医学部の授業をチラみせ!~医学英語編~

みなさんこんにちは。新学期の授業にはもうすでに慣れたでしょうか?
前回はぜひゴールデンウィークに読んでほしい本についてご紹介しました。

今回は医学部の授業についてご紹介したいと思います。
今までとは学び方が違う!?
みなさんは中学・高校と英語を勉強してきていると思いますが、それは主に文法やリスニングといった受験に応じた英語でしたよね。
医師になった場合どんな時に英語を使うかというと、
・海外からの患者さんを診察する時
・医学論文を読む時
・海外の学会に参加して質問したり自分が研究成果を発表する時
など日常的に英語に触れる機会が多くあります。
そのため、医学部での英語の授業は文法的な学びよりも、より生きた英語を学ぶ機会が多くあります。
私の通う大学ではTEDを使っています。TEDは研究者や著名人の生の英語スピーチを無料でみられるコンテンツです。主に医学分野の研究者や医師のスピーチを聞き取って内容理解・ディクテーション(聴きながら文字起こし)を行うのが主な授業内容でした。
これをやることで最新の医学知見を知ることができ、英語のリスニング能力や単語力、文法力も鍛えられるため、私にとってとても有意義な授業でした。
医学での留学は大変!?
医学部といえば留学で世界の医師と繋がる機会も沢山あります。
私の大学は低学年の間にイギリスの3週間ほど留学することができます。語学留学を兼ねつつ、患者さんに問診する時の対応などを実際に生の英語を聴きながら学ぶことができます。留学に行った友人たちはルームシェアをしつつ観光もしつつと、とても楽しい時間を過ごせたそうです。
そして6年生になると、海外で1ヶ月間の臨床実習が行えます。私の大学ではイギリス、アメリカ、中国、フィリピン、フランスなど様々な国に先輩方が実習に行っています。行った感想を聞くとみなさん口々に「本当に楽しかった!!!絶対行った方がいい!!!!」と話してくださいます。その感想を聞いて私も「絶対行きたい!!!!」といつも思うのです。
みなさんは海外の病院でどんなことを学びたいですか?
医師に英語は必須!
いかがでしたか?英語を勉強したくなりましたか?(笑)
みなさんの中には英語に苦手意識を持つ人もいらっしゃるかもしれません。しかし医師になったときに英語が使えないと周りのドクターよりも学べる機会が減ってしまうのは大きな痛手です。むしろ英語とはただのツールであって、その先にみなさんが成し遂げたい夢を叶えるための道具なので、怯むことなく勉強を続けましょう^^
東京生まれ・東京育ちの医学生(杏林大学在学中)。
基本ふざけていますが(写真参照)、医学に関しては真面目です。
入試では一次試験全て合格・二次もほぼ合格
医学部を目指す人が合格できるよう、自分の体験談を踏まえて有益な情報を流せるようがんばります。

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