大学生の実家暮らしは甘え?実家暮らしと一人暮らしを徹底比較

大学生活を始めるに当たって、実家暮らしと一人暮らしどちらを皆さんは選ぼうと考えていますか。
そもそも、家が遠い人は一人暮らしの選択肢しかないですし、近い人はご家庭の事情や一人暮らししたいかどうかによると思うので、これに悩まれている方はぎりぎり通えるけど家が遠いという方がおおいのではないでしょうか。
特に証拠はありませんが、一般的に言われる大学への通学時間の限界である120分と言われています。私は実家暮らしの間、この時間よりも時間をかけて学校へ通っていました。現在は、授業の時間の変動が大きくなったため、一人暮らしをしています。
実際に、実家暮らしと一人暮らし両方を経験した私が思う実家暮らしのメリットとデメリットを紹介していきます。
実家暮らしのメリット
私が考える実家暮らしのメリットは以下の通りです。
1.安い
2.ごはん、洗濯、掃除など家事をしてくれる
3.勉強する
また、これは個人的にですが、実家の方が日当たりもよく、部屋も広いため、家の中でのびのびできることが私は嬉しかったです。
安い
当たり前ですが、一人暮らしの場合は、家賃、光熱費、通信費など固定でかかる費用があります。これらは月の電車の定期代よりも圧倒的に高くなります。また、初期費用、引っ越し代、家具代など一人暮らしを始めるにあたって必要な出費もかなりの額です。
学生のうちはまだ家を借りるのに十分な金額を稼げない人が大半だと思うので、ここら辺は保護者との相談になってくると思います。どんなに家が遠くとも、通えるギリギリに住んでいる方の電車の定期代は家賃だけをみても明らかに安いのでは内でしょうか。例外として、大学側で安い寮などを貸し出している場合は電車の定期代より安くなる可能性はあります。
ごはん、洗濯、掃除などをしてくれる
これは、一人暮らしをし始めてから分かりましたが、家事を行うのはかなり面倒です。
特に、3食健康的なご飯を食べようとするのは大変で、料理をする時間もとられますし、献立を考えるのも難しいです。しかし、すべて外食だと、健康的で値段が高い食事か、栄養の少ない安い食事になりがちなです。
今まで実家でご飯を作ってこなかった人はまず料理を作るということが下手な可能性が高く、かってが悪いのでさらに料理に時間がかかると思います。
また、洗濯や掃除も意外と時間が掛かります。通学時間が往復3時間以内の学生が一人暮らしをする場合、通学時間よりも家事をしている時間のが長くなることもあるのではないでしょうか。
勉強する
これは、本当に人によりますが、一人暮らしを初めて成績が下がった人を何人か知っています。
わたしは、変化なしという感じでしたが、人によっては一人暮らしで勉強する習慣が減り、遊んでしまい、成績が下がってしまったようでした。遠い家だとしても実家暮らしのが成績が上がるのであれば、実家から通うべきだと思います。
一人暮らしで成績が下がるのは、誰にも見られないからだらだらするという甘えが生じるからだとおもっています。だからといって、自分を律するのは大変です。留年するより、実家暮らしをした方がいいと思います。
私も、甘えが出る方ですが、家から遠くともわざわざ学校に行って勉強するスタイルだったので変化がなかったのかもしれません。
それでも一人暮らしを始めたい場合は、カフェや学校にいって勉強したり、勉強の進捗状況を報告する勉強仲間をつくることをおすすめします。
実家暮らしのデメリット
私が考える実家暮らしのデメリットは以下の通りです。
1.通勤時間が長い
2.家に帰る時間に気を遣う
3.好きなことができる
通勤時間が長い
これが、最大のデメリットだと思います。
NHKの放送文化研究所が5年ごとに行っている国民生活時間調査では通学時間の平均は1時間7分でしたが、この時間が無駄になると考えるとかなり時間がかかっている方だと思います。
電車の時間は勉強に使えば良いという話をよく見かけますが、基本的に勉強効率が下がるので、通学時間は短い方が良いです。私は、朝は早すぎて寝てましたし、帰りはケータイを見ているだけで結局勉強しませんでした。やるがなかったのが大きいですが。また、座れたとしてもできる勉強の幅には限りがあります。単語とかであればまだ良いですが、医学部の勉強で単語だけを覚えていくようなものはほぼありませんし、科目によっては公共の場で開くのがはばかられるようなものもあります。普通に家や学校、カフェなどで机に座って勉強した方が良いです。
特に証拠はみつかりませんでしたが、理想の通学時間は20分前後といわれているので、それよりも通学時間の長い学生はメリットとデメリットを検討した上で一人暮らしを考えてみるのも良いかもしれません。
家に帰る時間に気を遣う
これは、人によると思いますが、私の家は駅から遠いため、必ず両親に駅まで送り迎えをしてもらっていました。
両親にも仕事があるため、あまり遅い時間には帰れず、大学生になってから参加した飲み会は基本的にすべて途中で抜けていました。途中で抜けることを悪く思う必要はないですが、やはりすこし寂しいですよね。
いつも後ろ髪引かれながら帰っていました。
好きなことができる
皆さんの保護者の方との関係にもよると思いますが、私は自分が勉強している姿や趣味を楽しむ姿を両親に見られることに抵抗がありました。仲が悪いことは決してないのですが、それでも自分がやっていることに干渉されることがいやでした。
今は一人暮らしをしているため、だらだらする時間も増えてしまいましたが、趣味に没頭したり、いままでやっていなかった勉強をどうどうとしたりすることができています。
いかがだったでしょうか。私の考える実家暮らしのメリットとデメリットについて紹介しました。
実家暮らしがいいか一人暮らしがいいかはその人のライフスタイルや考え方によってかわると思います。
メリットとデメリットをしっかり考えて、どちらにするか選ぶことをおすすめします。
東京医科大学の医学部の医大生ライター。カラフルでポップでワクワクするようなイラストや服を見るのが好き。音楽にも興味があり、3歳から現在まで様々な楽器を演奏してきました。現在は、アコーディオンをたまに練習しています。コロナ禍で外出機会が減っているので、家で楽器を演奏すると癒されます。留学に興味があり、少しずつですがUSMLE(アメリカ医師国家試験)の勉強中です。

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