医学部生かつ面接指導者が教える!
~医学部入試面接落ちへの対策~

みなさんこんにちは。雨と湿気でムッとするような圧を肌で感じる様になりましたね。
前回は医学部受験でせっかく一次試験に合格しても、その後の面接で不合格になる人の特徴についてお話ししました。

今回は、そのポイントをいかに打破して、合格を勝ち取るか、対策をお伝えしたいと思います。
面接官に好印象を与えるための対策
①聞かれたことに正確に答えられない
これの原因はいくつか考えられます。
・すごく緊張するタイプ
・もともと話が長い人
・そもそも聞かれた内容がよくわかっていない
大体この3パターンに分けられると思います。
まず緊張するタイプの方、緊張を解そうとして話しすぎてしまうのではないでしょうか?そういった方は、緊張を軽減してあげる必要があります。例えば、人前で話すことに緊張する→面接官から質問されたらまず一呼吸する、一次試験に通過したのが1校だけでこの面接に賭けている→この面接で失敗したからといって人生が終わるわけではない、と言い聞かせる、など、自分の緊張している理由を自分自身で探りましょう。
もともと話が長い人、まず言いたいことを一言でまとめましょう。その後に話を続けると、どんなにとっ散らかってもたいてい軌道修正が効きます。
そもそも話の内容がよくわかってない人、恐れずに面接官に質問しましょう。「それは〇〇ということでしょうか?」など言い換えて質問することで、相手に対してマイナスな印象を与えることを減らせます。
②黙る
この場合、面接対策が不足していることが考えられます。私が今まで面接対策をしてきた生徒は、最初は質問に対して沈黙が続いてしまうことがあっても面接練習を重ねていくと必ず適切な返答ができる様になりました。これは意表をつく様な質問をした場合も同様で、面接の流れに慣れることで自然とどんな質問にも答えられる様になっていきます。
③態度がなんとなく悪い
これは態度が悪く見られてしまう自分の癖を直していくしかありません。相槌がタメ口になってしまうなら面接練習で何回でもやり直す、自分のふとした返答に対して周りの人にダメ出ししてもらう、などです。
面接は会話のキャッチボール
いかがでしたか?
面接は合格させるための試験ではなく、入ってきて欲しくない人を落とすための試験です。
つまり、周りの人と同じくらいの及第点が取れていれば大丈夫なんです。もちろん、思いに感銘してもらえばかなりの高得点をとって有利になることもあるかと思います。しかしその時に対応する面接官によって与える印象も変わりますし、そこにあまり期待しないようにしましょう。
みなさんの健闘を祈ります!!
東京生まれ・東京育ちの医学生(杏林大学在学中)。
基本ふざけていますが(写真参照)、医学に関しては真面目です。
入試では一次試験全て合格・二次もほぼ合格
医学部を目指す人が合格できるよう、自分の体験談を踏まえて有益な情報を流せるようがんばります。

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