英語の長文読解を得意になろう。長文を克服するコツとは?

医学部対策の勉強法

長文読解が苦手な人はいませんでしょうか。

英語がたくさん並んでいるだけで、嫌だ。

解いているうちに時間切れ。

そんな人に向けて、英語の長文読解が得意になるためのコツを紹介します。

1. 基礎的な力をつけよう。

中学で習った文法がわからない。語彙力が全くない。この状態で、長文に取り組むのは大変です。まずは、基礎的な力をつけていきましょう。この状態で私がおすすめするのは、文法の例文を、覚えていくことです。

 

例えば、現在完了の経験の意味での例文で、

I have been to Osaka many times. 

私は何度も大阪へ行ったことがある。

という例文があったとします。

この場合、英語を見て日本語にする、日本語を見て英語にすることをどちらでも出来るようにしてください。これが出来るようになると、基礎的な力がついていくと思います。

2.長文読解のコツ

pile of assorted-title books

私の受験時代の得意科目は英語。特に、長文読解が得意でした。文が長ければ、長いほど、高得点を取っていました。ということで、ここから長文読解をするコツを紹介したいと思います。

①接続詞に注目する。

接続詞に注目して文章を読みましょう。接続詞とは、but、and、Howeverなどのことを言います。接続詞は文と文との関係を示します。接続詞に注目すると、わからないところがあっても、意味を推測することができます。

例えば、BTSの”We Don’t Need Permission To Dance”の歌詞から例をだします。

A.

There’s always something that’s standing in the way

いつも何かが邪魔をするけれど

B.

But if you don’t let it faze ya

それに動揺しなければ

C.

You’ll know just how to break

どうやって乗り越えればよいかわかるはず

 

私は今回、Fazeという単語の意味を知りませんでした。しかし、前後の意味を推測して大体の意味をとることができました。この歌詞は、A but B Cという順番になっています。butという接続詞がBの文頭に来た時点で、Aとは反対の内容がB、Cにあることがわかります。そのため、困難にぶつかっても乗り越えられるというおおよその意味を捉えることができました。

よく使われる接続詞はそこまで多くありません。どんどん覚えていきましょう。文中のなかで、接続詞が登場したら、前後の文と合わせて意味を推測していきましょう。

②英語でよく使われる構成を頭にいれる。

英語で何かを主張したいときによく使われる文の形があります。小説や感想文を書くときは違いますが、長文読解で出題される多くの文章に使われています。

それが、Introduction、Body、Conclusionという3つの部分で構成された文章です。

日本語だと導入部、本論、結論といいます。導入部→本論→結論と話が進んでいきます。

通常、導入部では、読者の気を引く話を織り交ぜながら、文章のテーマを紹介し、自分の主張を提示します。その後、導入部で提示した主張の根拠や、具体例を本論で述べます。そして最後に、主張や証拠のまとめを行い、もう一度自分の意見を示します。

複数の段落がある文章だと、1段落目が導入部、2段落目からが本論、そして最後の段落が結論です。

 

この構成を頭に入れると、長文の英語を読むときにとても役に立ちます。

例えば、この文章のテーマは何か、全くわからない。そう思ったときは、1つ目の段落を見てみましょう。必ず、テーマが書かれているはずです。

また、最初と最後で結論が違うということはほぼありません。1つ目の段落と、最後の段落で、筆者の主張が変わっているように思えたら、誤読している可能性が高いです。きちんとチェックしましょう。

参考:https://www.ius.edu/writing-center/files/essay-construction.pdf

③わからない単語があったら言い換えがないか探す。

text

文中に意味を知らない単語がでてきても、パニックにならずに、言い換えている文章がないか探しましょう。英文では、前にでてきた表現を違う単語で言い換えて、同じことをもう一度主張することが多くあります。

私が大学で英作文を学んだときに、注意されたことが一つあります。それは、1回使った単語を、2回目に使うときは言い換えなければならないということです。

例えば、主張するという意味でclaimを使ったら、次に主張するといいたいときは、argue、assert、stateなどと言い換えて使わないといけません。

前後に同じようなことを書いている文がないか探しにいきましょう。

④よく長文読解で使われるテーマの内容に詳しくなる。

英語の長文読解で使われるテーマは決まっています。よく出題されるのは、環境問題、異文化理解、動物と人間の違いなどがあります。その分野に詳しくなりましょう。日本語でも、よく知らない分野の文章を読むと、理解するのは大変です。まして、英語で詳しくない分野の話を書かれても理解できません。よく出題される話題に詳しくなると、便利です。

3. 語彙を増やしたい人に

長文読解の語彙をつけるためにおすすめな参考書は、「話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]」です。大学受験に頻出のテーマから、必要な単語を覚えることができます。

テーマごとにまとまっているので、非常に覚えやすいです。

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まとめ

Big Ben, Bridge, City, Sunrise, River

今回は、英語の長文読解のコツを紹介しました。

みなさんも、これで長文読解を得意にしましょう。

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