【大学受験が怖いあなたへ】不安とうまく付き合っていく方法5選

Motivation

「受験が怖い」

「落ちたらどうしよう」

そういった不安に押しつぶされそうになる時、ありませんか?

今回は、そういった不安が生まれる原因と、試験本番に向けた気持ちの切り替え方をお伝えします!

大学受験が怖いのは本気で目指しているから

受験が怖いのは当たり前

仮に、あなたが余裕で合格できる大学を志望しているとします。その場合、あまり怖く感じないはずです。

怖いと感じるのは、頑張ったら合格できるかもしれないところを目指しているから。そして、その大学に行きたい気持ちが強ければ強いほど、不安も大きくなります。

不安とうまく付き合っていく

合格の通知が来るまで、不安がなくなることはありません。

不安に押しつぶされて、勉強に集中できなくなることを避けるために、不安とうまく付き合っていくことが重要です。

大学受験を怖いと感じる理由

模試の判定が悪かった

「現役生は夏に部活を引退してから成績が上がる」「夏休みを乗り越えて秋に成績が上がる」「現役生は直前まで成績が上がる」

皆さんもこのような言葉を聞いたことがあるはずです。しかし実際は、受験が近づくにつれ、他の受験生も成績が伸びてきて、相対的に成績が上がりにくくなります。

模試の判定はあくまで参考程度にしましょう。予備校などが出題傾向を分析して模試を作っています。重要なのは、その良問たちの中でできなかった問題をしっかり復習することです。

自分の努力が足りないと感じる

勉強しなきゃいけないとわかっているのに、スマホを見てしまったり、ダラダラ過ごしたりした後に、自己嫌悪の感情が湧きあがってくることはありませんか。

焦りを感じつつ、勉強もしていない状況をきっと多くの受験生が経験しているはずです。

周りと比べてしまう

小・中学校での学びは、真面目にやっていればある程度良い成績を取ることができます。それに対し、高校での学びは量も難しさも桁違いです。生まれ持ったセンス、頭の回転、桁違いに努力できるという才能なども、かなり成績に影響してきます。

天才的な理解力を持つ同級生たちがどんどん成績を上げていく中で、昔からの優等生タイプは特に焦りを感じてしまうでしょう。

特に理由はないけどとにかく不安

低気圧や体調不良、女性の場合は毎月のホルモンバランスの乱れにより、とにかく不安を感じてしまう時期があります。生理的な問題なのでしょうがないですが、自分がどういう時に不安になりやすいか、記録を付けてみてください。

自分の身体の状態や傾向を知ることができれば、それに合わせて対策もできます。

不安とうまく付き合っていく方法5選

5分でもいいから勉強してみる

勉強はやったぶんだけ自信になります。もし勉強していなくて焦っているなら、まずは5分でもいいので勉強してみてください。

それまでやる気が出なくても、意外と勉強モードに突入できますよ。

志望校に行きたい理由や将来やりたいことを紙に書き出す

もう一度、志望校に行きたい理由やそこで学びたいこと、そして将来の目標を紙に書き出してみましょう。

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この作業は「ジャーナリング」と言い、ストレスや頭の中のモヤモヤを書き出すことで、心身ともに良い効果が得られることが証明されています。テキサス大学の社会心理学者、ジェームズ・ペネベイカー氏が失業者を対象に行った研究によると、ジャーナリングによってストレス指数の改善と、血圧の低下、免疫機能アップ、幸福感の高まりなど、心身ともに良い効果が得られました。それだけでなく、ジャーナリングを行った群は対照群に比べ、8か月後の就職率が40%高かったそうです。

ジャーナリングのことは以前知りませんでしたが、たまたま私も中高生のときに、「ストレスノート」を作り、モヤモヤしたことを書き出していました。自分の心の深層と向き合い、書いていくうちに、モヤモヤの絡まりがほどけて、頭の中がすっきりした気分になれました。

過去の自分と比べる

「昨日できなかった問題ができるようになった」

これは立派な成長です。

生まれ持った才能が人それぞれ違うので、他の人と比べても意味がありません。昨日の自分がライバルです。

勉強して、1問でも2問でもできるようになった自分を認めてあげてください。そういった過去の積み重ねが受験本番の自信につながります。

家族や友達と話す

皆さんも誰かに悩みを話してすっきりして経験はありませんか?

ひとりで不安を抱えていると、繰り返し考えてしまい、不安が大きくなってしまいます。これを精神学の言葉で「反芻(はんすう)」と言います。反芻思考を防ぐために、信頼できる家族や友人に話すのがとても有効な方法です。

できるだけ共感してくれる人に話してください。心がデリケートなときに、否定されるような言葉を聞いてしまうと、心がより弱くなってしまいます。

そして、もし友人から受験の不安を相談されたら、まずは共感してあげてください。心がデリケートなときは、叱咤激励が逆効果になってしまうことがあります。

身体をいたわる

長く受験勉強を続けるために、時にはしっかり休息を取ることが重要です。ポイントは、「計画的に休む」、そして「罪悪感を持たない」ことです。

たとえば、身体が異常にだるい日は朝から「今日はしっかり休む」と決めて休みましょう。その代わり、しっかり休んだ次の日は集中して勉強します。

こちらの記事でおすすめの休み方を紹介しています。

一番良くないのは、無計画にダラダラ過ごしてしまって、罪悪感を持ってしまうことです。

まとめ:不安を原動力に変えて受験に臨もう

不安を感じているのは、本気で受験に挑戦してるからです。

その不安を原動力に変えて、受験勉強を乗り切り、目標を叶えてください。

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Cho Shinnichi

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金沢大学医学部に在学中の医大生ライター。中国生まれ、石川育ち。 臨床の現場に漢方医学を広めるのが人生の目標である。 生粋の文系少女で、文理選択に悩みつつも高...

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