医学部に強い高校はどこ? 2020年最新ランキング

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医学部に強い高校はどこ? 2020年最新ランキング

医学部を目指す人たちって、減っていると思いますか? それとも、増えていると思いますか?

「医師は、サラリーマンと違ってクビになることがない安定した職業だから、安定した職業である公務員が人気の今、医師を希望する人は増えているのでは」と考える人は、多いんじゃないかと思います。

でも実際には、医学部(医学科)を受験する人の数は、ここ数年、減り続けているんですよ。

医学部や医師を志している人も、医学部を目指そうか迷っているという人も、そうでない人でも、医学部入試に興味を持っている人って多いと思います。

漠然と医学部入試について知りたいという人のために、記事をまとめてみました。

Contents
1.2020年の医学部の入試状況は?
2.医学部に強い高校ランキング

2020年の医学部の入試状況は?

優秀な生徒の多い高校では、理工系や情報系が人気となりつつあり、東大や京大の医学部以外の学部への進学希望者が多いため、医学部の競争率は下がっています

2020年度の国公立大の医学部志願者は、前年比87パーセントの約22,000人でした。同年度の国公立大医学部の倍率は、前年の6.1倍から5.5倍に下がっています。同年度の国公立大医学部の合格者数は、約4,000人となっています。

とはいっても、国公立大医学部の難易度は旧帝大(東大・京大など)並みで、私立大学医学部の難易度も早慶と同じくらいであると言われていますから、決して甘く見てよいものではありません。

それに、倍率が下がったとはいっても、文系学部など他学部と比べれば、依然として医学部の人気(倍率)は高いままですよね。

ただし、もともとの志願者が減ったことに加え、昨今の入試で倍率が下がったため浪人生が少ないこともあり、医学部入試は、前年や前々年と比べると、ハードルは下がっていく傾向にあると言えます

 

医学部に強い高校ランキング

国公立大の医学部に強い高校は、どこなのでしょうか。

国公立大の医学部医学科に多くの合格者数を出している高校を、1位から20位までランキング形式で紹介します!

 

1位 東海高校(愛知) 林修先生の出身です。

2位 灘高校(兵庫) 東大理Ⅲに強いことで有名です。

3位 洛南高校(京都) 『ドラゴン・イングリッシュ』で有名な竹岡先生の母校です。

4位 四天王寺高校(大阪)

5位 久留米大附設高校(福岡)

6位 愛光高校(愛媛)

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7位 青雲高校(長崎)

8位 ラ・サール高校(鹿児島)

9位 東大寺学園高校(奈良)

10位 甲陽学院高校(兵庫)

11位 札幌南高校(北海道)※

12位 清風南海高校(大阪)

13位 開成高校(東京)

14位 新潟高校(新潟)※

15位 熊本高校(熊本)※

16位 仙台第二高校(宮城)※

17位 昭和薬科大学附属高校(沖縄)

18位 渋谷教育学園幕張高校(千葉)

19位 桜蔭高校(東京)

20位 西大和学園(奈良)

 

以上、トップ10は私立の中高一貫校で占められています。

理系教科に重点を置いた独自のカリキュラムを実施することができる私立中高一貫校は、やはり医学部入試でも威力を発揮するのですね。

なお、※がついている高校は、公立高校となります。

13位の開成高校は、東大合格者数は日本一ですが、それと医学部進学者数は別なのですね。

進学校でも、東大を目指させるか、医学部を目指させるかは、学校によって違うのだと思います。

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Medichen編集長

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・出身校 東京大学大学院 ・出身地 東京都世田谷区 ・経歴 英会話スクールで講師とバックオフィスを担当。現在は医学部受験塾ASIRにて英語、地歴公民、国語を...

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