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【入りやすい医学部はどこ!?】穴場の国立医学部はこんなにあります!国公立と私立の違いについても

医学部入試情報

入りやすい医学部はどこ!?国公立、私立で受かりやすい医学部を解説します

 

医学部というと、「人気があって、難易度が高い」という印象が強いのではないでしょうか。

たしかに、昨今、医学部の受験者数の減少に伴って、多少は偏差値が下がってきたものの、他学部と比べて依然として難易度は高いままと言ってよいでしょう。

国立大学の医学部であれば、東大・京大レベルのところが多いと言いますし、最低でも旧帝大の他学部に合格するレベルの実力が求められます。私立大学の医学部でも、早稲田・慶応レベルの実力が求められます。

でも、医師は人気のある職業ですし、「医師になりたい、医学部に入りたい」という欲求の強い人は少なからずいると思いますから、少しでも入学しやすい医学部を探すのは、ある意味で当然と言えるでしょう。

本日は、国公立と私立に分けて、入りやすい医学部をご紹介します。

現在、日本全国には82校の医学部設置大学があります。基本的には受験の最高峰とも言われる医学部受験。その中でも特に入りやすい学校をご紹介します!!

 

国公立で入りやすい医学部は?

 

偏差値65以上の医学部は、一般的に言って、合格が難しめであると言えます。

 

でも、国公立大学の医学部でも、偏差値が65未満のところがあるので、学力に自信がないけれど国公立を狙いたいという人にオススメです。

 

偏差値が比較的低くなる国公立大学は、旧帝大を除く地方の大学に多いようです。首都圏の国公立大学は偏差値が高くなるので、以下に挙げたのはいずれも地方の国公立大学です。地方の国公立医学部は学費や生活費が格段に安いという大きなメリットもあります。

 

地方の国公立大学医学部の2次試験は、旧帝大を除いて基本的に、問題数は多くても基礎、基本が出題され、広範囲の基本事項を抑えていれば問題なく解けるという傾向にあります。

 

また、偏差値だけでなく、志望する医学部の2次試験の出題傾向が、自分の学力の特徴に合致しているのかも重要です。赤本をなるべく早い時期に購入して過去問分析を行い、志望する大学の出題傾向や頻出出題形式(や頻出分野)などをチェックして、早い段階で対策を練るようにしましょう! 過去問を解いて出題傾向を知ったうえで、以下に挙げた入りやすい医学部の中から、「ここなら、自分でもいけそうだ」という大学を選ぶようにしましょう。

 

そして、国公立医学部には地域枠があり、「卒業後、〇年間は、〇〇(診療地や診療科)で医療に従事すること」といった条件と引き換えに、一般入試より入りやすい特別な入試を受けることができます。地域枠の条件をよく確かめ、将来の計画を熟慮したうえで、地域枠入試を受験するかを決断するとよいでしょう。

 

田舎のほうに下宿して豊かな自然と触れ合いながら学生生活を送るのも楽しいと思いますし、何よりかけがえのない経験がたくさん得られると思いますよ。食事が美味しくて、特産物や海産物が安くておいしいという、地方ならではの良さについての話もよく聞きます。

偏差値64以下の国公立大学医学部

 

・宮崎大学

 

・徳島大学

 

・琉球大学

 

・鹿児島大学

 

・大分大学

 

・香川大学

 

・岐阜大学

 

・鳥取大学

 

・佐賀大学

 

・福島県立医科大学

 

・札幌医科大学

 

・旭川医科大学

 

・弘前大学

 

・山形大学

 

・秋田大学

 

赤字の大学は2023年度の最新偏差値一覧では64以下に下がった学校です。

参考

https://www.keinet.ne.jp/university/ranking/2023/kk10.pdf 

 

以上、難易度の低い国公立大学医学部でした。上述した通り、地方の医学部が軒並み並んでいる印象です。これらの大学が最も入りやすい国公立大学医学部と言えます。

 

私立医学部と併願して、「受かったら、学費の安い国公立に行きたい」という人などにもお勧めです。

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私立で入りやすい医学部は?

 

私立大学医学部でも、偏差値65以上のところは難易度が高くなります。

 

また、私立大学医学部について一般的に言えることとして、「学費が安いところは、偏差値が高い」という傾向があります。

 

やはり、学費が安い大学は、実力のある受験生がたくさん受けるという理由からでしょう。

 

学費が安い私立医学部

1位国際医療福祉大学

2位順天堂大学

3位慶應大学

 

1位の国際医療福祉大学は医学部新設の学校ですが学費が安いことから医学部開設以降、年々人気が増し、合格難易度も高いと言われています。

 

一方で少し前までは、私大医学部の学費の値下げが相次いでいましたが、最近になって学費を値上げする私大医学部もあります。

 

以下に、偏差値が65を下回る私大医学部を紹介します。

 

偏差値64以下の私立大学医学部

 

・兵庫医科大学

 

・福岡大学

 

・聖マリアンナ医科大学

 

・岩手医科大学

 

・獨協医科大学

 

・東海大学

 

・埼玉医科大学

 

・帝京大学

 

・川崎医科大学

 

以上に挙げたのが「最も入りやすい医学部」となりますが、最も偏差値が低く難易度が低い川崎医科大学でも偏差値62ですから、他学部を受ける受験生よりも多くの勉強量が必要になります。

また、川崎医科大学は、他の医学部と比べて学費が突出して高いので、私立医学部の併願戦略を立てるときには、学費も考慮に入れておくと、合格してから進学先を選びやすいかもしれません。

 

医学部受験突破に役立つ英単語帳については、以下の記事を参考にしてください。

医学部受験の英語の攻略方法については、以下の記事を参考にしてください。役立つ参考書や問題集も載っています。

数学が苦手な医学部受験生は、以下の記事を参考にしてください。

医学部受験の物理を突破する方法については、以下の記事を参考にしてください。

私大医学部に合格する受験勉強の計画の立て方については、以下の記事を参考にしてください。

医学部小論文対策に役立つ書籍については、以下の記事を参考にしてください。

また、独学で医学部を目指すという方は、こちらの記事も参考にしてください。医学部受験に向けた一般的な勉強法についても書いてあります。

大手予備校が出している医学部偏差値ランキングについては、以下の記事に掲載されています。

河合塾の偏差値ランキングはこちら
https://www.keinet.ne.jp/university/ranking/

駿台の偏差値ランキングはこちら
https://hensachiterrace.com/trivia/18992

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Medichen編集長

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・出身校 東京大学大学院 ・出身地 東京都世田谷区 ・経歴 英会話スクールで講師とバックオフィスを担当。現在は医学部受験塾ASIRにて英語、地歴公民、国語を...

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