大学生が月に使うお金はどれくらい?みんなのお財布事情

現役医大生の実情

大学生になると、これまでと違って、自由な時間が増えてバイトの数を増やすことが出来るようになり、自分で自由に使えるお金も増えていきますよね。その一方で、稼ぐことはできるものの実際何にお金を使ったらいいか分からず、使えず終いであったり、はたまた逆に無駄使いしてしまうということも、、
そこで今回は、一般的な大学生がどれくらい稼いでいて、どこにどれだけお金を使っているのか、について見ていこうと思います。

学生が自由に使えるお金の額は?

就職ジャーナル「学生×シゴト総研」の調査によると、学生が1ヶ月に使えるお金の額は以下の通りのようです。

このグラフを見てもわかるように、一般的には2万円以下が使えるお金の相場であり、5万円以上使える人はごく少数のようです。また、傾向としては、大学院生より大学生、理系より文系、男子より女子の方が、使えるお金は多いようです。20代の社会人に対しての統計では、平均3万円という結果になっており、やはり大学生の使えるお金には限りがあるようです。

大学生のお金の使い道は?

それでは、実際に一般的な大学生は、アルバイトなどで稼いだお金をどのように使っているのでしょうか。
お仕事発見T-SITEさんの調査によれば、以下のような結果になっています。
1位 趣味・交際費(28%)
2位 欲しいものを買う(23%)
3位 貯金(18%)
4位 家賃・食費(14%)
5位 学費(11%)
6位 携帯・スマホ料金(6%)

この結果を見ても分かるように、趣味や交際費・娯楽といったものは費用がかかる傾向にあるため、多くの人がそこにお金をかけているようです。実際、長期休暇の際には旅行に行ったりできる機会が多くあるため、出費が多くなってしまいます。
また、その一方で貯金に割り当てるという人もいるようです。この傾向からは、将来のことを視野に入れ、就職や留学のために貯金したりと将来性の意識の高さも感じられます。また、家賃や学費などに関しては、占める割合が少なく、仕送りや奨学金などで賄っている人も多い傾向にあるようです。

 

お金にまつわる失敗談

ネットや知人の話を聞くと、自由に使えるお金が増えたがために、少なからずお金の失敗を経験する人もいるようです。よく耳にするもので言うと、ギャンブルや悪質取引、資金運用、お金の貸し借り、といったものがあります。
また身近なものでは、ゲームに課金をしすぎてしまったり、欲しいものを買いすぎてしまったり、食事会続きで食費がとんでもないことになってしまったり、出費の面で悩んでしまうことが多いものです。

お金の失敗をしないように!

それでは、こういったお金の失敗(とりわけ出費面での失敗)をしないためには、どうすればよいのでしょうか。これに対する解決策を私が実際に行っていることも含めて解説していきます。

お金のinとoutをしっかり把握する

みなさんは家計簿をつけていますか?最近では、アプリで家計簿を記入していけるものがあったり、口座と連動して自動的にお金の出入りを把握できるものも多くでています。
出費をしすぎてしまうことの一つの要因として、正確な貯金量を把握できていないことが挙げられます。まだ余裕があるはず、と思ってしまうと自ずと支出は増えてしまうものです。
そうならないように、1ヶ月といった定期的なくくりで現在の自分の収入と支出がどういった状態になっているのかを把握しておくことが効果的です!

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私の場合は、支出があるごとに家計簿アプリに記入していくことを習慣付けて、月末になったタイミングで、食費や趣味、生活費といったカテゴリーごとに使ったお金、そして収入・口座の貯金額をノートアプリにまとめ、貯金の増減・どのカテゴリーにお金を使いすぎてしまっているのかをなるべく把握するようにしています。

参考までに、便利な家計簿アプリをいくつかご紹介しておきますので、興味があれば見てみてください。

あらかじめ出費の限度を決めておく

お金のinとoutがはっきりすれば、自分が1ヶ月に使ってもよい金額がある程度定まってきます。今月は旅行があるから、それまでの出費をなるべく減らしておこう。今月は飲み会が多く予定されているから、外食は減らしてなるべく自炊をするように心がけよう。といった、将来的な見通しが立ちやすくなります。
そうなれば、限度を超えた出費は確実に減っていき、楽しむべきところで心置きなく思いっきり楽しむことができるようになります。

明確な目標をもっておく

勉強にしてもスポーツにしても、何か努力をするためには目標が大切になってきます。目標がなければ頑張ろうにも頑張れないですよね。
お金のことに関しての目標で言えば、1年後に海外旅行にいく、5年後にクルマを買う、といったところでしょうか。
明確な目標やライフプランが決まっていれば、その目標に向けて逆算して今からどのように貯金していけばよいのかも明確になります。また、明確な目標が定まっていない場合でも、何かしたいことや欲しいものがでてきた時のために、毎月1万円は貯金するようにするといった目標を立てることで自ずと頑張れるようになってきます。

最後に

いかがだったでしょうか。学生の間から、お金のことについて少し考えてみたり行動しておくと、のちのち自立した際にあたふたせずに済みますし、何より将来的な金銭面での失敗を事前に防ぐことができます。
今回の記事をきっかけにして、少しだけでも良いのでお金について考えるようになっていただければ幸いです。

 

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Shunsuke

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金沢大学医学部に在学中の医大生ライター。兵庫生まれ、六甲学院高校出身。 趣味はコーヒー。 新しい発見を求めて、暇あらば金沢のコーヒーショップを巡っている。 ...

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