医大生インタビュー(29)
聖マリの特徴と雰囲気(聖マリKさん)

大学についてオープンキャンパスや説明会で中の様子を知れる機会はあるものの、実際に入学してみると「イメージと違った」とびっくりしてしまうこともありますよね。
どんな学校なのか?は、実際に通っている先輩に聞いてみるのが一番。
今回は、聖マリアンナ医科大学の雰囲気についてお伺いしました。
独特の実習や、どんな人が多いかについて話していただきましたよ。
今回インタビューした医大生の先輩はこちらの方!
【お話を聞いた方】
Kさん
【学校・学年】
聖マリアンナ医科大学医学部 5年生
【現役・既卒】
再受験(薬剤師から)
前回の記事はこちら

聖マリの特徴と雰囲気について
今回は、聖マリへの入学後についてお話をお伺いしました。
学年ごとのカラーや、学生たちの雰囲気はどのような感じなのでしょうか?
受験生へのメッセージも頂きましたよ。
聖マリならではの点について
– 聖マリの特徴として、どんなことがありますか?
Kさん:1年から「早期体験実習」があります。
幼稚園で先生と同じ業務を体験したり、地域のクリニックや産婦人科を回ることで地域医療などに対する理解を深めたり、救急車に乗ったりする機会がありました。
– 男女差を意識することはありますか?
Kさん:特に意識することはありません。
学内の男女比が6:4とあまり不自然でないという点も大きいかもしれません。
ただ、身体診察の練習は同性のみで行います。
– Kさんから見て、学内にはどんなキャラクターの人が多いですか?
Kさん:ざっくり言ってしまうと、自己主張したい人が多いような気がします。
ただ、学年によってかなりカラーは違いますね。
卒業後のキャリアも、外に行きたい人が多い年度と、残る人が多い年度とがあります。
– 具体的に、どのようなキャリアの人がいるのでしょうか。
Kさん:大学病院や街の病院に就職する以外にも、保健所に就職したり、法医学の道に進んだりする人がいます。
家を継ぐパターンも多いですね。
ただ結局、どう進んでも医者にはなります。
医学部なので、将来医師になることを確定させて入学してくる人がほとんどです。
受験生へのメッセージ
– 最後に、受験生へメッセージをお願いします。
Kさん:私は合格まで2年半かかりました。
それは普通の家だったため、親にお金をかけさせたくないという思いから国立にこだわっていたからです。
もしなんとかなるなら、私立でいいので早く医学部に行ったほうがいいです。
将来の診療科選択や就職先が制限されてしまう場合もありますが、学生支援機構や地域枠などの奨学金もあります。
最終的に医者に行き着くのは同じです。
早く大学に合格して医者になることを優先してください。
次回の医大生インタビューは「予備校時代の経験」!
1年生のうちから地域のクリニックなどで実習できるのは、聖マリならでは。
早くから「自分はどんな医者になりたいか」のイメージができるので、勉強にも熱が入りますね。
さて次回からは、杏林大学3年生のSさんにインタビューします。
高校卒業後、予備校で勉強していた頃の体験についてお伺いしました。
「勉強が辛い」と思っている受験生にこそ読んでほしい内容です。

九州大学大学院修士課程修了(哲学専攻)、千葉県出身。大学は上智大学文学部哲学科。
勉強する時はリプトンの紅茶を常にお供にしていた。
受験時は特に世界史に苦労し、先生には「数学受験だと思ってた!」と驚かれるほどの状況だったがなんとか現役合格。 大学・大学院在学時は塾講師/家庭教師として文系科目を教えました。

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