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「覚えられない=頭が悪い」は間違い!忘れない暗記法を知ろう

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勉強していて暗記ができないと、つい「自分は頭が悪いから覚えられないんだ」と思ってしまいがち。
しかし、実は頭の良さと「ものを覚えられるかどうか」は別の話。
単語や公式を覚えられないのは、正しく効率的に暗記する方法を知らないせいなのです。

 

そこで、この記事では、単語などを覚えるための暗記法について紹介します。
NG暗記法を辞めて効率的な方法に変えるだけで、あなたの暗記力はグッと上がりますよ!

 

忘れるのは頭の良さと関係ない!

 

最初にお伝えしたいのは「頭が良かろうが悪かろうが、ものを忘れることについては関係ない」ということ。

 

つまり、「単語が覚えられない=頭が悪い」というのは間違いであり、どんな人であっても物忘れのスピードはだいたい一緒なのです。

 

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。

 

短期記憶とは数十秒〜数十分間覚えている記憶で、その容量は7個ほどとされていますが、長期記憶は場合によっては何十年も保持できる、大容量の記憶のことです。
短期記憶を何回も繰り返し思い出したり唱えたりすることで、長期記憶に変化させられます。

 

 

はじめて見た英単語などはまず「短期記憶」に分類されます。
ですから、「昨日やった内容なのに思い出せない……」というのは当たり前なのです。

 

何回も英単語を繰り返し復習することで脳が「この単語はどうやら大事らしいぞ」と判断して長期記憶になるため、時間が経っても思い出せる、つまり暗記できるようになるのです。

 

また、人間がどれくらい忘れやすいのかを表したものに「エビングハウスの忘却曲線」があります。

 

ドイツの心理学者であるエビングハウスは、無意味な音節を被験者たちに記憶してもらい、それをまた完全に覚え直すためにどれくらい時間がかかるかについて調査しました。

 

エビングハウスの忘却曲線についてもっとよく知りたい人はこちらの記事をどうぞ↓

 

やりがちなNG記憶法

 

「時間をかけて毎日英単語や古文単語を見ているのに、全然覚えられない」という人は、効率の悪い、あるいは的はずれな覚え方をしようとしているかもしれません。
ついやりがちなNG暗記法は以下の通り。

 

【NG記憶法】
・見るだけ・読むだけで覚えようとする
・何回も書いて覚えようとする
・1回で全部覚えようとする
・同じ範囲だけを何回も勉強する

 

まずは自分の暗記方法を見直してみて、以上の方法で暗記しようとしていたら要注意。
以下で紹介する方法を参考に、効率の良い暗記方法に切り替えましょう。

 

暗記しやすくするためのコツ

 

効率よく、そして大量の物事を暗記するためには「忘れるということを前提にする」「短期記憶ではなく長期記憶にする」ことが大切になります。

 

長期記憶にするためには繰り返し復習することが大切ですが、ただ繰り返せば良いというものではありません。
より早く、そして簡単に短期記憶を長期記憶にできるコツを紹介します。

 

他の内容と関連付けて覚える

脳に「この情報は覚えるべき」と思わせるためには「既存の情報などと関連させる」ことや「興味を持って覚える」ことも有効です。

 

今まで覚えた意味や発音、綴りの似た単語との違いを比較してみたり、自分の好きなものと関連させて覚えたりするのがその例。

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よく「英単語は例文ごと覚えよう」と言われますが、例文ごと覚えることで、今回覚えたい単語だけでなく今まで覚えた単語や文法事項についての記憶も強化されます。
文章を丸ごと覚えていれば英作文などにも応用できるため、とても効率の良い方法なのです。

 

また、「教科そのものが面白くない」と感じるなら、一旦勉強から離れて、漫画やドラマなどで教科への興味を高めることも有効です。

 

