医大生インタビュー(16)
勉強開始時期と併願校(埼玉医大Dさん)

Exam Information

高校生が進路を考え始めるのは、多くの場合高校2〜3年生になった頃のこと。
文理選択をして、部活の引退が目の前に見えてきた頃に「進路」を意識し始めることが多いのではないでしょうか。

そこで今回は、医学部に合格した先輩に勉強開始時期と、勉強で力を入れた部分などについてお伺いしました。
「将来的に医学部を目指したい」とお悩みの人はぜひご覧ください。

 

今回インタビューした医大生の先輩はこちらの方!

【お話を聞いた方】
Dさん
【学校・学年】
埼玉医科大学医学部 5年生
【出身】
山梨県
【現役・既卒】
1浪合格

 

前回の記事はこちら

 

受験勉強開始時期と予備校の選び方

今回からは、埼玉医大に合格されたDさんにインタビューしています。

医学部受験を意識して勉強を始めた時期と、浪人時にどんな予備校に通っていたのかについて教えてもらいましたよ。

 

勉強開始時期は?

– 受験勉強を始めたのはいつからですか?

Dさん:父が医師ということもあり、小学校の頃から漠然と医師になりたいと思っていました。
誰かの役に立ち、自信にあふれている姿を見て「かっこいい」と憧れていたんですね。

ただ医学部を目指すことを決めたのは高校2年生の終わり、本格的に勉強を始めたのは高校3年生になったときくらいからです。
偏差値は50くらいからのスタートでした。

 

– 特に力を入れた教科などはありますか?
Dさん:英語と数学ですね。
この2つの教科は特に勉強に時間がかかると知っていたので、とにかくその2科目を集中してやっていました。

そのおかげもあり、特にセンター試験では英語と数学は高得点が取れました。

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ただその反面、現役時代は苦手な地理の単純暗記に時間を割けませんでした。

 

– 併願校は現役と浪人時で変化はありましたか?

Dさん:現役時と浪人時、同じところに出願しました。
国立は秋田大学と愛媛大学、私立は岩手医科大学・埼玉医科大学・杏林大学・聖マリアンナ医科大・日本大学・日本医科大学です。

スタンダードにチャレンジ校と実力相応校、合格可能性の高いところを受験しています。
岩手大学も合格しましたが、「実家に近い」ということで埼玉医大に進学しました。

 

浪人時代の塾はどう決めた?

– 浪人時は予備校に通っていましたか?

Dさん:はい。少人数制の医療系予備校に通っていました。
拘束はあまり厳しい方ではなく、朝9時か10時くらいに講義開始、午前中に2講義、午後に3講義くらいを毎日受けていました。

 

– 予備校を決めるきっかけなどはありましたか?

Dさん:予備校を決めた一番の理由は父が塾長の話に共感したことですね。
僕自身も、少人数制という点を魅力に感じました。

少人数制ならば、生徒に対する先生の数が多いのでわからないところがあっても質問しやすいですし、授業数も適度なので自習時間が多く取れ、自分のやりたい勉強ができるかなと考えました。

 

次回の医大生インタビューは「埼玉医大の面接」について!

やはりどのインタビューでも、受験時の勉強の話となると出てくるのが「英語」と「数学」。
医学部に合格するためにはこの2つの科目を攻略することが肝となってきますね。

次回のインタビューでは入試時、実際の面接で何を聞かれたのかを詳しく伺いました!
いざ試験官の前に出ると頭が真っ白になってしまうこともある面接、何を聞かれるかイメージしておくだけでも違いますよ。

 

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二木原 恭子

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九州大学大学院修士課程修了(哲学専攻)、千葉県出身。大学は上智大学文学部哲学科。 勉強する時はリプトンの紅茶を常にお供にしていた。 受験時は特に世界史に苦労...

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