動していると言えるのか?」という人もかなり存在します。
例を出すと、、、
・サークルに入っていても、普段の活動に顔を出さない。
・飲み会にだけ現れる。
・サークルのライングループには名前があるが、1回も会ったことがない。
・留学していて休止中。などなど。
実態を考えると、サークルに入っていない大学生は意外と多いかもしれません。
3.サークルに入らないメリット。
これからサークルに入らないメリットとデメリットを紹介します。
まず、サークルに入らないメリットを3つ紹介します。
①時間ができる
サークルにもよりますが、やはりサークルに入ると、ある程度時間が取られます。週1回は集まって、活動するサークルがほとんどでしょう。
サークルに入らないと、時間に余裕が生まれます。そのため、自分の好きなことや、やりたいことに集中できます。
例えば、
・インターンをする。
・大学の勉強に集中する。
・資格の取得をする。
・英語の勉強をする。
時間に余裕があるからこそできることはたくさんあります。
②お金がかからない。
サークル活動をしていると、お金がかかります。
新歓では後輩に奢る必要がありますし、飲み会がたくさんあるサークルだと、飲み代もかかります。
定期演奏会があるサークルだと、演奏会1回あたり2~3万円かかる場合もあります。
サークルに入らないと、出費が減るでしょう。
③サークルの人間関係に悩まずにすむ。
サークルの人間関係に悩まずにすみます。
やはり様々な人が一緒になって、何かをしようとする訳ですから、人間関係のトラブルは起きます。
そこで拗れると、大変なことになったりします。
入らないと、人間関係で悩むことは少ないかもしれません。
4.サークルに入らないデメリット
サークルに入らないデメリットを3つ紹介します。
①先輩から情報がもらえない。
サークルに入ると、同学年だけでなく、先輩とも仲良くなります。
そうすると、大学の授業や先生について知ることができます。
私の所属していたサークルではありませんでしたが、代々過去問が受け継がれているサークルもあるようです。
サークルで過去問を入手して、勉強する学生は多いのではないでしょうか。
また、先生や授業の様子も聞くことができます。例えば、要注意の先生を知れたり、成績の付け方が厳しい授業を教えてくれたりします。
先輩から情報が得られないことは、サークルに入らないデメリットでしょう。
②就職活動で話すエピソードがない。
就職活動では、学生時代に頑張ったことは何かと聞かれることが多いです。
その際、サークルや部活でのエピソードを話す学生もいます。
サークルに入っていないと、特に話すことがない場合もあります。
③大学生活の充実度が下がる。
サークルに入っていないと、大学生活の充実度が下がるかもしれません。
2019年の学生生活実態調査で、大学生活が充実していると回答した割合は、
現在所属している | 92.0% |
以前所属していたが今はやめている | 84.5% |
現在所属していないが今後入るつもり | 76.5% |
所属したことがない・今後も入らない | 77.4% |
という結果でした。
大学生活が充実していると回答した割合が高いのは、サークルに現在所属している学生だということがわかります。
サークルに入っていないと、大学生活の充実度が下がるかもしれません。
まとめ
今回は、大学のサークルに入らないという選択肢について解説しました。
サークルに入るのも、入らないのもあなた次第。
選択肢の多い大学生活をお楽しみください。
参考:「第56回学生生活実態調査の概要報告 速報」
東京都三鷹市の大学に通う4年生。専攻は宗教と哲学。根っからの文系だが、国立大学を志望したため受験時代は数学に苦しんだ。最近はまっていることはKpopアイドル。YouTubeでファンカムを延々と見ている。

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