特に歴史や古典は漫画が多く出版されています。
勉強用漫画でもいいですし、『あさきゆめみし』『キングダム』『ベルサイユのばら』『プリニウス』etc…などを息抜きがてら読んでみるのもいいですよ。
漫画が好きになれば、自然にそれに関連する内容も覚えやすくなるというわけです。

 

復習の回数やタイミングを見直す

何回も復習することで記憶はより定着しやすくなりますが、ただ何回も繰り返すのではなくちょっと間を空けるのが良いとされています。

 

一般的に推奨されているのは「1日後、1週間後、1ヶ月後……と徐々に復習タイミングを広げていく」方法と、「試験日(目標となる日)まで、20%程度の間隔を空けて復習を繰り返す」方法の2つ。

 

徐々に復習の間隔を空けていく方は「拡張型」、同じ間隔を空けて復習する方は「均等型」と呼ばれます。
後者の場合、例えば1年後に思い出したいのであればおおむね70日(2ヶ月半)くらい、半年後に思い出したいのであれば大体40日ぐらいの間隔で復習を繰り返すことになります。

 

実は、拡張型と均等型、どちらの方法が記憶術としてより優れているかはまだ議論の決着がついていません。
ただ、議論される=現状際立った差が見つかっていないということなので、拡張型か均等型か、自分の好みや試験までの期間に合わせて使い分けると良いでしょう。

 

また、どちらにしても「直後の復習はコスパが悪い」という点は一致しています。
気になるからといって一日に何回も同じ内容を復習するのは、時間の無駄になってしまう可能性があるため注意が必要です。

 

暗記タイミングの管理が面倒!という人は専用のアプリもあります

 

より多くの感覚を使って覚える

1つの感覚、例えば視覚や聴覚だけよりもその両方の感覚を使ったほうが物事は印象に残りやすく、長期記憶として保存されやすくなります。

 

つまり「ただ見るだけ」より、「聞きながら見て口に出す」ほうが覚えやすいということ。
ただ教科書にラインを引いたりしたのを眺めるより、実際にその単語を口に出し、書きながら練習したほうが覚えやすいのです。

 

よく英語学習で推奨されるシャドーイングやディクテーションは、記憶術の面だけでなく「英語の発音も正しく覚えられる」というメリットもあるためいい事ずくめです。

 

アウトプットを取り入れる

記憶は「思い出す」ことによってより覚えやすくなります。
つまり、ただ教科書や単語帳を眺めて覚えていくだけでなく、「覚えたかな」と思ったらどんどん問題集に取り組んだり、確認テストを行ってアウトプットしていくのが大切なのです。

 

アウトプットすると、記憶がより強まるだけでなく、「覚えきれていない部分」や「自分が何を理解していないのか」も一緒にチェックできます。
「覚えたつもり」にならないためにも、一度インプットしたものは積極的にアウトプットしていくようにしましょう。

 

もちろん実際に手を動かして紙に書き出したり、問題を解いたりするのが一番なのはいうまでもありませんが、「思い出す」だけでも立派なアウトプットになります。
思い出すだけなら歩きながらや布団の中などでも簡単に実行できるので、登校中や寝る前のちょっとした時間も有効活用できるでしょう。

 

暗記を制して受験を有利に進めよう

センター試験から共通テストに切り替わり、学校の授業も「思考力中心」に切り替わっているため、「知識を詰め込むなんてもう古い」と考える人もいます。

 

しかし何かを考えるためには、その前提となる知識がないとただの独りよがりな「思いつき」になってしまいます。
論理的に、より深く物事を考察するにはその前提として「暗記」は必要不可欠になってくるのです。

 

英単語や熟語、公式など受験を乗り切るためには多くの事柄を暗記することが欠かせません。
暗記法を見直して、より多くの内容を短期間で覚えられるようにしましょう!

 



 

 

 

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二木原 恭子

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九州大学大学院修士課程修了(哲学専攻)、千葉県出身。大学は上智大学文学部哲学科。 勉強する時はリプトンの紅茶を常にお供にしていた。 受験時は特に世界史に苦労...

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