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【医学部はやばい⁉】敬遠される理由と実態について詳しくご紹介します

Campus Life
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医学部をやめとけといわれる理由は?

「医学部をやめとけ」というセリフは、ときどき聞いたことがあります。

普通に考えてみても、医学部は、国公立なら倍率約10倍、私立なら倍率約20倍です。並大抵の努力では合格できないと考えるのが、普通でしょう。

さらに、医学部に入ってからも留年しないようにするだけで大変だし、大学生なのに必修の授業が詰まっていて遊べず、青春時代らしい青春を送れないというのは、私も周りの医大生から聞いたことがありました。

入学してからも苦労が続く

高い倍率をくぐり抜けた「入試の勝ち組」たちが競い合い、学業成績を争いあう「医学部の6年間」という環境は、想像の通り、とてもシビアなものです。

必修の授業が月曜日から金曜日の1限から5限まで詰まっていて、それぞれについて大量の暗記をしなければならない試験が課されます。

そのうえ、必修科目を1つでも落とすと留年になることも珍しくありません。

「入試の勝ち組」の猛者たちが、大量の暗記が間に合わず留年していくのですから、まず6年次を修了する、つまり医学部を卒業することだけでも、非常に困難で厳しい道であると言えます。

日本の大学は、欧米の大学とは違い、「入るのは難しいが、卒業は簡単だ」と言われていますが、医学部に限っては例外と言えるでしょう。

「早慶やMARCHの文学部に入ったけど、論文指導と卒業論文の単位だけが取れず、中退した」という話をよく聞きますが、医学部の6年間の学業を、留年せずにこなしていくのは、文学部の卒業論文程度のレベルではないことが分かります。

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さらに、医師国家試験の合格率は9割と言いますが、これは一見すると簡単な試験のように見えます。でも、倍率の高い医学部に合格し、そのうえで、医学部の6年間の単位を揃えて卒業できた人が受験したうえでの「9割合格」ですから、決して生易しい試験ではないのです。

私も、医学部生が、期末試験や医師国家試験のための勉強で、メンタル的なバランスを崩してしまったという話をよく聞きました。

徹夜が続けば体調を崩しやすいものですが、医師になるためにはそれくらい暗記量が多くて、医学部入試をくぐり抜けた人でもダウンしてしまうくらいですから、並大抵の努力では医学部に合格できないのはもちろんのこと、相当の覚悟と努力と体力がなければ、入学後にも多くの苦労をすることでしょう。

また、そういった相当の覚悟と努力のない人は、レベルの高い学生たちが鎬(しのぎ)を削っている「医学部の環境」についていけず、部活や人間関係も含めて苦しい思いをすることも考えられます。大学の医学の授業が難しく、ついていくだけでも苦労しそうです。

医者は激務

よく言われることですが、医学部に合格し、かつ6年間の学業を終えて無事に卒業し、医師国家試験に合格しても、その先に待っているのは医者としての激務です。

夜勤などもあり極めてハードであるほか、深夜に呼び出されて、眠っているのに起きて働かなければならないこともあります。

実際、開業している、開業していないの差にかかわらず、医者としての激務に耐えかねてストレスなどから過食に走り、肥満や糖尿病を引き起こした医師を、私は一人の人間としていく人も見てきました。

そのため、晴れて医師国家試験に合格した後も、学力・知識・努力・覚悟・真面目さなどのほかに、一社会人として「体力」が要求されるということを、ここで強く強調しておきたいと思います。

以上のことも踏まえたうえで、「医学部は、やめておこうかな」「医学部は、無理かな」と逡巡(しゅんじゅん)している高校生・大学受験生は、いろいろな人の意見も聞きながら、将来について熟慮してほしいと思います。

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Dietrich

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東京大学大学院修了。三多摩地域の自然をこよなく愛し、よくサイクリングを楽しむ。また大のドイツ通で、クラシック音楽鑑賞が趣味。英語とドイツ語の勉強も趣味。嫌煙...

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