【焦らず合格】大学受験に間に合わないと思ったらまずすること!

Motivation

大学受験は、戦いの日が決まっている分、その日が刻一刻と近づいてくるにつれて焦りがでてくるものです。
受験というものに対しては、ほとんどの人が経験したことのないものですから、完全な正解となる乗り越え方にたどり着くことは出来なくて当然です。そこで今回は、間に合わなくて焦りを感じている方に向けて、焦りや不安への対処法を解説していこうと思います。

まずは落ち着こう!

間に合わないと思った時、まずすべきことは焦るのではなく落ち着くことです。焦りや不安を感じると、人は無意識のうちに視野が狭くなり多角的に物事を捉えられなくなってしまいます。そうするとかえって良くない道に足を踏み入れてしまいますので、まずはとにかく落ち着きましょう!

最初にお話した通り、受験というイベントはそう多く経験するものではありません。一方で、社会的に受験の良し悪しで道が分かれると考えられがちであるため、受験へのプレッシャーはかなりの負担になっていることでしょう。ただ、そう感じているのはあなただけではありません。多くの受験生がそのプレッシャーを感じています。ですので、自分一人が抱えている問題ではないのだということを意識して、落ち着いて対処していきましょう。

自己分析で不安解消!

落ち着くことができたら、次に行うべきは自己分析です。分析する内容は主に次の通りです。

①自分は、何に対して不安を感じており、焦っているのか。
②自分は、今の段階でどこまで出来ていて、何が足りていないのか。
③自分には、あとどれだけの時間が残されているのか。

この3つについて詳しく見ていきましょう。

怖いのはなに?

怪奇現象やホラー映画に対して、私たちが恐怖を感じるのは、得体の知れない漠然としたマイナス要素があるからです。これは他の分野においても同様なことが言えます。受験勉強においても、試験日に近づくにつれて、なにかと周囲の雰囲気も変わってきて切迫感があり、なんとなく怖いと感じてしまいがちです。

そこで、具体的に何が不安の要因なのか明確に分析して、乗り越えるべき対象を把握していきましょう。

出来ている出来ていないの境界線を知る

乗り越えるべき対象が分かったら、次は今の自分の実力がどのレベルなのか分析しましょう。これは、合格判定のランクももちろんですが、各教科の各単元ごとにどこまで学習が到達しているのか、さらにはどれだけ試験形式への対策ができているのかなど、勉強に関するありとあらゆる自分の現状を把握することが大切です。

そこから、乗り越える対象をクリアするために、具体的に何が自分に不足しているのかを列挙していきます。こうすることで、残りの期間で成すべき課題が明確になり、何に手をつけていいかわからず余計な時間が過ぎていってしまうのを未然に防止することができます。

自分のスケジュールとタイムリミットを知る

分析の最後に、自分の1週間のスケジュールを把握し、どれだけ勉強に時間を使うことができるのか。そして、受験当日までに、あとどれだけ時間が残されているのかを把握しましょう。

ここで大切なことは、余裕をもたせて時間を推測することです。
例えば、月曜日の17時まで学校の授業があって、最終下校時間が20時であったとしましょう。この場合、勉強に使える時間を3時間と想定することは、あまり現実的とは言えません。実際には、友達と談笑する時間があったり、用意をする時間があったりします。それらのロス時間を考慮して推測していくことが大切になってきます。

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プランを立てて、着実に前に進んでいこう!

ここまで来ると、だいぶ不安も解消されてくるのではないでしょうか。
ここからは、最後の仕上げであり、とても重要な「プラン立て」の段階になります。
土台となる自己分析が不十分であると、実現可能性の高いプランを立てることはできませんので、その点は注意しましょう。

やるべきことを洗い出そう

自己分析では、自分の足りていないことについて、各分野ごとに正確に把握してもらいました。
その内容の中で、目標達成のためにどこまで最低限できていなければいけないのかについて、内容を絞ってみてください。そうすることで、分野ごとに必要な勉強量の違いを知ることができます。

目標の立て方については、さらに詳しく解説した記事がありますので、ぜひこちらを参考にしてみてください!

 

逆算してスケジュールを埋めていこう

次に、タイムリミットである試験当日に万全の対策で挑むことができるように、前日までに何が出来ていないといけないのか。3日前・1週間前・1ヶ月前・3ヶ月前・半年前というように、それぞれの節目における到達目標を設定します。
これは、問題集のページ数や英単語数など、できるだけ視覚的に達成度が把握できるような内容にすることをオススメします!

それができたら、設定した時期までに到達課題をクリアするために、まず直近の1週間の中で各分野勉強に割くことのできる時間・達成するべき内容を割り出して、1日あたりのTo Doリストを作るところまで持っていきましょう。

この時のポイントとしては、前述の余分を見積もった時間設定に通じてきますが、1週間の中で半日程度は空白の時間を見積もっておきましょう。というのも、毎日毎日計画的に物事が進んでいくわけではなく、急遽大切な用事が入ってしまってTo Doリストを全てこなすことができなかったということが起こってしまうのです。そういった時に備えて、できなかった課題を補う時間として空白の半日を設けておくと、心のゆとりにもつながります!

そして最後に、1週間を終えた後、自分のプランを見つめ返してみて、良かった点・悪かった点、うまくいった点・うまくいかなかった点を分析してみて、次の1週間でさらに良いプランを達成できるよう、日々洗練していきましょう!

最後に

いかがだったでしょうか。
間に合わない!と思った時、焦って何もおぼつかなくなるのではなく、地に足をつけて自分を分析しプランを立てていくと、自然と不安は解消していくものです。

さらにそれだけでなく、試験直前になった時、自分はこれだけのことをやってきたんだと視覚的に把握することができれば、相当な自信にも繋がり、胸を張って試験に挑むことができるでしょう!

ぜひ逆境を楽しんで、さらなる自分の成長につなげていってください!
応援しています。

最後に、合格できる人の共通点について記載した興味深い記事があるので、よければ参照してみてください。

 

 

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Shunsuke

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金沢大学医学部に在学中の医大生ライター。兵庫生まれ、六甲学院高校出身。 趣味はコーヒー。 新しい発見を求めて、暇あらば金沢のコーヒーショップを巡っている。 ...

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