【合格を後押し!】受験生にお勧めの食事レシピ

医学部受験のメンタル対策

みなさんは受験勉強に力を入れすぎるあまり、コンビニ飯や外食で食の偏った生活をしてしまってはいませんか。時間がなかったり、ストレスが蓄積すると、ついつい食生活に影響が出てしまい体調をくずしてしまうケースをよく耳にします・・・。

そこで今回は、受験生やその親御さんが押さえておくと得する食生活について解説していこうと思います!

受験生の食事、守るべきポイントは?これを守ると勉強に集中できる!

受験生は、集中してできるだけ長い時間勉強することが求められますよね。そういった環境下で、体調と集中力を維持するための食事として、押さえておくべきポイントは以下の通りです。

①朝食
②バランスのよい食事
③腹八分目

絶対に欠かせない朝食

皆さんは朝食を毎日しっかり食べていますでしょうか?中には、朝が弱くて、時間がなくて、おなかがすいてなくて、といった理由で朝ご飯を抜いて学校や塾に行く人もいるでしょう。ですが、そういった生活は実は勉強には向いていないのです。

当然のことですが、勉強をするには脳を働かせないといけません。そして、脳のエネルギー源となるのが糖分であり、糖分はパンや白米などの主食によって摂取することができます。また、体温を上昇させ体内時計を調整する役割や糖分濃度の調整をする役割でタンパク質の摂取も重要になってきます。

以上の理由から、朝食を食べることはもちろん、何を食べるのかにも注目してみると、午前中の勉強の質が向上します。入試当日は、午前から始まっていきますし、そこで実力を出し切れるようにするためにも、普段のうちから朝食を食べる習慣をつけておきましょう。

また朝食の大切さに関しては、以下の記事で大きく取り上げられていますので、ぜひご覧になってみてください!

3食ともバランスのよい食事を

先ほどもちらっとお伝えしましたが、3食ともしっかり食べるだけでなく、食事の内容にも注目する必要があります。献立には、主食・主菜・副菜などいくつかのメニューがありますよね。では、なぜそういったメニューに分けて食事を摂取する必要があるのでしょうか。

それは、体に必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切になるからです!何事においても過度なものは負担になるため、しっかりバランスを意識して摂取しましょう。取るべき栄養素については、また後ほどお伝えしますので、まずはバランスのよい食事が大切であることを心に留めておいてください。

食事の量は腹八分目が目安

食事は腹いっぱいになるまで食べた方がよい、と思ってしまってはいませんか?もちろん普段はそうしていただいて結構なのですが、勉強のための食事と考えると食事量はある程度抑えることをお勧めします。たらふく食べてしまうと、苦しくて勉強に集中できなくなってしまうばかりか、消化にエネルギーを消費しすぎてしまって、せっかく得られたエネルギーを削ってしまうことになってしまいます。

勉強がはかどる栄養源とは?4つの大切な栄養素!

受験生の食事に関する大原則を把握したところで、ここからは食事の内容にフォーカスを当てていきましょう。

バランスの良い食事を取ることの大切さに関しては、先ほどお伝えしましたが、どれをどれだけ1日に摂取すればよいかに関してとても参考になるものが農林水産省から提示されています。

上記のURLから、農林水産省のページを閲覧することができるのですが、そちらに記載されている食事バランスガイドは平成12年に策定された食生活指針を具体的な食事に結びつけられるよう分かりやすく図式化したものです。この図を見るだけで、取るべき栄養素と量を把握することができるのです。

そして、この中でも勉強の力量をUPさせるという観点で取るべき栄養素は以下の4つになります。

①糖質
②DHA
③ビタミンB1
④レシチン

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それでは、上記の4つについてその効果を詳しく見ていきましょう。

糖質

糖質は、先ほどもお伝えした通り、脳のエネルギー源となります。勉強するためには、頭をフル回転させ、情報整理や情報連結などさまざまな処理を脳内で行う必要があります。そういった作業をより効率よく行うためには、エネルギー源を摂取することが最も手っ取り早い方法となります。

DHA

魚などに多く含まれるDHAは、直接脳内に送られる物質で、細胞内外の物質の行き来を柔軟にする作用があります。そして、このDHAは記憶力に関係する海馬に多く蓄積され、神経伝達にも作用するため、記憶力・集中力にも大きく関係してくると言われているのです。

ビタミンB1

豚肉や玄米、うなぎなどに多く含まれるビタミンB1ですが、この栄養素は糖をエネルギーに変換する代謝機能に大きく影響してきます。ビタミンB1が不足してしまうと、脳の疲労が早まったり、集中力の欠如につながってしまうのです。

レシチン

レシチンは、大豆や卵黄などに含まれ、アセチルコリンという身体活動を向上させる物質を生成します。アセチルコリンは脳にも作用し、情報伝達スピードを向上させ頭の回転を早めてくれるなど、多大な影響をもたらしてくれるのです。

受験直前の食事管理で合格を!

ここまででだいぶ食事に対する意識も変わってきたのではないでしょうか。

それでは最後に、受験直前の体調管理という観点から、いくつか押さえていただきたいポイントをご紹介します。

刺激やあるものや食中毒には注意

もちろんのことですが、受験直前は最後の追い込み期であり、この時期は1分1秒を惜しんで勉強に充てることになります。そんな大切な時期に体調を崩して勉強時間が取れず、際たるものとして受験当日で試験を受けることができなかったということは、なんとしても避けたいですよね。そういったところからも、受験直前は特に、消化によく食中毒にならないような食事を心がけましょう。

受験当日のスケジュールに合わせて食事時間の設定

受験直前で最後の追い込みという観点では、受験当日のスケジュールにしっかり身体を順応させておくことがなにより大切です。いきなり違うスケジュール感で動くと、誰しも上手くいかなくなるものです。そうなってしまわないように、事前に当日のスケジュールを把握しておき、朝起きる時間や食事をする時間、さらには時間割に合わせた勉強科目の設定など徹底した管理を行い、身体を当日の動きに順応させてあげましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。食事をあまり意識したことがなかった人も、ぜひこの機会にゲン担ぎだとでも捉えてもらってよいので、意識して受験勉強を乗り越えていきましょう!

 

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Shunsuke

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金沢大学医学部に在学中の医大生ライター。兵庫生まれ、六甲学院高校出身。 趣味はコーヒー。 新しい発見を求めて、暇あらば金沢のコーヒーショップを巡っている。 ...

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